オーラの泉のタネ明かし・続々編

でも、それは止しませんか？　江原　啓之さん。

ノルアドレナリンが分泌されなくなって、
ここだけの話、
左脳がどんどん廃用萎縮していきますからね。

こんな事していて喜んでいるのは興行元のTV局だけさ。

番組に関わっている人も、視聴者のみんなもそろって、
アッチの方に壊れていってるのが気がかりですね。

そもそも、「前世」や「あの世」なんぞを持ち出してくる人間は、
それだけでもうアウト、もうお仕舞ですから。

この時代、この現実社会から逃げ出した、
心の逃亡者とみなされて仕方のない人です。・・

元来、精神分析学では、
トリッキーで、虚言・作為を弄する人とは、
スキゾの人の特徴といわれている。

賢明な読者の方なら、
そこのところをうすうす感づいておられると思いますが。

江原啓之や美輪明宏なんて人たちは、きっと
金縛り体験や幻聴・幻覚体験を重ねてきている人たちだとおもわれます。

言っときますが、これらの体験・症状は決して霊的などという
摩訶不思議でも何でもなく、
じつは人間の心的な異常、妄想観念が自分で起こしているものなのです。

だからこそ、側にいる人には何も見えないわけ。
だって、その幻覚を見ているのは紛れもなくその本人だけだから。

それぞれの恐怖体験(ほんとうの事のように実感される)からの
それぞれの逃避行が、
また、それぞれの今に至る来し方になり、

その結果としての彼らの、矛盾・破綻した自己を
なおも防衛したい、隠し通したいという哀しい表現なのだが。・・

少なくとも一度は、
この人たちが自室でひとり
孤立感にうなだれているところを思いやってみれば、
彼らの現実がもっとリアルに見えてくるのでは。
(そんな時間を避けるために酒を飲んだり、過密スケジュールを組んでるのでしょうが)

まっ、いつの時代も現世利益新興宗教というものが意匠を変えて現われるのも
このような人たちの中からなんだと思ってまちがいないでしょう。

現実社会に適応できず、背を向けたお互いが、
ひたすらに傷口を舐め合う相手を必要としている絵図です。

また、江原啓之が現在、
恐怖体験から免れているとしたら、それは決して
霊の供養のお陰などというママゴトではなく、

前世や必然という仮構のイメージに浸るという
ルビコン川の向こう岸にいっちゃっているためだろうなあ。・・

いずれにしても、この連中が
水戸黄門の印籠よりも安直な「前世」バナシと、
「おまえに聞かされたくもない」手垢の付いた道徳バナシとのリンクだけで、

この現代社会に大手を振って歩けるのが、
なんとも滑稽で、噴飯ものじゃないか。

まっ、この方たちの「未来」に幸あらんことを！(なんてね)

(この稿、一応ここまでとしましょう。)