なないろスケッチ

アート・写真・食べ歩き・ワンコ・・・
これといったテーマもなく
日常の「ステキ」を気ままにつらつら♪

回想:ドイツの旅 ⑩

2011年02月27日 | ドイツ!
添乗員が同行しないミュンヘンでの自由行動の1日は、ストレスフリーの楽しい1日だった。
Yさんともアドレス交換し、大阪での再会を約束できたし
一方S嬢同行の高額OPツアーのご一行がどういう1日間だったか知る由もなく、その夜はホテルの部屋で初海外旅行参加だった同室のS子さんと打ち上げの祝杯を上げ、心地よい眠りについた。
そしてとうとうドイツの旅最終日。
朝ごはんを食べてミュンヘン~フランクフルト~関空の経路で帰国である。




朝食はバイキング
やっぱりパンが美味しい






当日の朝は天候が悪くすごい雪
昨日のフリー観光の日じゃなくてよかった





アウトバーンもかなりの渋滞で空港まではかなり時間をオーバーした




この移動中のバス内では、現地ガイドさんがヘルプで乗車していた。
彼女はドイツ人の旦那様と現地在住の日本人女性。
例によってシーンとした車内の空気を気遣ったのか、このガイドさんがマイクを持って話し出した。


「ドイツ人は一言で行って『質実剛健』です。日本の若者に見られるいわゆるブランド志向はまったくありません。ただ、唯一車だけは見栄を張る人が多いです。私の夫もそうですねぇ(笑)またバカンスは長く、出来るだけお金をかけない方法で家族で楽しむ方法を考えています」

そうそう、これよ。こういうお国事情を聴きたかったのさ。
旅の後読んだドイツの本で、さらに深くドイツのお国柄を知るにつけ益々興味がわいてくる。
そもそも私の生まれた土地はドイツととてもゆかりがある。
それは映画化されもした。

バルトの楽園 [DVD]
クリエーター情報なし
東映



私が2005年に第九合唱を始めたのも、ドイツを身近に感じていたからなのか?
また、臨床美術の養成講座で読んだのもドイツのユニークな教育だった。

ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416))
子安 美知子
中央公論新社




ほんの3日間だけの滞在だったが、もう一度ゆっくりこの国へ来たいと思った。


さて、添乗員S嬢はその後帰国までもさらにそのネタ(?)元となる。
ツアー客をあやうく空港にに放置し、置き去りしそうになった事。
「ちょっとこれ見といてや~」と自分の荷物の管理をツアー客に任せた事。
「余ったお土産品があったらちょうだいな」と物乞い発言した事。
トドメは・・・

S「そのレッグウォーマー、かわいいやん」(タメ口)
私「かわいいでしょ。ありがとう。」
S「ちょうだい!」
私「高いよ(笑)」
S「やっぱいらんわ、臭そうやし」
私「ムカつくわぁ~」(冗談っぽく返すも、引きつっていたかも)
S「そうやろ、ムカつくやろ」・・・て

これまでの色々含め、ほんまムカつく添乗員。
いくら関西人でもそんなに親しくない、しかも年上客にタメ口ってあり得ないんですけど

ともあれ39人のツアー客が無事関空まで帰国できたのは、一重に私たちをドイツで忍耐を養い自立できるよう鍛えてくれた添乗員S嬢のお陰である
って、なんでやねん

このツアーを教訓に、今後J○Bは二度とゴメンじゃ


というわけで、実は4月にスペイン行きを決断。
長年の教師生活を退官する姉の慰労旅行である。
ツアー会社はこれまでごひいきだった阪○交通社に戻った。
まさか、ここにS嬢はいるまいな
今度は自分でちゃんと予習しておこうと今から楽しみである


               完  


「スペインの旅」4月のブログで公開予定乞う期待
   
                 






回想:ドイツの旅 ⑨

2011年02月26日 | ドイツ!
4人でドイツ料理と本場のビールをゆったりと堪能した後、レジデンツへ。
ホーフブロイからすぐ近くの広大な敷地のバイエルン王国の宮殿である。




とにかく広い
お掃除大変だろうな・・などとマヌケな主婦感覚がよぎる





どんだけ贅沢なんだ


広大な王室は見学するのもかなりの距離。
でも外の寒さをしのぐのにちょうどいい室内観光である。
・・と俄かにさっき飲んだビールの作用もあり、一旦御手洗いを済ませて落ち着いて鑑賞しましょうということになった私たち。
館内の係員にその場所を何度聞いても『そこ』は見当たらない。
迷路のような王室内をぐるぐる・・どこにあるの
かなり焦った頃ようやく見つけたのがここ





こういうマークをイメージしてたから、そりゃぁ分からないって
何度か素通りしていたこのドアが入口だったのである。
ほっとしたところで、4人は顔を見合わせて大笑いした。
(これから行く予定の方、お気をつけあそばせ)
落ち着いたところで再び宮殿内をゆっくり鑑賞する。





このベッドの高さったら・・
落ちたら痛いでしょうよ






宝物館では豪華な宝石を近づいてみるとギョ!!
頭部のミイラにティアラ、手首のミイラに指輪、といった状態で展示されているではないか
その宝石は見たこともない大きさで、その持ち主はミイラになっても尚手放さず、今も怪しく輝いていた

ゆっくり鑑賞したのでその後の美術館観光はパス。
のんびり街中を散策することにする。





市庁舎前のクリスマスマーケット






子どもたちだけではなく大人も楽しめる遊具がここにも沢山ある






露天のマダムもかきいれ時





広場では野外スケートリンクがあり多くのスケーターで賑わっている
映画「ある愛の詩」の1シーンを思い出す(古っ・・)




~おまけ~
ちょうどホーフブロイの真ん前にハードロックカフェ・ミュンヘン店があった。
各国のハードロックカフェのオリジナルTシャツコレクションをしているKのお土産に丁度いい。
さっそくTシャツを購入して帰国後手渡したところ、開けてみるとXXL
持って帰る途中でおっきくなるという不思議なTシャツなのであった
(Lサイズの棚からチョイスしたはずだったのになぁ・・・




                       ~つづく~


回想:ドイツの旅 ⑧

2011年02月25日 | ドイツ!
ミュンヘンは1日自由行動ということで同じツアーのYさんご夫婦と意気投合した私たちは、ホテルから1分ほどの最寄り駅から地下鉄(U2線)に乗って中央駅を目指した。
切符売り場を探してうろうろしているうちに何故かすんなりホームに入ってしまい、そのまま目的地方面の車両に乗ってしまった
さらに下車したホームからはまたまたそのまま地上へ・・・出た
・・ということは、ドイツの地下鉄は無料なわけ?んなわきゃない

びっくり先進国ドイツ (新潮文庫)
熊谷 徹
新潮社




ドイツの旅からすでに2カ月以上経った。
行ってからというのも変だが、いや行ったからこそドイツという国をもっと知りたくて「びっくり先進国ドイツ」という本を見つけ」おさらいしているが、これがなかなか興味深い。
本書によるとドイツの地下鉄は日本のシステムと違って、改札というものがないらしい。
チケットは自販機で購入しそのまま乗車。
たまにぬきうちの検札があり、チケットなしの乗車が見つかると高額の罰金が科せられるということだ。
知らなかったとはいえ、今更冷や汗
行く前に調べとけ、という事であるが・・・



というわけで中央駅からノイハウザー通りを市庁舎のあるマリエン広場目指して歩くことにした。






カールス門



カールス広場ではいたるところに美術館並みの彫刻
なにやらご利益のありそうなイノシシ
ビリケンさんじゃないけど・・一応なでなでしておいた(ってどこを?)



ここにもニョキっとな(ども、です)






市庁舎前に到着~~



からくり時計が動き出す
11時・12時のみ動くというので予定の11時に間に合った
歴史を感じる鐘の音である



市庁舎展望台からの眺望
目の前にミュンヘン最古の聖ペーター教会



ミュンヘンの街のみなさぁ~~~んこんにちは~
玉ねぎ頭のふたつの塔はフラウエン教会



世界各国から記帳されており私もサインを



お昼はお目当てのビヤホール・ホーフブロイハウス
ミュンヘン一有名なビール醸造所
民族衣装の女性が美しい




大きいジョッキでドゥンケル(15世紀からミュンヘンで作られている茶色のビール・香ばしいモルトのアロマとほんのり甘味がする)
Yさん旦那様は1ℓ でかっ




バイエルン料理・シュヴァイネプラーテン(要するにローストポーク)



ホール内では生演奏が盛り上げる

白ソーセージやプレッツエルもおいしかったぁ~。
ドイツに来て初めてまともなランチを堪能したのであった。


               ~つづく~













回想:ドイツの旅 ⑦

2011年02月14日 | ドイツ!
ニュールンベルクを予定より遅れて出発し、例によってシ~ンとしたまま2時間ほど走って
21時前にようやくミュンヘンのホテルへ到着した。
かなり冷え込んでおり、一行も皆お疲れモード。早く部屋でくつろぎたい
翌日のミュンヘンではノイシュバンシュタイン城見学のオプショナルツアー(8時間コース)が用意されていたが
私たちは自由行動を選択していたので、朝は時間に縛られることがなく余裕がある。
(今思えば、この選択がいかに正解だったかと後に思い知るのだが・・・)
フロントでは明日の集合など諸連絡の後、部屋のカギを受け取り解散という流れはいつもの流れ。

「Mさ~ん、9階の921号室ね」

S嬢からキーを受け取りスーツケースを引っ張ってエレベーターへ乗り込む。
・・・が、5階までしかスイッチがないんですけど
乗り合わせた数人全て9階って案内された面々、
と、誰かが
「1階に9○○って書いてあるやん、ここやん」って。
「あ、ほんまや。ここのホテル5階建てやんね~、アハハ」
もうこんな事では騒がないさ。
自力でそれぞれの部屋を探して落ち着いたのであった。
私たちツアーメンバーは、すでに全員ずいぶん鍛えられたものね、イエイ



ミュンヘン:レオナルド レジデンツ ホテル
前泊のホテルよりちょっと狭い・・



湯船にあったまりたい
・・・と思ったけど、バスタブがなかった。とほほ






目覚めるとミュンヘンは雪・雪・雪

さぁ、ゆっくり朝ごはん
部屋を出ると同じツアーのYさん夫妻と廊下で出会い、そのまま同じテーブルで朝食をご一緒した。
彼らも自由行動組で、OPツアーに参加しないメンバーはごく少数派であるらしい。
「昨夜、どこかのお部屋の電気がつかない不具合があったらしいですけど、あの添乗員さん『あまり遅くなって私に連絡しないでくださいね。私も夜は寝てますから起こさないでほしいんで!』って言ってはったけど、それを何とかするのがお仕事ですよね?」とYさん。
「ひゃ~~~ありえない~」
で、そこからさらに自然とS嬢の話題になり、これまでのネタ(?)のお陰で盛り上がり笑った笑った
面識のない我々であるが、共通の話題提供してくれたS嬢に感謝である。
その流れで4人は意気投合、この日この若いご夫婦と自由行動をご一緒することになったのである。



ミュンヘンのクリスマスシーズン:画像をごらんください




                 ~つづく~



回想:ドイツの旅 ⑥

2011年02月10日 | ドイツ!
ニュールンベルクに到着したのは日暮れ前だった。
ここのクリスマスマーケットは世界一だと旅程表に記載されているがこの地に関しては”ララチッタ”にもあまり情報はない。
予習を怠った私、しかもS嬢からの詳しい説明もなく・・
帰国して改めて復習してみる。 もう遅いって・・・

 「ニュールンベルク」はこんなとこでした。

さてさて、当地に到着する前の車中でS嬢が珍しく饒舌にガイドを始めるので熱心に聞いていた。
「ニュールンベルクでは御土産やさんにご案内します。そこでは重たい御土産を送料込で格安に日本へお届けしますのでご利用ください。また、ここでは御手洗いもご自由にお使いいただけます。」
ははん、よくあるタイアップの土産屋なわけね。ま、いいや。トイレだけでもありがたいわ。

バスから降りて例のごとく速足でどんどん歩く歩く。
39名は必死でついていくわけよ     
ところが”その店”はなかなか見つからず・・・
それもそのはず、最初から”店”なんてなかったのさ。
通販取次の現地係員女性が2名、路上でカタログと申し込み書を配るだけだったのだ。
またまたやっちまったなぁ
まぁ、いい。
欲しくもない土産の説明を聴かされるよりましだわ。
だがしかし・・・困ったのはトイレ

「すみません、トイレはどこでしょう?」

S嬢、あたりを見渡して「あ、そっちに矢印があるから行ってみて」

は・
もういいわ

その後集合時間までS嬢に頼ることなく自由にマーケットを散策したのである。
しかも渡されたドイツ語だらけの超わかりにくいこの地図だけを頼りに。








グリューバイン売りの陽気なおにいさん達。すでに飲んでるんじゃないの?




聖ローレンツ教会。中に入って見学し損ねたのが心残り。






さすが凄い人出。





やっぱりここでもワンコでしょう











あっという間あたりは暗くなりイルミネーションが鮮やかに光り出す。










地元のデパートものぞいてみる。



と、そうこうしているうちにあっと言う間に集合時間まで数分になる。
バスに乗り込む前にはマックでトイレを拝借、と。
マックだけは日本もドイツも同じスタイルなので助かるわ。
集合場所はバスの駐車場であるが、降りた頃とは違ってあたりはすっかり暗くなっている。
あれ?どこだっけ?少し焦る 例の地図では迷うって・・・
現地の人っぽい男性に道を尋ねて何とかセーフ。私のカタコト英語でも通じる人でよかった、やれやれ。
ところが、集合時間過ぎても数人がまだ揃わない。
5分、10分・・・
「迷っているんでしょうか。道を尋ねてくれたらすぐわかるのにねぇ~」簡単におっしゃる。
道聞けないから迷ってるんじゃないの?そもそもこんなわかりにくい場所で集合って設定に無理があるっしょ。
最後のおっちゃん二人連れが到着したのは20分後だった。
「全く逆方向へ歩いていました」

ともあれ良かった

無事全員一行はミュンヘンへ向かった












回想:ドイツの旅 ⑤

2011年02月10日 | ドイツ!
旅から2カ月経とうとしているのにいつまで続く旅回想

ということで再びのドイツの旅紀行である。



ローデンブルグの街には透かし細工の素敵な看板が楽しい。



ここはホテル。





ここは肉屋だったかレストランだったか?


アクリルやネオン仕様の原色が多い日本の看板とは大違い。見事に統一規制されている。
これだけでアート。





凍った雪道を散歩するワンコは心なしか寒そう・・・
う~~ん、かわゆい





ドイツの名物スイーツ(スイーツという表現は好きじゃないのであるが・・・)シュネーバルのお店。
人の握りこぶし位の大きさのお菓子。
一個€1.90ほどのノーマルタイプを二人で食べたが、結構お腹いっぱいになる。
クッキー生地を丸めて揚げた?そんな食感。ちょっとイメージと違った。




このこのおじさんが売っていたカットワークと刺繡のクロスはどれも美しかったのでお土産に購入。
値段交渉を試みたが「No」だった






街のシンボルゴシック建築の市庁舎。








市庁舎内部の階段部分も凝っている。






まだまだ見どころ一杯のローデンブルグを後に、一行は112Km離れたニュールンベルクへ向かった。








回想:ドイツの旅 ④

2011年02月02日 | ドイツ!
ローデンブルグではこのツアーで1回だけのランチが付いていた。

「時間が決まってますので皆さん急いでついてきてくださぁ~い」

添乗員S嬢はどんどん先を歩いていく。
このツアーでは少し足のご不自由な男性がいらっしゃるのもおかまいなし。
後ろを振り返ることもなく雪の積もった道をスタスタ歩く。
かなり歩いてたどり着いたレストランはここ。
やったぁ!





ようやく暖かい店内で食事にありつける、と思いきや・・
シェフとS嬢がもめている。しかもその時気づいたけど、S嬢は英語もドイツ語もあまりうまくないじゃん
なにやらシェフは険しい表情で「No!」と言っている。しかも私たち39名は店内の通路で他の客の迷惑そうな視線を浴びながらたたずむしかなく・・
その後S嬢は携帯電話であちこち連絡している様子なのだが、私たちには何の説明もないまま時間が経過する。

おいおい・・






このビールが私の喉をうるおしてくれたのは、約1時間後だった。
んま




メイン料理はこれ。



39名のツアー客がそれぞれどんな感想を持ったか、想像にお任せしよう。
ただ、運よく(ワタクシを筆頭に?)我慢強い品のいいメンバーだったのか暴れる人は誰ひとりいなかったことを報告しておく。


この時、このトラブルについてS嬢からはなんの説明も詫びの言葉もなかったのであった

何の罰ゲーム?


             ~つづく~










回想:ドイツの旅 ③

2011年01月27日 | ドイツ!
旅先の決定はアバウトに決定することが常である。
これまで出かけたトルコやイタリア、ペナンや台湾も入念な予備知識を持たず出発し、その後興味を深めることが多かった。
今回のドイツは義父の入院という予想外の出来事の最中だったのでなおさら。
直前に「ララチッタ」と関空で「タビトモ会話・ドイツ」を購入し機内で目を通すといった一夜漬け状態。
それでも添乗員付きのツアーは移動のバス内などでその国の歴史や情報の興味深いガイドを聴くことができるので、こんな私でもすぐにその国かぶれになれるというもの。
ところが・・・・
このツアーの添乗員Sさん(女性・推定30歳前後)に期待した私がバカだった

関空集合場所で放置された時からの嫌な予感は的中で、観光ガイドはほとんどなし。
そりゃさ、到着直後の観光は時差ぼけで皆ぼ~っとしているからバス内では眠る人も多いでしょうが
だからといってほとんど沈黙する添乗員は今まで見たこともないわけよ。
ツアー中は目的地到着直前に資料を早口で棒読み。聞き取れませんって
あげくに「もう到着しそうです。時間がありませんのでこのくらいにしておきます」だって
手渡された資料にいたっては、雑誌のコピーに空白に手描き添えされた見にくいもの。
しかも1ユーロ約164,95円って、あ~た、いつの時代のよって・・・
車窓からの風景を眺めながら、当地ならではのうんちく情報を楽しみにしている期待は見事に裏切られたのである。



救いはドライバーさん。
とてもフレンドリーな腕のいい方だった。




奥様が日本人で、何度も来日されているとか。
明石のタコが美味しいねと言っておられた。
ドイツの高速道路は制限速度がないというのに驚く。


1泊目のフランクフルトのホテルはちゃんとバスタブがあって快適だった。



ただドイツの人は平均的に背が高いので洗面所が高くて使い辛い
つま先立ちして顔を洗っても腕までジャバジャバ・・・
トイレにいたっては・・・座ると足がブラブラ状態なのね

朝食バイキングは日本のそれに比べると野菜が少なかったけど
パンとコーヒーが美味







さて2日目。
ドイツの日の出は遅いので、午前8時にホテルを出発した頃でもこんな朝焼け。
早起きには縁がない私でも、何だか「三文の徳」気分である。


ローデンブルグとニュールンブルグを周遊してミュンヘンへ向かう463km移動の行程。
まるで絵本の中に迷い込んだようなそれぞれの街並みを堪能する。























  つづく





     

回想:ドイツの旅 ②

2011年01月26日 | ドイツ!
~ドイツの旅の振り返り・つづき~

ドイツの旅の思い出を牛の反芻のごとく取ってだしして楽しんでいる。
ルフトハンザ航空機の思い出に話を少し戻してみよう。

行きも帰りも私たちはもちろんエコノミーで、しかもど真ん中の窮屈な席が当たった。
この場合洗面所に立つのにちょっと気を使う。
私の隣席の方は日本人のビジネスマン風な男性。
狭い機内では隣の人とのコミュニケーションがポイントになるものだ。
ちょっとしたきっかけを見つけて挨拶を交わしたら、その後の長時間のフライトの気分も楽しくなろうというもの。
行きの隣席さんは製薬会社の会社員で、ロンドンへ初出張とのこと。
「トイレに立つ時は僕が寝ていても遠慮なく起こしてくださいね~。」
感じのいい人で良かった。機内サービスのビールで三人で乾杯世間話も弾みお互い退屈しのぎになった。
イギリスで製造されている抗がん剤を日本で販売できるよう商談するとのことで、同行の上司はビジネスクラスだそう。
患者の立場から抗がん剤治療のことについて希望的発想を語ってしまった。
商談うまくいったのかな?
帰りは別ツアーの女性添乗員さん。とても忙しそうでほとんど席を立たれていたしアルコールは勤務中なのか一切飲んでなかった。


さて機内のトイレは客室の階下にあり、ストレッチするスペースもあるし、これは良かった
また乾燥する機内でいつでも飲み物が用意されて、乗務員の笑顔も印象的である


きゃ~隠し撮りしちゃった


機内食もまずまずだった






ところで機内のリクライニングってなかなか倒せないものよね。
せめて快適に休みましょうとヘッドレストの調整をしていたわたくし、その時だった
力入れすぎたのかスポ~~~ンっと抜け、後ろに吹っ飛んでしまったのである
ひゃぁ~~~~~ごめんなさい
びっくりして後ろを見ると、いきなり飛んできたヘッドレストを膝の上でキャッチしたお姿が・・・
その方はいったい何が起きたのか理解できない表情で目が点になっていた

やっちゃった

幸い怪我もなく無事わたくしの『あたま』は戻していただけましたとさ。
穴があったら入りたいけど穴があったら大変でございますね


【Mocaの旅の教訓】

① 隣席の人とは挨拶を交わそう
② ヘッドレストの調節は控えめに


   まだまだつづく










ダーツの旅的ドイツ行き ①

2011年01月19日 | ドイツ!
ワンコの散歩中とか運転中とか、特に夕暮れ時の高い空を飛んでいる航空機を見上げると私の禁断症状が現れる。
「海外旅行へ行きた~い
年末年始を避けると海外のツアーも魅力的な価格設定でいろいろとあった。
今回は初めて友人と行く海外、しかも友人は初海外という記念すべき旅である。
行先は? 友人曰く「どこでもいいよ、任せるわ」
う~ん、困った。
インドも一回は行ってみたいけど、初海外がインドってどうよ?
南の島もアメリカもどうかな・・・
やっぱりヨーロッパがいい。しかも自分も行ったことがない国へ!
で、決定したのがクリスマス前のドイツだったのだ。



関空での換金レートは1ユーロ114.76円。円高が嬉しい。

さて、このツアーは初めて利用するJ○B。
他のツアーの内容とはそうそう流れは違わない。
ルフトハンザのカウンターでスーツケースを預けて(ここで混んでいるので少し時間がかかる)団体集合場所へ向かったのだけれど、おかしいぞ、誰もいない。
場所は間違いないけど、誰も来ない。添乗員の姿もない。
再びJ○Bの窓口で問い合わせたところ、添乗員は私たち二人を残したまますでに出発ゲートに入っているですと。
どういいうこと? 普通チェックするでしょう?
まぁ、いい。 勝手に行きましょう。
でも、もしこれが二人とも初海外だったとしたら不安だっただろう。何のための「添乗員同行」なのさ。
この時感じたツアー添乗員に対する一抹の不安は、後に更なる不安、いや不満に膨らむのであった

ともあれ私たちは無事自力でルフトハンザドイツ直行便の機上の人になった。



ルフトハンザの機内サービスはとても素晴らしい。
ワインなどCAさんがボトルを持って何度もお代りを勧めに来てくれる。
このご時世、ありえなくない?
そしてさすがにビールは美味しい。けど飲みすぎないように節制しなきゃ。

12時間のフライトはさすがに体が固まりそうだったが、時差ぼけ解消のためにできるだけ眠ることに努めた。

フランクフルト空港へ到着後入国税関もさほど厳しくなく、ツアーメンバー38人(だったと思う)そこで初めて合流しバス移動。
マインツ~フランクフルトのクリスマスマーケット巡りが始まった。

                                 つづく