石狩のお客さんのところに行く途中、トイレ休憩したついでにはまなすの丘公園に立ち寄りました。
北海道で最古の石狩灯台。
途中にある碑。
松竹映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった石狩灯台の記念碑があります。石狩灯台百年記念と銘打っています。
植物を踏み荒らさないよう遊歩道が整備されています。今日は風が強いです。
途中、ひばりの大合唱に出くわしました。ピーチクパーチクとすごい鳴き声。
雄冬方面を望んで。公園は46ヘクタールもの広さがあります。
はまなすの丘公園は半島のようになっています。公園をはさんで左側が日本海で右側が石狩川河口です。
こっちが石狩川。あとで日本海側にもいってみよう。
石狩川の長さは日本第三位。
大雪山渓から全長268kmを旅して石狩湾に注いでいるのを考えると、膨大な水量ですね。
石狩浜海浜植物保護センターがあります。
建物に入ってみましょう。
灯台のライトが展示されています。
2階の展望スペースの窓際には、四方の山々を示したパネルがあります。
空知方面。
札幌・小樽方面
浜益方面。
灯台もこうして見下ろすと小さく見えますね。
ビーチ側に向かって走ると、「無辜(むこ)の民」の看板が。
はまなすが群生する砂浜の道を歩いてゆくと彫刻がありました。
本郷新さんの作品なんですね。
開拓者の慰霊を込めた作品です。
それにしてもこの表現は、、
硬直しているかのような手足と、ぐるぐるに巻かれた上半身、絶望と苦しみの淵で耐えている。なんという悲壮感なのだろう。。
そして、あそびーちへきました。
5月なのでもちろん人はいません。
誰もいない海。
夏は海水浴客でいっぱいになるんだけどね。
お、ジープが一台いた。砂浜をジープで走るなんて青春ドラマみたいじゃないか。
ビーチのそばに石狩浜海洋植物保護センターがあります。
入ってみましょう。
砂丘に生息する野鳥や植物の生態系について解説展示されています。
シンボル塔に昇りましょう。展望スペースがあります。
海側の眺め。
番屋の湯の建物が見えます。
散策できる庭もあるみたい。
こちらにも山の案内図がありました。手稲から千歳方面。
小樽から積丹方面。
空知方面。ピンネシリの表示がなぜか斜めなのだ。
庭に出てみました。春の楽しみとしていろんな植物を観察することができます。
テンキグサ。ハマニンニクともいうんですね。
ハマハタザオ。
オカヒジキ。
エゾスカシユリ。
ハマボウフウ。
ノコギリソウ。
ハマナス。
イソスミレ。
ヒメイズイ。
カシワ。
イソスミレ。
コウボウムギ。種類が豊富だな。
番屋の湯の方にきました。蔵造りの建物があります。
旧長野商店です。
市の指定文化財となっており、北海道に現存する建物の中でもかなり古いそうです。
隣の砂丘の風資料館。時間がないので今日はパスします。
錨が飾られておりますがこれは、
護衛艦いしかりの主錨で、退役後解体した後、名前の所縁からこの地に持ってきたとのことです。
そしておなじみ番屋の湯。日本海を眺めながらの露天風呂は最高ですね。(なんでも最近はカピバラさんが登場し、風呂入ってるそうな。。※2018年10月からだそうだ)
隣接のホテルは閉鎖したみたい。宿泊施設は規模を縮小してお風呂の棟に作ったようです。
(記事:2018年5月 Update:2019年5月)