モコポリの“好かった探しノート”

一期一会を楽しみ
好かった!好かった!と喜びと感謝を綴ります

大切な友人が逝く・・・。

2015-11-25 18:11:58 | thought
昨日、夫とマーケットで買い物中、携帯に電話がかかって来た

知らない男性の声・・「Aさんでしょうか? 私はMの息子でXXと申します・・・」

その言葉を聞いてわたしの頭は大きく揺れ出した


Mさんはわたしの大切な友人・・と言うより唯一わたしを叱ってくれた先輩

今の団地に引っ越して20年以上経つが

当初、私が地域の公民館で立ち上げた手話サークルに参加してくれたメンバーの一人で

その中の何人かが気が合ってグループになり

パンや料理、お菓子も一緒に習って・・旅行などにも出かけた


彼女は他にも野草の会や野鳥の会、読み聞かせ、障害児童のボランティアなどを精力的に行っていて

わたしは多大な影響を受けた

一番大好きだったのは彼女の煮物料理・・普通の煮物が一味違ってとても美味しかった

教えて欲しいと願ったが・・「わたしはその時の気分でつくるからちゃんとしたレシピは無いいの!」と断られた

しかし、訪ねて行くと、いつも美味しい煮物を作って置いてくれてご馳走になった


わたしも何とかこんな煮物が作りたいものだと・・出汁などを工夫しているがまだ足元にも及ばない



7月に留学を終えて帰国してすぐに会いに行ったが・・随分やつれているように見受けられた

暫くして、荷物を整理したいので不要な物を貰って頂戴と・・沢山の着物を頂いた

他にもこれはあなたが好きだと思って出しておいたわよ!と、可愛い袋も頂いた

お孫さんが生まれるのだからと・・読み聞かせの練習に使っていた童話の本なども全部持って帰って来た


何だか急いで身辺の整理をしているように見えた

ご主人と二人で暮らしておられた広い家のなかには余分な物が何もなくなって行くようだった

身体も思うように動かないようだったが、彼女の様子を看ていてとても感動を覚えた


自分がいなくなった後の事をよく考えて、きちんと整理をしていく彼女の強さを観てわたしもこうありたいと思った


しばらくしてお会いしたいと思って電話をしたら「昨日入院したのよ! 一人でゆっくりしたいから見舞いには来ないで!」と言う

元気になってまた電話があるのを待っていたが・・なかなか電話が無い(2週間も経っていただろうか)

携帯に電話をして・・出ないので、「お電話下さ~い!」とメッセージを残した


その時にはもう彼女は旅立っていたのだった

滅多に留守電のメッセージはいれることは無いのに・・お蔭で息子さんから連絡を頂くことができた


今日の葬儀でお棺の中の彼女に会うことができた

祭壇に飾られた遺影はとてもにこやかな様子で、一緒に活動していた時のままだったが

入院中とても辛い状態が続いていたようだった


やっと楽になったんですね・・先に逝って待っていらっしゃるご主人とまた、仲良くお過ごし下さい

嬉しい林檎!

2015-11-08 19:28:35 | 日記
わたしの集う教会では東日本大震災以降色んな形で奉仕を続けている

今回帰国して初めて知ったのだが、今でも福島(詳しくは分からない)の方に支援物資を送り続けている

教会の玄関ホールに「福島支援物資」と書いた段ボール箱が置かれてある


今日、福島から送られて来た林檎を頂いた・・感謝のお礼だそうだ

 何もできていないわたし達が頂いても良い物か・・・


わたし達が中国で過ごしている間、教会の皆さんは何かと心遣いをされていたのだった

福島からの貴重な林檎・・喜んで頂くことにしよう



他にも「カンボジアの子供たちに送る文房具」の箱も備えられている

来週が締め切りなので、わたしも今日、ノート、鉛筆、消しゴムを持って行き箱に入れた

帰国して3か月以上も経ったのに、いまだに浦島太郎状態・・早く、しっかりと地に足を付けて歩まなければならない


世界中、至る所にわたし達の助けを必要としている子供たちが居る

大きなことは何もできないけれど・・「小さなことから大きなことが成し遂げられる」と言う言葉がある

皆で力を合わせれば何かお役に立つことができるだろう

奉仕の機会を提供してくれる教会に感謝している

わたし達の小さな気持ちで世界の子供たちが少しでも喜んでくれると嬉しい

PC指南を受けに、再び孫Mの元に・・・

2015-11-07 19:09:22 | 日記
今日は孫のMが学校もアルバイトも休みで1日中在宅との事なので・・再びPC指南を受けに夫と出かけた


夫はDVDにエラーが出て自分ではどうしても観られるようにはできなかった

それを、Mはさっと直してくれ・・夫も余りの速さに驚く
又、同じエラーが出ても夫は一人では直せないだろう


わたしは写真のお絵かきのレベルアップ

以前はブログの画像フォルダでお絵かきができていたが・・何故だか最近、画像がアップできなくなった

それで、スタートボタンを押すと出てくるペイントとJTrimを使ってもっと上手にお絵かきできるようにないたいと思った


先日の草取り奉仕の時の写真を使用した・・姉妹たち、勝手に落書きして申し訳ありません!
習った時には綺麗に塗りつぶすことができたのに・・何故だか上手くいかない(涙)


JTrimを使って姪Sの顔にモザイクをかける・・上手くいった!(Sちゃん稽古台に使ってごめんなさい!)

他にも写真に文字を入れることが出来る様になった
友人Rさんのブログの写真の上にコメントが書いてあるので、いつもどうやっているのだろうかと思っていたのだ


やはり老いてくると、何でも一度でマスターするのは無理になってくる

今日は習ったことの90%は出来る様になったのは好かった

三度目には完全にマスターすることができると好いな

話が聴こえない!

2015-11-06 12:23:02 | 日記
わたしは40歳を超えた頃から母親譲りの喘息に苦しんでいた


中国で縁があって漢方医の治療を受け、随分軽くなってきた

帰国後も、ずっと調子が良いので、喘息の薬を飲んでいない

中耳にたまる粘液は喘息に関係があると分かって・・喘息の薬を飲んでいる間は耳の状態も好かったのだが

中耳にまた粘液が溜まり出したようで、耳が聞こえにくくなってきた


耳の機能には問題は無いので、話声は音としては入ってくるが・・・


近頃では家族の話すことも全く何を言っているのか分からない

わたしが話しかけて、相手が返事をしてもわたしには伝わらず・・

我が家の家族は私以外は皆、話し声が小さい・・少し大きな声を出してほしいと思うが無理のようだ


何時しか本当に必要な事ならちゃんと伝えてくれるだろうと、思い諦めている



わたしは広島時代、資格を取って盲ろう者(聴覚と視覚の重複障害者)の通訳・介助の仕事をしたことがあった

その頃からこの症状はあったので、耳が聞こえない事の不便さや気持ちがよく分かった

出来るだけ、彼らが疎外感を持つことが無いようにしようと努力した

それでもわたしには音は聞こえるので・・彼らの気持ちが本当に理解できたとは言えないだろう


耳の障害だけでなく・・歳を重ねるにつれて、色んな障害が現れて滅入ることがある

しかし、落ち込んでしまってはいけないと・・障害を持つ友人たちの事を想い元気を出す



昨日は耳が全く塞がって、頭痛も始まった

このままでは生活に支障が出そうなので、来週にも中耳に溜まった粘液を抜いてもらいに行くことにしよう

誘われて・・神楽見物

2015-11-04 13:35:23 | 日記
我が夫はとても神楽が好きで・・わたしも亭主の好きな何とやらで、広島時代には“石見神楽”が大好きになった

姪AのK旦那様が故郷の大積神楽保存会の会員で毎年神楽を奉納しているのは聞いては居たが、機会がなく観たことが無かった

昨日は姪Sが迎えに来てくれて一緒に神楽見物に行くことができた


大積神楽は市指定無形民俗文化財となっているらしいので、詳しい事をネットで調べてみた

毎年秋、大積の天疫神社の祭礼に奉納される神楽。甲宗八幡神社の神官達によって舞われていた神楽(神家神楽「しゃけかぐら」)で、藩政時代から盛んに行われていた。
現在行われている神楽は明治時代に廃絶していたものを氏子が大正10年(1921年)ごろ赤幡神楽(築城町)から芸能を習得して復活させたもの。神楽の演目は「米撒き、折居、御福」の採物神楽、「地割、岬鬼(みさき)、四方鬼(しほうぎ)、岩戸神楽」の面神楽7番のみ。とある

 わたし達が天疫神社に着いた時にはもう神楽は始まっていた

 寒さ対策の心遣いであろう、たき火が大きく燃えていてとても暖かい 

Kさんを見つけて、話を聞く・・彼の出番は8時過ぎとのことでまだ随分時間がある

我が夫は一人で神楽殿の近くによって熱心に見物している
わたしは舞を観ていても内容が分からないので余り面白くない
夫の傍に行って眺めていると・・色々説明をしてくれるので結構面白く観ることができた

Kさんが姪とわたしに抽選券をくれたので籤を引くとわたしはチョコレート、姪には缶コーヒーが当たる
丁度チョコレートが食べたいと思った所だったので、嬉しく頂く

 

Kさんの舞が始まるまで、色んな舞があったがやはり内容が分からないと興味はそがれる

いよいよKさんの出番である・・何だかわくわくしてくる
演目は岬鬼(みさき)神楽となっている・・二人で舞うらしく、初めの人の舞は上の空で彼の出てくるのを待つ

彼の舞はそれまでと違って雄々しく荒々しい・・毎年の事なので、地域の人はよく分かっているらしく何だか様子が違う



次々に子供が彼(鬼のような面を付けているが鬼ではないらしい)に手渡される・・子供は 怖がって泣く
何人もの子供を抱いては抱え上げを繰り返す・・疲れているのではないかと感じる


小さな子供が終わると、小学生くらいの子供・・彼らは洋服や手足を持って舞台の上を引きずり回される

小さな子は怖がって泣くが、大きな子供たちは楽しんでいる様子・・こうして子供たちは1年間元気に過ごせるのであろう

夜も更けてくると寒さが増してくる・・最後には餅まきがあると言うがKさんの舞が終わるとすぐに後からやって来た
娘たちの車で帰途につく

夫はとても楽しんだようだった・・12月にある故郷の神楽にも誘われていると言う、多分、見物に出かけるだろう

わたしも少し神楽のストーリーを勉強して来年はもっと楽しみたいと思っている