【現役エステティシャンが注目する~今話題の美容成分~】
おはようございます。創業65年基礎化粧品一筋のローザ特殊化粧料(rosa603special)は、一貫製造しています。私、試作開発のSでございます。
責任技術者の角屋が来年の春に、日本エステティック協会主催のセミナー講師に決定いたしました。そこで、今週は、「現場のエステティシャンが気になる&注目している成分とは!? 」についてお話します。美容に長け、常に最先端をすすむエステティシャンが気になる成分はこれから注目される事間違いなしです。
本日の美容成分は『レチノール』です。
レチノールはビタミンAの一種で、肌の細胞に働きかけてしわやたるみを改善する効果が期待できます。また、ヒアルロン酸の合成やコラーゲン生成を促進し、肌のハリやみずみずしさを育む効果も期待できます。
アンチエイジング、シミ・そばかす予防、ニキビの予防・改善など、その効果は多岐にわたります。
今日はレチノールの意外と知らない豆知識をお話します。
〇豆知識1:レチノールは様々な形態がある
レチノールには、パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール、酢酸レチノール、レチノイン酸など、さまざまな形態があります。
これらの形態は、レチノールの安定性や浸透性などに違いがあります。
パルミチン酸レチノールは、最も安定性に優れています。ただし、浸透性が悪いため、効果が出るまでに時間がかかります。
プロピオン酸レチノールは、パルミチン酸レチノールよりも浸透性が高いですが、その分、刺激が強い場合もあります。
酢酸レチノールは、最も浸透性が高いです。ただし、刺激が強く、使い始めは注意が必要です。
レチノイン酸は、医薬品として使用されています。最も高い効果が期待できますが、刺激も強いため、医師の指示に従って使用する必要があります。
〇豆知識2:レチノール化粧品は使い方に注意する
レチノール化粧品は、使い始めに注意が必要です。
レチノールは、肌のターンオーバーを促進する働きがあります。そのため、使い始めは肌が乾燥したり、赤みやかゆみなどの刺激症状が出たりすることがあります。
このような症状が出たら、使用頻度を減らしたり、使用量を少なくしたりしましょう。症状がひどい場合は、使用を中止して、医師に相談してください。
〇豆知識3:紫外線対策をしっかりする
レチノール化粧品は、紫外線を浴びると、肌にダメージを与える可能性があります。そのため、レチノール化粧品を使用するときは、日焼け止めを塗って、紫外線対策をしっかりしましょう。
レチノールには油分が多く含まれるため、洗顔直後に使用すると化粧水などが浸透しづらくなります。そのため、洗顔後、化粧水などで肌を整えてから使用しましょう。レチノールは、次の肌質の人には適さない場合があります。
- 敏感すぎる肌や過敏症の肌の人
- 食物不耐性やアレルギー症状を起こしやすい人
- 若い肌
自分の肌質に合わせて使用することが大切です。
これらの豆知識を知っておくことで、レチノール化粧品をより効果的に、安全に使うことができるでしょう。
▲現役エステティシャンが注目する~今話題の美容成分とは~
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