新型コロナ第6波の到来は、どうやら時間の問題のようである。秋口、せっかく鎮静の兆しが見え始めたと思ったのも束の間、今度は〈新株オミクロン〉の登場である。目下のところ、感染力は強いが、重症度については判断出来るデータが出て来ていないらしい。しかし、感染数は増え始めている。新年もこのコロナに戦々恐々の日々を過ごさなければならないのか…。我ら高齢者はまさにタイトロープの毎日で、生きた心地がしない。
そ . . . 本文を読む
例の如く朝の散歩。その日の体調や気分で７、８千歩から１万歩とまちまちだ。初冬の農道は往来する人も少なく、落ち着いて歩けるので丁度良い。電線に雀の群れが留まっている。朝食後のひと時か…と、その下を通り過ぎようとした時、足元にポトンと落ちた物がある。小さな落穂である。きっと、雀が啄んでいた物が嘴から外れたのだろう。（これは縁起が良い。雀からの贈り物か…）と喜んだが、（いや、待てよ、〈雀の涙〉程、恵んで . . . 本文を読む