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日本人の心

2010年06月25日 | 天文
日は十五夜(満月)で月の出と一緒に部分月食が見える。
天気予報では曇りのち雨
絶望的。

日も高曇りの天気
は隠れるだろう

月になり上弦の月を撮ってきたが、日本人は古来より月の朔望(月の満ち欠け)で良い名前を付けたものだと感心する

月(月が無い)を晦日月、月齢が増して行くに従い三日月、夕月、弓張り月
宵月、九夜月、十日月、十三夜、小望月(こもちづき)、十五夜と言うように呼んでいる


月を過ぎると十六夜(いざよい)、立待月、居待月、寝待月、更待月って具合に続く

十六夜の月はなかなか月が出なくなることから、いざよい(ためらう、なかなか進まないの意)。
立待月は立待(立って待っていると出てくる)。
居待月は居待(座って待っていると出てくる)。
寝待月は寝待(寝て待っていると出てくる)。
更待(夜が更けてから出てくる、あるいは更に待つと出てくる)と呼ばれる。


本名の月の呼び方をまとめてみると

月齢 月の出数        呼び名
0     1       新月、朔(さく)
1     2        二日月、既朔(きさく)
2     3        三日月(みかづき)
7.5    7        七日月、半月、上弦の月、弦月(げんげつ)、弓張り月
12    13      十三日月、十三夜月
13    14      十四日月、小望月(こもちづき)、幾望(きぼう)
14    15      十五日月、十五夜、満月、望
15    16       十六夜(いざよい)、十六日月、既望(きぼう)
16    17      十七日月、立待月(たちまちづき)
17   18      十八日月、居待月(いまちづき)
18   19       十九日月、寝待月(ねまちづき)、臥待月(ふしまちづき)
19    20       二十日月、更待月(ふけまちづき)
22.5    23        二十三日月、半月、下弦の月、弦月、弓張り月
25    26       二十六日月
27    27       二十七の月

という感じだ


人は自然に対し何と風流で有った事か。
今人も肩の力を抜いて見習う時間の余裕が欲しい。

みに昨日の月は十三夜。
日本の童謡に「お月さん幾つ 十三ななつ」って歌われている
13の月、成熟する前の月が美しいと月齢を年齢に置き換えている。
ホントかなぁ。




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2 コメント

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今夜は残念です (玉川のセレブー)
2010-06-26 22:49:07
あいにくの空模様でせっかくの月が見れませんね。
普段から一人でのんびり月や星を眺めるのが好きで、連れ合いが夜勤や深夜勤務でいない時は電気を消してからカーテンを開け、ゆっくり動く月や星を見ています。
高性能カメラも望遠鏡もありませんが、私には夜空を楽しむには直視だけで十分です。
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癒される一時 (8039fujisan)
2010-06-27 10:13:14
セレブーさん

今の時期、仕事も一段落をして、夕食や片付け、お風呂の夕涼みがてら
のんびりと空を眺める時間って最高ですね。
昔は良くそうして天の川や月を眺めていました。
今の時代そのような時間が少なくなってきていますね。
便利な道具でなくて自分の感性で見るって一番必要と思います。
昔人は風流で「月にウサギがいて餅つきをしているよ」って言われてきました。夢があっていいですね。
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