岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山 道の駅(星のふる里ふじはし)
ここに展示してある装置は大正4年(1915年)に揖斐川電気株式会社(現イビデン)
により藤橋村、西横山の大曽根地内に建設された、西横山発電所の発電機類で
昭和38年(1963年)まで稼働していたものです。当初は、大垣市の摂津紡績大垣
工場(後ユニチカ)へ電力を供給することが最優先の目的とされていました。以来
営業面などに変環のある中で、昭和38年の建設省により横山ダムの計画にも湖底に
沈むこととなり、その役目を終えたのです、そして同年、中部電力から、岐阜西工業高校
へ教材として4台ある内1台の水車と発電機一組が寄附されました、それが縁で
平成8年(1996年)当所へ里帰りしたという径過をもっています。
岐阜県では、明治43年(1910年)に長良川発電所が完成したのを皮切に
大正年代にかけ、木曽川三川を利用した発電所が相次いで建設されました。
この発電所ラッシュの裏には、欧米の先進工業国に追いつけという国策が
あったからであります
撮影日/2016年7月23日 ダムマニア
http://biog,goo,ne,jp/77975
kara-60@ogaki-tv,ne.jp
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます