前回2009年の衆院選では自民から民主への政権交代がなされたわけですが、
民主の政権担当ぶりは一票を投じた国民として、誇れるものではありませんでした。
普天間基地移設の問題がうやむやになり、事業仕分けもどの程度効果が上がったのが印象がありません。
高速道路無料化の話はどこへいったのか、
その間に東日本大震災が発生してしまい、それへの対処についても様々な問題点があぶりだされ、
また隣国の中国や韓国との領土問題であわやと思うような状況にまで至ってしまいました。
最近では安全性が疑問視される新型軍用機オスプレイの在日米軍基地への配備が強行され、
米軍兵士による暴行事件も繰り返されてしまいました。
4年間はともかく上げないと宣言した消費税を上げると翻したことなどによる経緯をへて、
今年2012年の暮れに衆院選が行われることとなりました。
12月4日が立候補者の公示で、12月16日が投票日となります。
2012年12月22日の冬至、マヤカレンダーの終わりを前にして選挙が行われるのは、
天地から人への、いかなる将来を選ぶのかという問いかけであるようにも思えます。
マニフェストを実行できず、多数の離党者を出した民主は議席減が必然でしょうが、
現在の野田首相やその元に残っている議員の方々は再起を図っていただきたいと思います。
私は自分の一票をどこに投じようか迷っていましたが、本日の報道に依ると
現滋賀県知事の嘉田由紀子氏が日本未来の党の立ち上げを宣言し、
それへ小沢一郎氏率いる国民の生活が第一、国民新党、減税日本等が合流するようです。
原発依存への脱却を旗印に掲げ、それなりの人員を擁する勢力になりそうです。
原発の是非を巡っては即廃絶を訴える十万人規模のデモが行われるなどする一方、
そのような言い分は無責任とする論者も少なくないようです。
私は勉強不足でして、具体的に電力がどれほど足りないのかなどが、よく分かりません。
どれほどの生活水準や企業活動などを想定し、それの恒常的な需要に対して
原発の可動の有無でどれくらい違いがあるのか、政府や東電などはもう少し具体的に示してもらえないのでしょうか。
私は現在も汚染状態の続くあの有様を踏まえ、すぐにでも原発を止めてほしいと願う人間です。
ただ、原発の可動を全て止めた場合、国民や企業にどのような具体的な協力を要請するのか、
選挙活動中にぜひ示していただきたいものと思います。
景気うんぬん、経済成長、税収増加なくしてうんぬんというのはそれで一つの論点ですが、
金が中心、増収拡大が主点の感覚には、私は賛同できません。
主は地域社会、日本社会、人類社会が慎ましくも今後持続していけることであり、
それに従う形で経済がどうあるべきか、どのくらいの生活水準や企業活動を許容すべきなのか、
また自然生態系により調和する形でどのような工夫ができるか、技術革新ができるか、
そういう基本、同意のある枠組みの中で経済が活性化するにはどうすればよいのか、
踏まえるべき様々な要点の順序を再確認すべきと思います。
人によって何を最優先事項とするかは異なると思います。
釈迦に説教かもしれませんが、投票日まであとわずかですし、皆様なりの信念を確かめたうえで、
ぜひともこの度の選挙を、投票率の高いものとすべくお願いしたいと思います。
公示は12月4日、投票日は16日です。
民主の政権担当ぶりは一票を投じた国民として、誇れるものではありませんでした。
普天間基地移設の問題がうやむやになり、事業仕分けもどの程度効果が上がったのが印象がありません。
高速道路無料化の話はどこへいったのか、
その間に東日本大震災が発生してしまい、それへの対処についても様々な問題点があぶりだされ、
また隣国の中国や韓国との領土問題であわやと思うような状況にまで至ってしまいました。
最近では安全性が疑問視される新型軍用機オスプレイの在日米軍基地への配備が強行され、
米軍兵士による暴行事件も繰り返されてしまいました。
4年間はともかく上げないと宣言した消費税を上げると翻したことなどによる経緯をへて、
今年2012年の暮れに衆院選が行われることとなりました。
12月4日が立候補者の公示で、12月16日が投票日となります。
2012年12月22日の冬至、マヤカレンダーの終わりを前にして選挙が行われるのは、
天地から人への、いかなる将来を選ぶのかという問いかけであるようにも思えます。
マニフェストを実行できず、多数の離党者を出した民主は議席減が必然でしょうが、
現在の野田首相やその元に残っている議員の方々は再起を図っていただきたいと思います。
私は自分の一票をどこに投じようか迷っていましたが、本日の報道に依ると
現滋賀県知事の嘉田由紀子氏が日本未来の党の立ち上げを宣言し、
それへ小沢一郎氏率いる国民の生活が第一、国民新党、減税日本等が合流するようです。
原発依存への脱却を旗印に掲げ、それなりの人員を擁する勢力になりそうです。
原発の是非を巡っては即廃絶を訴える十万人規模のデモが行われるなどする一方、
そのような言い分は無責任とする論者も少なくないようです。
私は勉強不足でして、具体的に電力がどれほど足りないのかなどが、よく分かりません。
どれほどの生活水準や企業活動などを想定し、それの恒常的な需要に対して
原発の可動の有無でどれくらい違いがあるのか、政府や東電などはもう少し具体的に示してもらえないのでしょうか。
私は現在も汚染状態の続くあの有様を踏まえ、すぐにでも原発を止めてほしいと願う人間です。
ただ、原発の可動を全て止めた場合、国民や企業にどのような具体的な協力を要請するのか、
選挙活動中にぜひ示していただきたいものと思います。
景気うんぬん、経済成長、税収増加なくしてうんぬんというのはそれで一つの論点ですが、
金が中心、増収拡大が主点の感覚には、私は賛同できません。
主は地域社会、日本社会、人類社会が慎ましくも今後持続していけることであり、
それに従う形で経済がどうあるべきか、どのくらいの生活水準や企業活動を許容すべきなのか、
また自然生態系により調和する形でどのような工夫ができるか、技術革新ができるか、
そういう基本、同意のある枠組みの中で経済が活性化するにはどうすればよいのか、
踏まえるべき様々な要点の順序を再確認すべきと思います。
人によって何を最優先事項とするかは異なると思います。
釈迦に説教かもしれませんが、投票日まであとわずかですし、皆様なりの信念を確かめたうえで、
ぜひともこの度の選挙を、投票率の高いものとすべくお願いしたいと思います。
公示は12月4日、投票日は16日です。