※アップする余裕がなかったので、久しぶりの投稿になります。ネタは半月ほど前からのものになります。
子供の夏休み自由研究題材は、前半の根室海の生き物&動物シリーズ(取材済み)と、後半の昆虫シリーズのコラボレーション作品と決まり、始業式前の最後の土曜日に、虫取りにいつもの栗山へ行きました。
8月半ばなので、水田は既に水をたたえておらず、稲穂が実っております。
田んぼの水たまりにピチピチ動くものがいて、タモですくってみたところ、小魚でした。何の魚かな?
アカスジカメムシを見つけました。見事なコンサドーレ模様ですね。
コロコロときれいな声で鳴いていたエンマコオロギをゲット。すごくたくさんいましたよ。
カエルちゃんもゲット。今回はアマガエルとツチガエルの両方いました。ツーショットで撮影。
キアゲハも紋様が相変わらずきれいですねー。
トノサマバッタの茶色タイプです。草むらにいると王者の風格が漂います。
緑色のタイプをアップで。引き締まったボディがかっちょいい!
8月半ばも過ぎるとアキアカネが出てきますね。春に羽化して夏場は山上の涼しいところにいて、秋にかけて市街地に降りてくるそうです。
山ぶどうも実っていました。高いところになっていたので、食べれなかったなー。
ガマの穂です。子供はフランクフルトソーセージだと言ってます。この穂が種になっており、綿のようにはじけて飛散します。
草場から場所を森の中に移動して、これから探検モードです。小川つたいに奥まで進みます。
せせらぎを横切ろうとしたら、カタツムリ発見。殻の模様がきれいです。
更に奥に進むと暗く鬱蒼とした小さい水源があり、そこにはヤンマ系のトンボがわんさか飛び交っていました。一匹捕獲に成功。
たぶんオオルリボシヤンマだと思います。イエローとブラックのボディー、ターコイズブルーとブラックの尾のストライプ、グリーンの複眼と、とてもカラフルです。
奥に進むほど蚊やブヨがたかってきて、うるさくてたまりません。刺される可能性大なので、
子供とかみさんは戻らせ、私のみが残って探索を続けました。お目当てなのはこちら、ニホンザリガニでした。虫と戦いながら沢を分け入り、苦労して一匹捕獲に成功しました。となりはついでに捕ったガガンボの幼虫です。ニホンザリガニやウスバカゲロウ、ヤンマ系のヤゴなどはきれいな清流じゃないと見つかりません。
子供に見せると大喜び!なにせ今回の自由研究のテーマは「絶滅危惧種」。根室の春国岱でタンチョウヅルを観察し、今日このニホンザリガニを加えて完成させるつもりだったようなので、絶対捕まえたかったのでしょう。
探すのにかなりの時間がかかったので、もし捕まえられなかったらどうしようかと心配になりましたが、この元気なザリガニの姿に子供も私もホッとしてます。あーよかったー。
最後に捕まえたのはオオイトトンボです。このあたりではブルーの種類を多く見かけるのですが、グリーンのも見つけたようです。
コオロギとカタツムリ以外は全て元の場所に返しました。家に帰り、自由研究を仕上げるため裏庭でコオロギの写真を撮りました。しかし次の瞬間、私の指の隙間から、ぴよ~ん、と脱走し草むらの中へ。。
他のコオロギ達は虫かごの中で飼っていますが、逃げたものは裏庭伝いに隣の庭で鳴いてたり、またうちの庭で鳴いてたり好き勝手に遊びまわってます。でも、コオロギの鳴き声っていいですよね。夏場の暑い夜に「コロコロ・リー」ときれいな声で鳴くと癒されます。虫かごのコオロギたちは玄関で飼っているのですが、最近は慣れたのか人の気配があっても平気で鳴いています。庭のやつも寒くなるまでは捕まえないと、冬を越せないかもしれないなー。でも庭で鳴かれるとうっとりして捕まえる気がなくなるんだよねー。