【化粧品製造の裏側:シルクの美容効果と化粧品への応用】
おはようございます。いつもお読みいただきありがとうございます。創業1958年の株式会社ローザ特殊化粧料(rosa603special)は、東京都で基礎化粧品の一貫製造を行っています。私は責任技術者の角屋由華でございます。
今週のブログでは、化粧品製造業の舞台裏や興味深いエピソードをお届けしています。本日のトピックは、「シルク」についてです。
シルクは蚕の繭から作られる天然繊維であり、着物やドレスなどで最高の素材として使用されています。その特徴は上品な光沢と非常に滑らかで柔らかい手触り、そしてお肌に優しいことです。
昔から製糸工場で働く女性の手肌はなめらかで美しく、それは素手でシルクに触れているからだと言われています。また、シルクは保湿性と通気性に優れており、ヘアケアに使用することでしっとり・サラサラの感触を出すことができます。そのため、美容業界では古くから注目されている成分です。
加水分解シルクは、薄い被膜をつくる性質があり、バリア機能の落ちたお肌や髪を乾燥や摩擦、紫外線などのダメージから保護する働きがあります。そのため、スキンケアにも応用されています。
写真の黄色の綿のようなものは、自生の桑から採れたゴールデンシルクと呼ばれるもので、液体の方は加水分解シルクや水溶性フィブロインと呼ばれる原料です。
気になる方は、お気軽にご質問くださいね。本日も最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。明日は、増粘剤についてアップしますので、お楽しみに。
▲化粧品製造の裏側:シルクの美容効果と化粧品への応用
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