八戸市森林組合のブログ

森林・林業、森林組合の活動紹介、林業用の作業着の開発について等、課長の気まぐれブログです。

ツキノワグマの習性

2011年08月31日 | インポート

 以前、勤めていた静岡県の森林組合はとても熊剥ぎの多い地域でした。びっくりしたのは、間伐した後、写真を撮りに行ったら熊剥ぎにあったこと。せっかく山の手入れをしたのに、樹皮が剥かれてしまうなんて・・・。

 青森県では田子町、新郷村は熊の多いところですが、被害がありません。しかし、下北半島の熊は皮剥ぎを行います。

 何でなんでしょうか?ずっとなぞでした。

 先日、ネットを見ていたら、「ツキノワグマが木の皮を剥いで枯らしてしまう行動は特定の家系に限った「動物の文化」だった!って記事がありました。早い話が母親から教わるとのこと。

 遺伝子結果で分ったらしいです。すごい!

 防ぐ方法は?これからですな。

 ちなみに八戸市では獣害といえば、ウサギとネズミによって植林木が食べられてしまいます。私もワナの資格を取って、ウサギを捕まえていましたが、忌避剤のほうが安く・効果的なのでやめました。ちなみに脅威の日本鹿が少しずつ捕まっています。

 ドイツのフォレスターは皆猟銃を持っているようです。学校の授業にあるとの事。日本の大学の授業にはないでしょうね。鹿が増えたら私も鉄砲の資格をとりたいと思います。

 


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