92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

○ 8-4 オリックス 4回戦 (東京ドーム)

2005-04-23 | ファイターズ
 今日は東京ドームでバファローズ戦です。と言っても、主催はファイターズではなくバファローズ。ということで、いつものライトスタンドではなくレフトスタンドからの観戦となりました。

 まぁ札幌ドームではホームでもレフトスタンドですし、ビジター(これまで行ったのは西武ドーム・千葉マリン・神戸、それにはるか昔の大阪球場や川崎球場)でも観戦経験はあるのですが、やはり東京ドームでレフトスタンドというのは、何だか違和感ありまくりです。



 チケットの購入場所についても20番から22番へウロウロする羽目になりましたが、ビジターファンクラブ割引で外野席(1,500→1,000円)に入場し、かなりポール寄りに席を確保します。



 試合は正田投手がいきなり連打を浴びた後、北川選手に先制犠飛を打たれますが、直後の2回表に稲葉選手のタイムリー三塁打とオバンドー選手の今季初ホームランで逆転。6回表にもオバンドー選手のタイムリー二塁打が出てリードを広げたの束の間、直後の6回裏には的山捕手に追撃の2ランを浴びてしまいます。替わった立石投手も続く7回裏に北川選手の同点ソロを浴び、悪い流れで延長戦へ。

 ところが延長10回表、先頭打者の小笠原選手が萩原投手の初球を見事にソロホームランで勝ち越し。勢いづいたファイターズは稲葉選手のセンター前タイムリー、森本選手の送りバント後、代打田中幸雄選手は三振してしまいますが、中嶋捕手が二死から2点タイムリーを放ち、決定的な4点を挙げます。最後は(4点差あるのでセーブは付かないものの)横山投手が内野安打1本に抑え、長い試合を制することができました。



【試合展開】

北海道日本ハムファイターズ公式サイト (スコアボード)
TBS RADIO the baseball (試合詳細)

【今日の自分的収穫】

■ 稲葉選手

 立ち上がり不安定な正田投手がいきなり先制を許し、嫌な雰囲気だったのですが、チーム初安打の木元選手を一塁に置いて、センターの頭上を襲う大飛球。センター谷選手がグラブに当てながらも逸らすギリギリのところでしたが、見事な三塁打で同点に追いつくことができました。

 また、延長10回には小笠原選手の勝ち越しアーチの後、無死1・2塁のチャンスにセンター前へ貴重な追加点となるタイムリー。開幕当初は打撃がイマイチでしたが、今やクリーンアップの後をしっかり固める6番打者として、大きな存在になってきたようです。

■ オバンドー選手

 今季はこれまであまりパッとしなかったのですが、今日は2回に勝ち越しとなる今季初ホームラン(2ラン)を放つと、第2打席でもヒット、第3打席には貴重な追加点となるタイムリー二塁打を放ってくれました。ちなみに打点も今日が初めてだったりします。

 これをきっかけに、バッティングも上向いてくれると打線に厚みができますね。

■ 建山投手

 先発正田投手が安打や四球を6回まで毎回許す不安定なピッチングで、後を継いだ立石投手まで同点アーチを浴びるなど、どうもピリッとしない投手陣でしたが、吉崎投手が(1四球を出しつつも)後続を断つと、8回から登板した建山投手が(先頭打者こそヒットを許すものの)8~9回を(これまでの井場投手と違って)ストライク先行で0点に封じてくれました。

 相手に持って行かれそうな流れを、よく断ち切ってくれただけに、今日の救援勝利は納得のいくものでしょう。

 (去年に続き)故障で開幕出遅れてしまいましたが、これからは中継ぎ・抑えとしてしっかり活躍して欲しいところです。





【その他】

 SHINJO 選手、始球式でまた打って沸かせてくれましたが、打つ方はかなり調子を落としている感じですね。今日も6打数ノーヒット4三振と寂しい結果に終わっています。日米通算1500試合出場を達成し、ビジターであるにもかかわらず(下の写真の直前に)オーロラビジョンで字幕が出たのですが、バットの方は湿りっぱなしです。



 同じく小田選手も4打数ノーヒット3三振。四球を1つ選んでいますが、こちらも調子がイマイチのようで、1・2番がこの状態では打線としては苦しいところです。

 小笠原選手も延長10回こそ狙い澄ましたように勝ち越しホームラン(10号)を放ってくれましたが、それまでは3打数ノーヒット1四球と全般的に元気がありません。ホームランよりも単打や二塁打といった鋭い当たりを期待したいのですが・・・。でも、とりあえず今日のヒーローはこの人でした。



 アルモンテ選手は今日もスタメンでヒットを1本打ちましたが、終盤には代打を送られてしまいます。守る方でも併殺に取れそうなショートゴロが2つあったのに、いずれも1塁転送が間に合わずにランナーを残してしまいました。これをアウトにしておけば、もう少し正田投手もリズムに乗れたかもしれないだけに、ちょっと残念です。

 今日もチャンステーマ(チャンスde鳴子)は聴けなさそうな雲行きだったのですが、延長10回になってようやく機会が出来ました。ワッショイでスタートした後、中嶋捕手の打席でいきなり「北の国から」に切り替わったりしましたが、それに応えての2点タイムリーは嬉しかったですね。

 合併後、初めてオリックス・バファローズを観たのですが、やはり何だか微妙な感じですね。応援団は元大阪近鉄カラーが強いように感じました。北川選手・的山選手・阿部(真)選手など、元大阪近鉄の選手の応援歌が聴けたのは、何だか嬉しかったです。



 これで今季の観戦成績(公式戦)は3戦3勝となりました。昨季も開幕から5連勝しているだけに、今季もどんどん勝ち試合を見続けたいものです。

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