SEVEN’S HOUSE のランチ（カレーライス）

　今日は朝から曇り空。昨日の雨は一旦止んでいますが、また降り出しそうな勢いです。

　桜（ソメイヨシノ）は随分と散り始めています。サクラの開花を後押ししてきた暖かさも、サクラのピークが過ぎると共に、ちょっと季節が逆戻りしたように、肌寒くなってきました。

　昨夜は少しマシだった花粉の影響も、今日はまた（しなくても良い）復活を遂げたようです。おまけにノドの調子もイマイチなんですが、その対策でのど飴を舐め過ぎたせいか、お腹の調子までイマイチ状態。リズムが崩れると、なかなか体調を維持するのも難しいところです。

　そんな状態ですけど、少し食欲を刺激するカレーでも食べようと思って、今日の昼食は神保町・学士會館の「セブンズハウス」さんへ行ってみました。

　いただいたのは、70年以上の歴史を持つレシピだという「カレーライス」（サラダ・ドリンク付き、1,000円）です。



　昨今のエスニック・ブーム（と言うのか不明ですが）で、所謂「本物」志向のカレーが多くなっていますが、時にはこうした少し懐かしい感のある洋食屋さんのカレーも良いものです。

　セットのドリンクは、食後にコーヒーをいただきました。天井のシャンデリアを映し込んでみましたが、わかりますでしょうか。



　以前は illy（参考記事(1)・参考記事(2)）のカップで出てきたのですが、今回は違っていたので、ちょっと残念です。

　「BLTサンド」や「バゲットサンド」も頼んでみたいところですが、スープとサラダ付きで1,000円（ドリンクは別売りオプションで＋200円）と、価格設定が若干高めにシフトしているので、どうも躊躇してしまいますねぇ。

　

　以前はいろいろメニューが変わったりしていたのですが、最近はすっかりこのメニューで固定されています。オープン当初に較べれば随分とお客様の入りが増え、かつ年齢層も高めの方が多いということもあって、このあたりに落ち着いてしまったのでしょうか。

　安定するのは良いことだとは思いますけど、多少手際が悪くとも、試行錯誤していた頃の方が面白かったような気がしてしまいます。

　ところで、この学士会館の建物は登録有形文化財（文化庁より）となっているそうです。



　この重厚な雰囲気ですから、なるほどという気がします。

　

　松本でも、大名町通りにある旧第一勧銀・松本支店などは、こうした形を利用してでも残して欲しいところなんですけど、取り壊してマンションを建てる動き（参考記事）がある模様。何だか松本の良さをスポイルされるようで、悲しくなってしまいます。


前回訪問記事：
SEVEN’S HOUSE のランチ（カレーライス）（2005-02-10）