㈱日本都市さんから寄贈していただいたチームフラッグに、各々が今年の抱負を書き入れ
気合を入れて「自由練習」としました(笑)
そして、既に誰も泳がなくなったプールで最後まで泳いでいたのは…
やはりコノ男でした。
大学４年ナカガワショータロー。
ちょっとだけコイツのことを書かせていただきますネ(^^)v
４月からは福祉関係の会社で働くことが決まっており、明日の試合と来週チバコクで行われる「関東学生冬季公認」を最後に現役生活にピリオドを打つ…予定です。
彼は大学４年最後の「関カレ」「インカレ」に出ていません。「インカレ」は標準記録が切れていなかったので仕方ないのですが、「関カレ」に関して言えば、訳あって出場させてもらえませんでした。彼の名誉の為にこれだけは言っておきますが、彼が何か悪い事をしたとかそういったことは一切ありません。
それを機に、『自分が納得する形で水泳を終えたい』という一心で私のところに相談に来て、大学４年の夏前にナルーに練習環境を変えたわけです。
思い起こせば、２００４年に私が勤めていたスイミングで彼を指導したのがストーリーの始まり。あれから１０年…、私は独立し、彼は静岡県の某有名高校に進学しインターハイにも出場、大学に入って更に記録を伸ばしていくのだろうと思っていたのですが…。
大学４年でありながら、練習中に私に怒鳴られることもしばしば。
それでも、自分よりもベストタイムが速い高校生相手に果敢に攻める姿は、後輩達にどう伝わっているのでしょうか。
物凄く速くて、インター切ってて、日本ランキングに入ってる…全然そんな選手じゃありません。むしろその逆です。スピードは無いし、レースに弱いし、練習も全く強くありません。
でも、純粋に水泳を愛しているってことだけは紛れもない事実なんです。
練習を休むこともなければ、手を抜くことも出来ません。
どうして、コノ男がレースに出してもらえなかったのか未だに解せないくらいです。
昨年、彼はお父さんを亡くされました。
私も存じ上げていますが、温厚で非情に優しい方でした。
必ずや天国から応援してくれているであろうお父さんに、最高のレースを見せてあげて欲しいです。
ショータロー！
顔晴れよ！！
