八戸市森林組合のブログ

森林・林業、森林組合の活動紹介、林業用の作業着の開発について等、課長の気まぐれブログです。

H27 森フェスタin小岩井農場

2015年08月31日 | 日記
 今年も小岩井農場にて森フェスタin小岩井農場が平成27年9月5、6日9時から15時に開催されます・。

 重機展示コーナーからチェーンソー・グラプル競技会、ネイチャーゲーム、他様々なイベントで見どころ満載!
家族や彼女を連れて見に行く価値があります 昨年は当方も協賛として、景品を出しました。今年は展示会場に出展する予定でしたが、都合が合わずに断念しました。様々な方々とお会いしたかったのですが・・・。

 あとチェーンソー競技の応募は締め切りましたが、当森林組合の分だけ枠を頂いております。当組合の技術作業員はこれを見て私の方へ参加の希望をください。


 

安全ってそういう事じゃない?

2015年08月27日 | 日記
 平成26年度の林野庁「緑の雇用」の事業にてプレゼンしたパワーポイントの一部です。日本で一番難しい大学の大学院とプレゼンで一騎打ちした時のモノです。もちろん我々の提案が採用されました。本州の端っこの小さな森林組合が選ばれた事はとても驚きました。

 安全について色々考えた事なので、何かの参考になればと・・・。

 安全の意識をどう変えていけば良いか悩みますが、学校での教育?、緑の雇用の教育(良い)、事業体の教育(経営者へ)?、作業する方の免許制?どれが良いのかは分かりませんが、様々な場で林災防含め進めて特に厄介なのは2つで、ベテランの中途半端な意識と安全対策をする人を馬鹿にするような意見。もう一つは事業主が作業する方々を軽視する考えがもっとも普及を妨げるものでないかと思います。

 特にベテランの60歳以上の労働災害死亡率は急激に上がります。また今まで大丈夫だから、これからも大丈夫であろうという意識が怖いかと思います。

 

開発は続く

2015年08月27日 | 日記
 多分、日本初になるかと思うチェーンソー保護ブーツについて開発しております。まだまだ道は遠いものの、形が見えてきました。

開発のキーワードドとして防水、柔らかい皮、軽いです。

 ただ、まだまだチェーンソーに耐えられるのか?などの実験もしなくてはならないし、最終的にはユーロテストも受けなくてはならないのでこれからです。

 今まで足袋を履いていた人が急にヨーロッパのハードなチェーンソーブーツを履くのには抵抗があります。なんせ硬くて重いのですから。最終的にはハードなブーツを履くのが良いかもしれませんが、値段も高いのが残念なところ。なので、出来れば安くもしたい。足袋4000円を年で3回で12,000円。2年で24,000円だから、その程度であれば足袋から移せるかも。しかも軽く柔らかいので、スニーカー感覚であれば急斜面も、何か危険な時でもスムーズに移動できる。重いのは慣れることは出来るが、やはり軽いのが一番!まだまだ4月までは時間がかかりそうです。



 もう一つ。うちの労務班もどの会社でも草刈り時に蜂に刺される事が多いです。草刈り時に蜂に刺されるとアレルギーにより死ぬ危険もあります。実際岩手北部の森林組合の作業員の方もありましたし、労災の事例集でも時々見ます。チェーンソーで足を切って死ぬ事例はほとんどありませんので、本当の意味で安全対策をするのであれば蜂を甘くは見られません。

 この対策として、アナフィラキーショックを起こす前に、エキペンで注射をして気絶する前に病院へ行くこと。アシナガバチは手を良く狙うので、耐蜂の手袋を履く事や蜂ネットを被る事。特に耐蜂用で防振対策をしてある手袋に良いのが無いので、今開発をしております。



 我々が出来る開発はどのくらい役立てるのかは分かりませんが、一生懸命取り組んで「林業で生活する仲間」を少しでも安全に働けるようにしたい。

 

八戸騎馬打毬と徒打毬

2015年08月08日 | 日記
 先日行われた八戸三社大祭の中日(8月2日)に長者山で行われる騎馬打毬について知って頂くため、この場を借りて紹介します。 

 騎馬打毬は現在、宮内庁に於いて保存・継承され、また、青森県と山形県で無形民俗文化財に指定され、祭事に奉納されている古式馬術です。

 騎馬打球は紀元前五世紀から六世紀にかけて古代ペルシャで発祥し、三世紀ころシルクロードを経て中国に伝えられました。中国において唐、宋の時代に盛んに行われた騎馬打毬は遣唐使や渤海使の往来とともに平安時代にわが国に伝えられたそうです。

 
 八戸の騎馬打毬は「加賀美流附伝打毬」と称されているが、これは今からおよそ180年前、八戸藩主第八代南部信真公が八戸藩に伝承されてきた「加賀美流馬術」の騎射八道(流鏑馬、笠懸、犬追物、牛追物など八種)に騎馬打毬を加えて御家流馬術と定め、家臣に行わせたからという。騎馬打毬は流鏑馬とともにもっとも勇壮で実践的な武芸ゆえ、加賀美流馬術の中心的な武芸となっていったようです。
 文政十年(1827)、信真公は現在の新羅神社を改装し、その落成を祝い、騎馬打毬を流鏑馬と共に奉納した。これがいまも毎年8月2日、長者山新羅神社の「桜の馬場」で古式豊かに行われている奉納打毬の始まりだそうです。


海岸林の造成状況

2015年08月08日 | 日記
八戸市市川町の海岸林の植林が東日本大震災の津波でもっとも早くクロマツの植樹を行った現場です。この写真は平成23年秋植えの5年生で古い方のものです。木柵の高さが1mなので、おおよそ1m30cm以上には成長したでしょうか?5年あればこんな感じになります。イメージが付きますかね。あとは大きくなるまで待つだけです。