八戸市市川町の海岸林は、津波の被害によって流された船や様々な資材を内陸側に流れるのを防いでくれました。その後、森林総合研究所が調査を行って、今後の津波対策に役立つ海岸林のあり方を報告いたしました。
その後流されて海岸林に引っかかった船は撤去され、またゴミも少しずつ撤去され始めています。前線側のクロマツは最初何ともありませんでしたが、徐々に赤くなり始めて今では葉っぱも少なくなってきました。30m内側ではあまり赤くなっていません。
私の考えでは根っこが波やゴミの衝撃により、切られたのではないかと想像しています。また、今年の夏は比較的雨が少なかったことも影響していることでしょう。今後冬に掛けてどのようになるのでしょうか?
遠くの松の木が、津波のせいでしょうか?後ろ側へ倒れているように見えます。
時間経過の中で、どんな変化があるのか見ていく必要があるのだなと感じます。
倒れてる方向から、津波の向きが分ります。来週から撤去する予定です。
ちなみに来た津波が抜ける方向は逆向きになります。ここは一方向です。