キアゲハ? チョウ? 蛹(さなぎ)? 羽化(うか)? なんだろう?
♪ さむかった ふゆも おわり、はるがやってきました。あたたかな ひざしをうけて くさや きがめばえます。
♪ キアゲハの ようちゅうの たべものになる くさややさい―セリやパセリやニンジンも げんきよくそだっています。
【 食草 】
● かあさんきあげはは パセリなどの はっぱのうえに たまごを うみます。
それから 3~7か たつと、ようちゅうがかえります。
ようちゅうは、あしもとの えさになる はっぱ(せり科のなかま)を たべて おおきく そだちます。
● ようちゅうは、セリやパセリなど きまった やさいやくさしか たべません。―食草(しょくそう)といいます。
どうしてだろう? ふしぎだね。 しぜんには なぜ?がいっぱい あふれている!
<なぜ?=しりたい > から < じぶんが かんがえる > がはじまるよ。
ちょうの たまごや ようちゅうを さがしてみよう ♪ そだててみよう♪
* 大きくなった幼虫(ようちゅう)は、
前蛹(ぜんよう)になり、
蛹(さなぎ)になります。- 蛹化(ようか)といいます。
【 蛹 】
● えだやはっぱについたさなぎは じーっとしています。
ぴくっ!あっ!とつぜんからだを ふるわせた!・・・
さなぎを つつみこむように か~るくにぎってみよう。
えっえーっ! さなぎのなかの いのちが てのなかで ピクピクうごいてる! どき!どっきっ!
* 越冬中の春型は触らないようにしよう。 触られると、
摂氏0度近い外気から、いきなり30度ちかくになる! 蛹もびっくりするでしょうね。
【 羽化 】
● さなぎになって、10かから 20かたったころ・・・、 1ヵ月以上かけることも。
からだの うえがくろっぽく、したがしろっぽく、わかれてきた!
やがて・・・1~2日たっと―なかの もようが すけてみえてきた!
半日~1日たっと―もようがくっきり うかびあがってきた。
<うか>がちかい。
● おとがするぞ! <うか>がはじまった! からをわっている! あたま?(背中)がぁ!みえてきた!
♪ 羽化が始まって、数十秒~1~2分で全身が出てきます。
♪ 支柱を登っていき、途中ぶら下り、20~30分位かけて羽を伸ばします。
♪ そして、30分~数時間以上かけて羽を乾かします。
♪ 羽をバタつかせ、おしっこをし始めると、やがて飛翔です。
● じぶんの めで よ~くみよう!
準備をしておいてあとは自分の目でみよう。すばらしい驚きと感動が湧き起こってくるよ。
【 観察しながら 】
◎ ・・・ ⇒ 卵・孵化 ⇒ 幼虫・脱皮 ⇒ 蛹・羽化 ⇒ 成虫・産卵 ⇒・・・
◎ せいめいの ふしぎ?かんがえる と はっけん! かんどう!をたいけんしながら
《 かんさつする= かんがえる= かがくする脳ピロソピア 》 にめざめて-めざめさせていこう。
あ