しだれ栗森林公園を散策

暦の上では明日が立秋。
今日は『はな(８月７日)』の日。
もう晩夏である。
久し振りにしだれ栗森林公園に行って見よう。

岡谷市の勝弦峠からしだれ栗森林公園までの延長4kmは塩嶺王城パークライン。
途中のビュースポットからは諏訪湖、八ヶ岳が眺望。
暫し休憩をして、しだれ栗森林公園へと向かう。



しだれ栗森林公園は天然記念物のしだれ栗の自生地。
そこにはキャンプ、パターゴルフ、 バーベキューなどの施設があり楽しめる。



しだれ栗森林公園の栗の木は奇抜。
曲がりくねった幹としだれている枝。
傘のようになっている中に入ると木漏れ日が綺麗だ。



当然栗の木であるから栗も生り始めている。
栗の葉の葉脈も下から見上げると綺麗だ。



家族連れが蝉捕りだろうか。
大きな声をあげて楽しそうである。



蝉の声に混ざり秋の虫のささやきも聞こえる。
草むらには空蝉。
シダの葉にジッと止まっている。



はなの日に相応しく花さがしをする。
川沿いに咲くチダケサシ。
透き通るような薄桃色が素敵。



山沿いにはイブキボウフウが細かな花を咲かせている。



その細かな花の一つ一つを見ると全て蕊が有る。
５弁の花弁をもち自然界にも細かい仕組みがあると感じる。



道沿いに咲くコウゾリナの群生。
辺りを黄色に染めている。



アザミも...。



木イチゴ。
いっぱい生っている。
摘んで食べて見ると甘酸っぱい味。
若かった頃、渓流釣りに行った折り良く山で食べた味。



散策していると色んな花に出会う。
ノリウツギ。
この花は山アジサイに似ている。
樹皮に含まれる粘液を和紙をすく際の糊として使用したり
茎が中空であることに由来していると言う。
白くて好きな花のひとつ。



立秋も間近。
秋の七草のひとつ。
ヤマハギ。
もうハギが咲く季節。
今年の暑さはどうだろうか。
知らぬ間にお盆が来て秋分の日に...。
季節の移り変わりはなんて早いのだろうか。