「いし君」の晴遊雨読

雑食性・多趣味・お出かけ大好き症候群
(写真と文面は関係ありません)

朝青龍引退-2

2010-02-06 | いろいろ思う事
相撲界は商売の為に外国人を沢山角界入りをさせて、そして彼らを日本人に同化せよ・・・
帰化しろ・・・
日本は神の国・・・・土俵は神聖な場所・・・
綱の内側は神の領域
そんなことは外国人(今時の若い衆にも)に理解できるわけが無い。
この感覚は日本人のある程度歳をとった人間で無いと、理解できないと思う。
ましてや外国人に果たして理解できるのだろうか?
その様に書いているとき「おや!!」と思った。
この思想は戦時中朝鮮半島、台湾の人たちに、日本の姓を名乗らせたのと似て
いないか~~~~?
形の上ではその土地(日本)に上手く溶け込んだとしても、心まで日本人になった
わけではあるまい。
そんな外国人は、かえって国を売ったやつ~~にならないか?
最も日本によく同化していると言われる高見山の元の国籍は米国
・そしてもっと以前はハワイの人。
そのDEAは消え去る物でもなし・・・・
今までテレビであれだけ腐しまくっていたのに、一夜過ぎたら善い所ばかり。

結局、朝青龍は悪役にされて、悪役を演じ、悪役のまま去っていく

蛇足
大リーグでイチローや松井が活躍している。
彼らはアメリカ名・帰化などの状況ではないし、そうしろ~!!の声も無いはず?
フアンも改名しろとは言っていない~~はず。
そういうと直ぐに”文化が違う・状況が違う”・と内館は言うだろうな~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2月6日NHK22:00~~
朝青龍の引退後の車に同乗して話を聴いていた。
その中に2つの面白い言葉が出てきた。
①日本は民主主義だと思っていたが、意外と社会主義だ~~朝青龍
そうなんだ、社会主義と言うより封建主義国家なのだ
②品格とは・・・だれも明確な答えが出せなかった。~~元北の富士・やくみつる
誰も答えが出せない問題に、外国人が的確に答えろというのは無理のようだ

朝青龍引退-1

2010-02-06 | いろいろ思う事

長文ですが興味があったら読んでください

考え方は人それぞれ~~~

2月4日朝青龍が引退した。

世の中は面白いもので、昨日までは引退せよ、モンゴルに帰れ・の声が大きかった。
いざ引退すると「辞める事は無いのに」の声が大きくなる。
兎に角、色々お騒がせの力士だった。

ここで、朝青龍が好き・嫌いは別にして

相撲の事を少し考えて見よう
果たして相撲は国技なのか、伝統ある、品格のある国技なのか。
国技だ、とは、いったい誰が決めたのか・・

人と人が格闘して戦う事は有史以来、人類が発生した時点からどの国でも、
どの人間集団でも存在する行為だ。(人以外の動物の世界では争う事で子孫を
残していると思うが?)
日本人だけの特別な遊びではない。
人間にとってそれは遊びであったかもしれないし、敵味方としての殺し合いだった
かもしれない。

体と身体をぶっつけ合う。
これは日本人だけの特異性ではなく、人間全ての行動。
そのことを変に神聖化し、日本固有の国技・品格・伝統として、その存在を
いびつに高めているような気がする。

この国技と称する行為は明治以降の国力増強・国民の体力向上(ペリー来航
以降外国の大男を見て)・軍国主義=闘争心(戦争のための闘争心)などに
利用されてきたのではないのか?

よい例が、戦前の学校・神社には大抵土俵があった。
四本柱に屋根まで付いて。
あれは何のためだったのか?
金をかけずにスポーツ奨励は地面に丸を書くだけでよかったが、
少し設備を整えて子供に格闘技をやらせた。

明治以前の相撲はお遊びであって、大名のお抱えで生きていた。
利休の時代の井戸端に捨てられていた茶碗(国宝になったものも??)と同じく
XX村にでかい男がいる。拾ってきて相撲をとらせて強かったらお抱えにして~~
その当時でも・・国技・品格・伝統の思想は?・・・
ただ強ければよしでは無かったのか?

今の朝青龍にもし品格が無いというなら、一歩下がって強ければいいじゃない~~
の思想は駄目なのか?

大男が
丸いところで、どたばたやって、勝った負けたと騒いで、順位をつけて
遊んでいるだけの話。
朝青龍は日本の国技に溶け込まない、との批判が山ほどあった。

内舘牧子談「スポーツ選手としては立派な強さ」だが
「横綱としては認めない」の考えは正しいのか?

相撲はスポーツなのか・見世物ではないのか?(興行)
勿論、例え見世物であってもよいのだが。
強くなりたいやつは(給料を増やしたい)稽古をして強くなればよい。
一体、日本人は相撲に何を求めているのか?

私は、相撲の存在そのものを否定してはいないが、

形式美なのか・清く・正しく・美しく?
勝負事にはその様な物は必要なのか?

勿論、大前提としてルールの存在は当然。

2に続く