goo blog サービス終了のお知らせ 

時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

磐梯サイクリング(3)

2008-09-13 14:59:13 | つなぎ






 夢ごごちの磐梯山から下山し、八方台の登山口に戻ったときは3時半を回っていました。

 二日目の泊まりは会津若松でした。八方台から先の磐梯山ゴールドラインはずっと下りなので、登山口の休憩所でしばらく休んで荷造りをした後、頂上から眺めた下界まで風を切って一気に降りて行きました。いつもながら下りは最高に気持ちいいですねー。

 
八方台から宿まではちょうど31kmでした。到着時刻が遅くなるかもしれないことを見込んで、会津での宿泊はビジネスホテルにしたのですが、7時前には着きました。仕事でも何度か利用しているチェーンの大浴場付きホテル(ルートイン)なので、全国どこでもはずれはなくて安心感があります。

 
インターネット予約だと朝食付きでした。シングル6,000円は禁煙ルームがいっぱいだったので、ツイン6,300円にしましたが、部屋は広くてきれいで眺めも良く、とっても快適でした。昨年は青森のビジネスホテルのタバコ臭い狭い部屋に閉口しましたが。

 
ホテルの和風レストランからはカラオケが聞こえていたのでパスして、夕飯はそばのCoco’sに食べに行きました。何とかチーズハンバーグホイル焼きがおいしかったです。

 
ホテルのロビーにおいてあった無料の自動抽出式のコーヒーが挽き立てでとってもおいしかったので、夕食後2杯も飲んでしまいました。最近のビジネスホテルはホントにサービスの向上がめざましいですね。

 
この日の夜のテレビのニュースではどこも福田首相の緊急記者会見でもちきりでした。何事かと思ったら辞任とのことで、びっくりしました。まあいろいろ積もるものがあったのだとは思いますが...。

 
最初は3日目は湯の上温泉か大内宿で泊まって34日の予定だったのですが、磐梯山で十二分にココロが満たされてしまったため、翌日は午前中に会津市内観光をして、湯の上温泉で温泉に浸かってそのまま帰ることにしました。

 
翌朝、バイキングの朝食をゆっくり食べた後荷造りし、まずはホテルから近い飯盛山に行きました。朝から良く晴れていて、天気予報でも雨の心配は全くなさそうでした。

 
白虎隊自刃の地(写真下)からの市内を眺め、「何も死なんでも他に身の役立てようはあったろうに」と思いましたが、まあ当時はそういう時代だったんでしょうね。

 自刃の地からは鶴ヶ城は遠くて認識できませんでした。城付近の火災を落城と見誤ったというのもうなずけます。近くにある白虎隊の墓(写真下)にお参りした後、その鶴ヶ城へ向かいました。

 鶴ヶ城(写真下)はもちろん最近の再建のコンクリート造りですが、城下町のたたずまいにはやはり城は似合いますね。

 天守閣から見た磐梯山(写真下)の山頂は、1日目と同様に雲に隠れていました。登る日が前後どちらにずれてもあの山頂からの眺めは楽しめなかったかも知れません。ホントにラッキーでした。

 地理、歴史の苦手な私ですが、プライベートにしろ出張にしろ、各地で機会があれば城や博物館等、できる限りその地の地理、歴史に触れるようにしています。この日も特に急ぐわけでもないので、会津の歴史くらいは知っておこうと城内の展示物はくまなく見て歩きました。

 
市内に他には特にめぼしい見所はなさそうなので、昼よりだいぶ前に会津を発ち、湯の上温泉を目指しました。途中、私の大好きな田んぼと山々の風景と、実り始めた稲の香りがたっぷり楽しめました(写真下)。

 ふと走っている自分の後姿を撮ってみたくなり、ガードレールの支柱に三脚を固定してセルフタイマーでトライしてみました。タイミングが難しく、10秒数えながら何度も失敗し、かなりの時間を費やして20枚撮りましたが、結局ベストタイミングの写真は撮れませんでした(写真下)。

 その後大川ダムの資料館でトンネル工事の技術を見学し、湯野上温泉駅に3時半頃到着しました。時刻表を見るとゆっくり温泉に浸かっている暇はなさそうでしたが、せっかくなので入らない手はないと、売店のおばちゃんに地図をもらい、川原の露天風呂(無料)に向かいました。

 駅からの道はちょっとわかりづらく、うろうろしてしまいましたが、道路工事のおじさんに道を聞いてようやくたどり着きました(写真下)。

 脱衣所も囲いも何にもないただの湯船が川原にあるだけで、上のつり橋からも丸見えでした。まあ誰も見たがる人もいないでしょうし、見られても気にならない方なので、問題はないですが。

 
先客のおじさんに挨拶して、時間がないのであせって服を脱ぎ、入ろうとしましたが湯が熱くて入れませんでした。しかし脱いでしまった以上入らないわけにも行かず、熱い湯をちゃぱちゃぱと上半身から下半身までかけて慣らしつつ、気合とともに一気に入りました。

 しかしやっぱり熱く、一分も経たないうちに出てしまいました。うめる水もないので仕方ないですね。電車の時間が迫っていたので、タオルでさっと体を拭いて服を着て、湯野上温泉駅の次の塔のへつり駅に向かいました。

 
無人の塔のへつり駅に着いて、自転車をたたんで袋に入れて荷造りが終わったときには5時少し前の電車の時間まで10分を切っていました。なので残念ながら国の天然記念物の河食地形の崖の”塔のへつり”は見られませんでした。

 
鬼怒川温泉で乗り換えて東武の特急スペーシアで浅草に出て、銀座線でいつもの通勤ルートの四ツ谷経由で勤め帰りの満員の中央線で帰ってきました。

 
私のこれまでの泊りがけサイクリングで最も短いツアーでしたが、満足度は最高クラスの旅でした。また来年まで仕事を頑張ろう、と思えるだけの元気はたっぷり充電できました。


磐梯サイクリング(2)

2008-09-07 14:56:46 | つなぎ

 




 猪苗代から裏磐梯までは20km余り。初日としても十分すぎるほど余裕の距離でした。ガイドブックには五色沼自然探勝路が裏磐梯のメインスポットとあったので、早めに着いてここを走ってきました。

 しかしさすがに最近の雨の影響か、コースの至る所でグチャグチャのぬかるみになっていました。しかも大小の石がコース中にごろごろしており、マウンテンバイクとは言えほとんど押して歩かなければならず、大変苦労しました。

 本来こういうところは走ると他の人の邪魔になるので、人のいるときは走るのは遠慮しています。当日はちょうど年配の男女の団体がバスの添乗員さんに引き連れられてぞろぞろ歩いていたので、まあいずれにしろまともに走るわけにはいきませんでしたが。

 
こんなに石とぬかるみに苦労するなら桧原湖畔コースにすれば良かったか、とちょっと後悔しつつ、泥だらけの自転車と靴で終点の磐梯高原バス停に着きました。

 
一泊目の宿は五色沼入り口近くの国民宿舎だったので、また元のところまで国道を通って戻りました。まだ少し時間に余裕があったので、バス停脇の裏磐梯ビジターセンターに寄って磐梯山、磐梯高原の成り立ちを勉強してから宿に向かいました。

 
翌日の9/1(月)は今回のツアーのメインの磐梯山登山でしたが、猪苗代から宿に着くまで山頂はずっと雲に隠れたままでした(写真下:宿の部屋から)。



 当日の宿泊客は私の他にはバイクツーリング中のお兄さんだけでした。聞くとその日は700km走ったとのこと。バイクとは言え良くやりますね。

 
ツーリング中は夕食時の瓶ビールが大きな楽しみです。サービスで出してくれた枝豆がとってもうまかったです。やはり冷凍ものとはふた味くらい違いますね。心配な翌日の天気は、宿のおばちゃんによると「まあ大丈夫みたいですよ」とのことで、ひとまず安心して眠りに着きました。

 
翌朝起きて真っ先に窓の外を見ると、空はどんよりしていたものの磐梯山は山頂までくっきり見えました。朝食後宿からの磐梯山の眺めをとりあえずカメラに収め、8時過ぎに出発しました(写真下)。


 磐梯山登山コースはいろいろあって迷いましたが、結局猫魔八方台からのコースにしました。

 このコースは登るには一番楽とのことなのですが、朝八方台まで磐梯山ゴールドラインを登っていかなければならず、登山開始時間がちょっと遅くなってしまうのが難点でした。でも反面下山してから次の目的地の会津に行くにはずっと下りで楽だという面もありました


 
磐梯山ゴールドライン入り口で軽車両料金70円を払うと、料金所のおじさんが「今日は雨降らないから」、と心強い言葉をかけてくれました。長年天候を見てきた地元の人が言うなら間違いなかろう、とほっとしてお礼を言い、登山口のある猫魔八方台を目指しました。

 
出発地点がすでに高原で標高もそこそこあり、距離も13km余りだったので、さほどの苦労なく9時半頃には猫魔八方台に着きました。駐車場の車も少なく、まあ邪魔にはならなかろうと、休憩所に自転車を置き、荷物を詰め替え入念に準備運動をして、10時頃に登山口を出発しました(写真下)。



 登り始める少し前頃から陽がさし始め、料金所のおじさんの言うとおり、雨の心配はなさそうな雰囲気になってきました。ブナ林のすがすがしい道を抜け、硫黄の臭いのガスがいたる所で地面からポコポコと噴き出している中の湯を過ぎ、気持ち良く登っていきました(写真下)。

 途中視界が開け、裏磐梯が一望できるところが何箇所かありました。遠くの山々から裏磐梯の湖沼まで、すばらしい眺めでした(写真下)。

 森を抜けて弘法清水下のお花畑に出ると、山頂がもう間近に見えてきました(写真下)。

 お花畑からは明治21年の大爆発によってできたという火口跡も見られました(写真下)。これだけのものが吹っ飛ぶとはやはり火山はすごいですね。

 弘法清水の冷たい(ペットボトルに入れると冷蔵庫に入れておいたようにホントに冷たい)清水でのどを潤し、曇って来て眺めが悪くなってはいけないと、少し焦り気味に一気に山頂へ向かいました。

 
山頂には12時半頃着きましたが、360度大パノラマのまさに絶景でした。猪苗代湖もくっきり見え、おもちゃのような下界が見渡せました(写真下)。

 来年までと言わず、今後数年くらいは十分余韻に浸れそうな感動的眺めでした。

 携帯三脚で自分の記念写真を取りましたが、足場が悪く何枚も失敗してしまいました(写真下:わざと頭を入れなかった訳ではありません)。デジカメは気軽に失敗できていいですね。シャッターを押すのに緊張感がなくなってしまうのは良し悪しですが。

 山頂直下の、猪苗代側の眺めの良い岩の上で、宿で作ってもらったおにぎり弁当を食べました。はるか下界を眺めながら食べるおにぎりは最高の味でした。

 しかし
休み中とは言えちょっと会社に連絡しなければならない件があったので、昼休みが終わるのを待って電話をかけました。登山口付近は圏外でしたが、ここはさすがに問題なしでした。

 携帯嫌いの私ですが、昨年のオフィス移転以来全社員に一個ずつ内線、外線両用の携帯が配られてから、いつも持ち歩いています。こういうときはやっぱり便利ですね。「今頃皆さん張り切って仕事してるかなー」と思いながら部の女性に取り次いでもらいました。

 昨年の7月に休みを取って富士山に行ったときも、前日に時間切れでほったらかしてしまった仕事が気がかりで、山の上から部長に電話をかけざるを得ませんでした。

 その時はうっかり「今八合目で...」と言ってしまい、部長がオフィスで「八合目ぇ~~?!」と大声で言ったため周囲に状況がばれてしまいました。後から事あるごとに皆から何だかんだ言われたので、今年は所在を聞かれてもごまかそうと思っていましたが、幸い聞かれませんでした。

 
しかし相手が出るのを待っている間、ずっと会社のテーマソングの待機音楽を聴き続けなければなりませんでした。仕事中はさておき仕事を離れている時には最も聞きたくない音楽ですね。

 
この待機音楽は変えて欲しいのですが、言ってもまず却下されるのは確実なので、まあ仕方ないとあきらめてます。

 明日から仕事です。続きはまた後ほど。


磐梯サイクリング(1)

2008-09-06 23:18:04 | つなぎ






 一足遅い夏休みを取って、今年もサイクリング&山(磐梯山)に行ってきました。

 
昨年ちょっと張り切りすぎて膝の古傷を悪化させてしまったので、今年はごく控えめに二泊三日、総走行距離114.3kmと、ほとんど初級者並みの行程でした。

 
今月の後半に長年行きたいと思いながら行きそびれていた穂高に行く予定なので、大事をとって膝にあまり大きな負担のないコースにしました。

 また
これまで東北から近畿までの手ごろな中距離サイクリングツアーコースは行き尽くしてしまい、めぼしいところとしては一、二泊程度のコースしかなかったこともありますが。

 
猪苗代を起点に裏磐梯-磐梯山-会津若松-湯野上温泉と回ってきましたが、この全国的に不安定な気象状況の中、奇跡的に全工程を通して良く晴れ、初秋のさわやかな風も感じられて最高のツアーになりました。昨年、一昨年と同じ時期に雨にたたられたので、一層ありがたみを感じました。

 
東京を出発前の天気予報はコロコロ変わり、直前にはどうも磐梯地方は下り坂のようで、よほど日程をずらそうかと思いました。しかしずらしてもどうせ不安定なことに変わりはないと、腹を決めて予定通り8/31(日)の朝に八王子を発ちました。

 
出発時の八王子はいやーな雰囲気の曇り空で、「やっぱりこりゃ危ないかなー」という感じでした。案の定大宮に向かう途中、武蔵野線の窓に雨粒が斜めに軌跡を残してへばりつき始め、「ああやっぱり」と、これまで経験のない現地雨中スタートの覚悟を決めました。

 
新幹線で郡山まで、そこから磐越西線で猪苗代まで行く途中でもパラパラと降ったり止んだりでしたが、猪苗代の駅に着いた頃には何とか雨はあがっていました。

 
「雨中スタートだけは避けられそうだな」、とほっとして、まずは出発地記念に一枚(写真下)。

 駅の外でまずは自転車に異常のないことを確認して組み立てました(写真下)。

 フェンス越しにホームを眺めている出迎えの人達が何人かいました。ローカルな雰囲気でいいですねー。

 
駅舎の正面でも一枚(写真下)。「これぞ日本の田舎駅」というたたずまいで、私の大好きな雰囲気です。登山客もちらほら見られました。

 駅前のロータリーの野口英世博士のレリーフには博士の直筆という“忍耐”の文字が刻まれていました(写真下)。この日のために1年間まじめに膝のリハビリに励んできた自分の姿が重なり、ちょっと感慨深いものがありました。博士の高尚な忍耐とはちょっと目標のレベルに大きな落差がありますが...。

 まずは腹ごしらえ、と駅前にいくつかある食堂の品定めをしていたら、一番駅側の店の客引きのおばちゃんに強引に引き込まれてしまいました。うーん、この積極性は見習いたいですね。

 
この時は特に何を食べたいというものはなかったのですが、“名物ソースかつ丼”ということなのでまあ食べてみようと、これにしました。

 
東京の下町育ちの私には、かつ丼と言ったらあの卵とじの玉ねぎいっぱいの煮かつ丼なので、“ソースかつ丼”はどうしても邪道のイメージを拭いきれないのですが。

 
しかし出てきたソースかつ丼を一口食べて、それまでの根拠のないマイナスのイメージは払拭されました。

 
分厚いとんかつの脂身と衣の油と、単なるとんかつソースではない独特のソースの甘み+酸味と、さっぱりした千切りキャベツの食感が相まって、なんとも言えない至福のハーモニーが口の中いっぱいに広がりました。これを味わってしまうと東京の安食堂のかつ丼は食べられませんね。

 幸せに浸って味わいながらソースかつ丼を食べていると、外が明るくなってきました。空を眺めるといつの間にか雨雲が消えかかって晴れ間がのぞいていました。

 
まるで天が私を祝福するかのように、食べ終わって代金を払う頃にはすっかり晴れ渡っていました。青い空と夏の名残の雲、猪苗代湖の眺めとともに上々のスタートを切りました(写真下)。

書き出すとやっぱりだらだらと長くなってしまいますね。続きはまた明日。


夏本番

2008-07-27 22:33:50 | つなぎ

 夕べは八王子の花火大会でした。隅田川に比べたらぐっと内容は落ちますが、何と言っても空いていて、芝生のグラウンドにシートを敷いて飲んだり食べたりしながらゆったり見られるのが魅力です。

 一応写真も撮ろうと思ったんですが、花火の前にいろいろ用事があってカメラを忘れて撮れませんでした。八王子の大会は花火の大きさも数も少ないですが、打ち上げ場所の間近で見られるため(ほとんど真上)、地味ながらも結構迫力はあります。

 今日も天気は不安定でしたが、昨日も夕立が来そうな来なそうな、不安な天気だったのでなおさら空いていたのかも知れません。打ち上げが始まってもスペースはまだまだ空いていました。

 花火の前には一番下の息子の夏休みの宿題の美術館鑑賞(感想文+模写)につき合わされ、八王子夢美術館のタツノコプロの世界展に行ってきました。

 昨年も同じ宿題で同じく八王子夢美術館でますむらひろし展を見たのですが、こういう良質のマンガやアニメの原画やスケッチ、絵コンテ等はとてもきれいで魅力的ですね。やはりオリジナルの絵からは、作者のエネルギーが直接感じられる気がしますね。

 タツノコプロのアニメは私も良く見ていましたので、「宇宙エース」、「マッハGoGoGo」、「おらあグズラだど」等々懐かしいアニメの原画がいっぱいあって、ついつい私のほうが夢中で見て回ってしまいました。

 私はみなしごハッチやガッチャマン、タイムボカン世代ではありませんが、同プロダクションのアニメはどれも皆優れたものばかりですね。これからもどんどん良いものを生み出して欲しいものです。

 昨日はそんなわけで全然運動できなかったので、今日はまたまた懲りずに高尾山に自転車で行ってきました。われながら良く飽きないものだと思います。定年後は高尾山千日回峰行でもやってもみましょうかね。

 今日は1号路往復でしたが、今はヤマユリと桔梗が真っ盛りで、薬王院周辺は特に、あちこちでヤマユリの香りが漂っています。森林浴+花の香り浴でとっても気持ちいいです。

 いつもより少しゆっくり歩いたので帰りが2時前と少し遅くなりましたが、シャワーを浴びてサントリーの金麦を飲みながら天ぷらそばを食べました。テレビではちょうど高校野球の北神奈川大会決勝(東海大相模-慶応)が佳境に入っていました。

 いつもどおり昼寝しようと思っていましたが、リードされていた慶応が終盤に追いついて延長戦になったため席を立てなくなり、結局最後まで見てしまいました。最後は慶応の粘り勝ちでしたが、気力のぶつかり合いの接戦でいい試合でした。

 以前長男の学校が夏の地区予選で準々決勝まで進み、家内と一番下の息子と横浜スタジアムまで見に行った事が思い出されました。

 その時の相手は東海大相模で、息子の学校は大差で負けてしまいましたが、何事によらず全力で取り組む姿は感動を与えますねー。

 東海大相模は強いのになぜか夏の大会は運に見放されていますね。選手達は悔しいでしょうが、あれだけ全力を出し切れば悔いはないでしょう。一生きらめく思い出となることと思います。運動オンチの私としてはうらやましいです。


夏の楽しみ

2008-07-21 18:53:10 | つなぎ

 この時期早朝から自転車で高尾山に行って一汗かいて、昼前にはうちに帰ってビール(本物でなく第三のビールですが)を飲みながら昼飯を食べて昼寝する、というのが私の楽しみの一つです。

 昨日はちょっと出遅れて7時半頃家を出て(早朝ではないですね)、ひと登りしてきました。高尾山口の駅までは家から30分程度。自転車の場合は駐車場の心配がないので、たいてい表の高尾山口の駅前ガード下駐輪場に止めて登ります。

 表のコースはメインの1号路から6号路までいろいろありますが、私の一番好きなのは沢沿いを行く6号路。夏の朝は特にひんやりしてとっても気持ちのいいコースです。昨日は連休中日ということで、駅に着いた頃にはすでに駅前からリフト・ケーブルカー駅まで銀座状態でした。

 5月の連休に来た時には6号路の途中が大渋滞して(途中やっとすれ違える程度のボトルネックがあるので、5分以上位前にも後にも動けない状態)エライ目に合ったので、ちょっと心配したものの、昨日は5月の連休ほどではなく、幸い渋滞はありませんでした。


6号路途中の道

 ミシュランの三ツ星をもらってからというもの、ホントに人が増えてちょっと参ってます。特に外国人(欧米人のみならずアジア人)がとても増えた気がします。

 6号路は途中に沢の中の飛び石を渡って登る部分があり(写真下:ちょっとわかりにくいですが、道のように見えるところは沢で水が流れています)、この辺が6号路の一番気持ちいいところです。

 山頂からは秋から冬にかけては富士山が良く見えますが、春や夏はまず眺めはダメですね(写真下:最近整備されてきれいになった展望台)。

 下りは1号路を下りましたが、これはほとんど車道同様で、実際薬王院のお坊さん達や茶店の車が上り下りに使っています。

 数年前に早朝に頂上まで登って、茶店の前で「さー、頂上だぞー」、と思ったところに茶店の軽自動車が「プルルルー」、と山頂まで登ってきたのを見たときは、何か興ざめしてしまいました。

 まあリフトやケーブルカーがあるとは言っても、山頂まではまだそれなりに距離がありますし、茶店の方々も毎日登って来る訳には行きませんよねー。

 途中薬王院の参道にはアジサイがまだかろうじて咲いていました(写真下)。

 ケーブルカー山頂駅付近にはTBSの車が止まっていました(写真下)。最近テレビでもやたらに高尾山特集をやってますが、また似たような番組の撮影でもしていたんでしょうかね。

 家までの帰りの途中、スーパーでお土産にスイカを買って帰りました(1/6切×2。自転車ではちょっと重かったですが。)。コストはお茶とミネラルウォーターのみでとっても安上がりな道楽ですが、つくづく幸せを感じますねー。


今年の健診は...

2008-04-23 01:14:00 | つなぎ

 




 今年の健診ではちょっと大変な目に合いました。

 
もうそれなりの歳だし、基本項目だけじゃなく追加項目(胃レントゲン/ペプシノーゲン、便潜血検査など)もやらなきゃなーと毎年思いつつ、ついつい億劫で避けていました。

 
胃は5-6年前に始めて健診で申し込んでバリウムと発泡剤を飲んでレントゲンを撮ったのですが、その際に死ぬほど気持ち悪かったのでそれ以来受けていません。

 ペプシノーゲン検査なら採血だけで済むのですが、
イントラの社内診療所の申し込みページには、「ペプシノーゲン検査で異常が認められた場合は必ず胃カメラを飲んでいただきますので、いやな方は申し込まないでください。」との注意書きがありました。

 
私は胃カメラは飲んだことはありませんが、当然バリウムと発泡剤以上にいやなので申し込みませんでした。それにしてもこの注意書きは健診の趣旨からしてちょっと「???」ですが。

 
便潜血検査は別に痛くもかゆくもないので何度か受けましたが、毎回マイナスなのでまあいいや、としばらく受けていませんでした。しかし今年は、まあ数年に一度くらいは受けておくか、と数年振りに申し込みました。

 
ところが結果が返ってきたのを見ると、大腸がん健診の欄に「要精密検査」の文字が...。ドキッとして結果の欄を見ると、2日分の検体のうちのひとつがプラスひとつでした。

 
イントラの「要精密検査になった方へ」の欄を見ると、自分で大腸内視鏡検査のできる病院を受診して、その結果を診療所に報告すること、とのことでした。診療所に聞くと、大腸内視鏡検査のできる近くの病院のリストをメールで送ってくれました。

 
地元の八王子の病院の方が便利かとも思いましたが、検査前後にも病院にいかなければならないので、出勤前に行ける会社近くの方にすることにしました。で、リストのうちの一番きれいそうなところを選んで受診の予約をしました。

 
検査に先駆けてまず初診で下剤や腸洗浄剤をもらいに病院に行き、名前を呼ばれて診察室に入ると、何と妙齢(30代半ばくらいか?)の女医さんでした。

 
これは全く予想していませんでしたが、「オッサンの先生にお尻をぐりぐりやられるよりはマシか、でも恥ずかしさは女医さんの方が...」と、複雑な心境でした。

 
「鎮静剤は使いますか?」と聞かれたのですが、鎮静剤を使うと意識が朦朧として眠くなりますとのことでした。痛いのはいやなものの、せっかくなので自分の腸の内部はライブで見たいと思い、鎮静剤なしで受けることにしました。

 
話には聞いていたものの、この検査は準備が大変で、前日から食事制限(腸内に残るワカメ、ゴマ等消化の悪いものはダメ)をし、夜下剤を飲んで、検査当日は何も食べずに腸の洗浄液2リットルをコップ一杯ずつ10分おきに飲まなければなりません。

 内視鏡検査当日、腸の洗浄液を
飲んだ分が全部出るまでほとんどトイレに座りっぱなしで、とってもつらかったです。病院まで電車で2時間近くかかるので、途中でトイレに行きたくなったら困ると、ぎりぎりまでトイレに座ってからヘロヘロになって出かけました。

 
病院に着いて受付を済ませ、薄い甚平のような使い捨ての検査着(長めのパンツはお尻に穴が開いている)に着替えました。その後血圧を測ったり、脱水予防の点滴を腕に刺したりと準備をした後、ようやく検査台に寝かされました。

 
横には看護士さん(女性)がいて、私の体を(暴れないようにか)押さえていました。先生は潤滑剤のクリームをお尻に塗りこんだ後、私の後ろの医師用モニター画面を見ながら「ハイ、行きますよ」と内視鏡を入れてきました。


 私の目の前にある患者用モニター画面には自分の大腸内部がでかでかと映し出され、「ほー、こうなっているのかー」と思いながらも、いつ進行癌の病巣が発見されるかとひやひやしながら眺めていました。

 
最初のうちは良かったものの、途中から時折ぐぐっと強い痛みがあり、思わず体をのけぞらせてしまいました。その度に看護士さんが体を押さえつけ、腰をさすってくれました。こんな時は看護士さんが菩薩様に見えてきますねー。

 
「早く終わってくれー」と思いつつもなかなか終わりませんでしたが、ようやく「ハイ、ここが終点です。ここが盲腸、この先が小腸です。」との先生の声がしました。そこからようやく内視鏡の引き抜きにかかりましたが、途中のところどころで写真を撮っているようでした。

 
肝心の病巣はどうなんでしょう、と思っていると、「うーん、特に異常ないですねー。たまたま硬いのが出てお尻が切れたんでしょうかねー。」とのことでした。普段あんまり便秘はしない方なんですが。

 
内視鏡を全部引き抜くと、最後に「ついでに痔があるかどうかも見ておきましょう」とのことで、指を入れて画面を見ながらぐりぐりと触診し、「痔もないですねー」とのことでした。

 
昨日の朝出勤前に検査結果の説明の受診に行きましたが、「特に異常ありません」とのことでした。潜血検査で陽性の人の半分は異常なしなんだそうです。

 ちょっと大変だったけど、まあ一度受けておけば当分安心だからいいや、と思っていたら、身内に癌にかかった人がいたら、数年に一度くらいは受けた方がいいとのことでした。身内にそういう人が居ないわけではないのですが、数年に一度でも、うーん...ですね。


春を満喫

2008-04-06 23:15:22 | つなぎ

 今日は最高のハイキング日和でしたので、いつもの小仏城山へ春を楽しみに行ってきました。

 膝も完全に復調とまではいかないものの、まずまず落ち着いています。アンクルウェイトを着けての布団の中での朝晩の筋トレが効いているのではないかと思います。夏までには何とか完全復活を目指し、またどこかサイクリングに出かけたいと思っています。

 山に行く時は早起きしようと思いつつ、近いからすぐ行けると思うとどうもなかなか布団から出られません。朝飯をあわただしく食べるのも嫌いなので、結局いつも家を出るのが9時半過ぎになってしまいます。

 安くなるまで待っていたガソリンを入れ、途中のスーパーで昼飯のパンとお茶を買い、旧甲州街道の満開の桜を楽しみながらゆっくりと日影沢に向かい、沢沿いのいつものところに車を止めました。

 沢の流れの音と鳥の声を楽しみながら膝を守るため入念にストレッチをし、膝サポーターを着けてザックの荷物を整理し、靴を登山靴に履き替え、車止めの石を探してタイヤの前に置き、などなどして、歩き始めたのは結局11時でした。

 この日影沢林道沿いは花が結構咲いているので、この時期カメラをぶら下げて歩いているおじさん達がいっぱいいます。スミレはいっぱい咲いていますが、私は良く見分けがつきません(写真下)。

 また下のニリンソウ(これだけは以前ボーイスカウトでここに行った時に天ぷらにして食べたので覚えました)はところどころに群生していて、とてもきれいです。

 花だけでなく、木々の若々しい新芽(写真下)もきれいです。この冬は寒かっただけに、春の息吹に一層ありがたみを感じますねー。

 知らなかったのですが、この日影沢林道沿いの市有林の一部を今伐採中(写真下)です。

 この伐採で林道からの眺めが一段と良くなりました。下の写真は上の伐採跡からの眺めです。小仏城山から高尾山へ至るルート全体が見渡せるようになりました。

 これからまた来る時に一層眺めが楽しめるようになってありがたいのですが、木がなくなって路肩が崩れたりしないのかなー、などとちょっと心配になってしまいました。まあ専門家が計画してやってるんでしょうから間違いないでしょうが。

 ここの林は檜なので、伐採跡は檜の香りでいっぱいでとても気持ちよかったです。今日は城山往復でしたが、行きも帰りも立ち止まって存分に檜の香りを楽しみました。耳(鳥の声、沢の水音)と目(花)と鼻(檜)の良い保養になった一日でした。


スターチャイルド

2008-03-21 17:01:48 | つなぎ

 

 


 しばらく前からうちの部署がある外国企業との契約交渉の大詰めで、いつものことながら超過激スケジュールで担当者がヒイヒイ言っています。私はその件は直接の担当ではないので傍観者として「大変ですねー。無理しないでくださいねー。じゃお先にー。」と早帰りしていました。

 しかし交渉が思いのほか難航し、ついに私も契約書検討その他のサポートとして駆りだされ、先々週から連日深夜残業を余儀なくさせられています。先週の金曜も深夜までかかって交渉上の重要英文メールを作成し、ようやく完成したとほっとして帰路につきました。

 中央線で八王子に着いてホームを歩き出した際に、ふと何かもやもやした不安が沸いてきました。何だこの不安感は、と朦朧とした頭で記憶をたどると、ちょっと自分でも信じがたいことですが、せっかく完成したメールを送信し忘れたことに気付きました。

 送信前にトイレに行ってもう一回見直してから送ろう、と思ってそのまま忘れてシャットダウンしてしまったようです。三歩歩くと忘れてしまうという鶏並みの頭ですね。

 いつもは重要メールは自宅PCへも念のため送信しておくのですが、それもし忘れ、どうにも後の祭りでした。結局翌日の土曜日にはるばる都心までメール一本送信しに出社する羽目になってしまいました。ない頭を無理して使うとオーバーヒートしてとんでもないことが起きます。

 昨日は昨日で休日にもかかわらず自宅で朝から休みなく至急の文書英文翻訳で、結局完成したのは今朝の4時半でした。しかしまあがんばった甲斐あってようやく交渉はまとまりそうな雰囲気でほっとしています。

 今日は以前から休みます宣言をしていたので、ようやくしばらくぶりにペンを取りました。話は全く関係ないのですが、先日アーサー・C・クラーク氏が亡くなりましたねー。

 代表作のみですが、氏の著作はだいぶ前に2001年、地球幼年期の終わり、都市と星を日本語で読み、昨年から2001年、2010年、2061年、3001年を連続してペーパーバックで読んでいます(今3001年を読んでいる途中)。

 3001年では2001年でHALに殺されたフランク・プールがなぜか生き返り、再び木星へ向かうお話です。ちょっと無理があるかなーという気はしますが、こんなのが書けるというのはホントにすごい方ですねー。

 クラーク氏も、今頃スターチャイルドとなって生まれ変わり、地球を見つめているのではないでしょうか。ご冥福をお祈りします。


梅の誘惑

2008-03-09 19:26:24 | つなぎ

 暖かくなって膝の調子も少し回復したので、恐る恐るながら徐々に山歩きの準備を始めようかと思い、お手軽コースの八王子城に行ってきました。

 上り口から頂上までゆっくり登っても45分ほどのコースですが、八王子一ではないかと思われる絶景ポイントで、関東平野一円が望めるとても気持ちの良いところです。

 この八王子城は北条氏照の居城でしたが、秀吉側の軍勢にわずか1日で落とされた悲劇の城として知られています。最近では圏央道のトンネルが掘られた影響か、落城の際に女子供が身を投げたと言われる御主殿の滝が枯れてしまい、寂しい限りです。

 頂上までの要所要所にある曲跡には当時の食器類などが埋まっており、台風後などに当時皿のかけらなどが見つかるとのことです。以前ボーイスカウトで子供達と行った時にもあちこち捜索し、それらしいかけらをたくさん見つけました。

 子供の一人の父親が歴史に詳しい中学だったか高校だったかの社会科の先生で、コレは明からの渡来品の皿のかけらに間違いないと鑑定してくれました。

 真偽の程はわかりませんが、底になにやら漢字が四文字書いてあったので、少なくとも現代のものではなかろうとは思われました。市の郷土資料館にはふもとの御主殿跡から出土した皿などが展示されており、それと似ているので多分本物ではないかと思っています。

 八王子城にはふもとに梅林があり、この時期梅が咲き出すと甘い香りでいっぱいになり、とっても気持ちの良い日向ぼっこができます。春のうららかな日差しの中で切り株に座ってぼーっとしていると、ホントに極楽気分です。

 いつも全く人はおらず、私の隠れたお気に入りの場所だったのですが、最近八王子城が日本の名城百選に選ばれてしまい、訪れる人が増えてしまってちょっと残念です。駐車場や案内版等整備されて便利になったのはまあいいんですがねえ。

 梅を撮ろうと思ったのに、何と間抜けなことにカメラを忘れてしまい、撮れませんでした。満開にはちょっと早かったのでまあまた来ればいいかとあきらめました。

 で、一昨年の同時期に撮った写真。今日の咲き具合はこれよりかなり少なめでしたが。

 高尾の梅林とともに毎年楽しみにしていますが、今年は寒かったので開花が一段と感慨深く感じられます。

 e-ラーニングの最終課題その他で忙しく、マンガを描いている暇もありませんが、この梅だけはどうしても見に行かないと一年中どうも落ち着きません。心配した膝も何とか下山するまでもち、心底リフレッシュした一日でした。


平和なひととき

2008-03-03 01:09:57 | つなぎ

 

 


ようやく少し春らしくなってきましたねー。

 土曜日はようやく暖かくなった陽気の中、用事で嫁さんと横浜に行ってきました。

 用事は昼過ぎに終わり、嫁さんはその後友人の奥さん連中と別の用事があるというので、私は一人で先に帰る予定でした。しかし天気がいいので急に海を見てから帰ろうと思い立ち、久しぶりに桜木町駅周辺のみなとみらい地区をぶらぶらしてきました。

 赤レンガ倉庫の前では日産が歴代スカイラインGT-Rを初めとする展示会をやっており、新型GT-Rに試乗(運転席に乗るだけ)できるというので長蛇の列ができていました。しかし車にはほとんど興味のない私は横目で眺めながら素通りして、海の前の広場で海と船をしばらく眺めていました。

 3時を過ぎた頃からちょっと風が肌寒くなってきましたが、それでも大勢の家族連れやカップルがのどかに散策し、「あー平和だなーっ」という日曜の午後のほのぼのした雰囲気でした。

 海沿いにしばらく歩いて帰ろうかと思って歩き出すと、右手前方の白い建物に「**資料館」、「工作船展示館」という文字が見えました。元工作少年だった私は、海の上で何か工作物でも作る船かと思い、入り口の「入場無料」の看板を確認して中に入ってみました。

 中に入ると何か小汚いボロ船が置いてあるだけでした。一瞬??でしたが、周囲の展示物を見てようやく私は「あ、あの工作船か」と気付きました。恥ずかしながらあの北朝鮮の工作船が ここに展示されているのを知りませんでした。

 弾痕や自爆跡の生々しい船体や、機関銃、金日成バッチetc.、それまでの平和気分とのギャップが大きく、「うーん・・・」でした。工作船やミサイル発射事件はもう思い出すこともなくなっていましたが、こういうのを現実に見ると、改めて国防の重要性を感じてしまいますね。

 職場が霞ヶ関なので、ミサイル発射命令が出たら最初に標的になるんじゃないかとちょっと心配です。


寒さがこたえます

2008-02-25 00:29:00 | つなぎ

 

 


 春一番は吹いても寒さが緩みませんねー。

 ホントに今シーズンの冬は寒さがこたえます。昔(20数年前)バイクで車に衝突して転倒した時の膝の古傷が痛み出したのも、この寒さの影響が大きいんじゃないかと思います。

 昨年秋のサイクリングツアーでちょっと(相当か?)無理したのも影響していることは間違いないですが。7年前にも痛みがあり一度大学病院の整形外科に行ったのですが、「何だこんな軽症で大学病院なんかに来ないでくださいよ」と言うような雰囲気でした。

 その時は筋トレの図解の紙を渡され、「コレで毎日200回やってください」と言われました。新聞等にも良く出ているのでご存知の方も多いでしょうが、具体的には寝て腿の上げ下げを仰向け、横向きでやったりというような地味なトレーニングです。

 その後その筋トレや水中ウォーキングに励んだおかげか次第に痛みを忘れるようになり、ハイキングに行けるまでに回復したのですが。最近ちょっと筋トレもさぼりがちで、油断があったのかもしれません。

 今回は筋トレや水中ウォーキングを続けてもなかなか痛みがとれないので、好きなサイクリングやハイキングはおろかこのまま歩けなくなってしまうんじゃないかと心配になり、土曜日に近所に新しくできた整形外科に行って診てもらいました。

 ベッドに横にならされて片足ずつぐるぐるひねられ、レントゲンも撮った結果、まあ特に処置が必要なほどのことはないでしょうとの診断でした。事故った時に少し靭帯に損傷を受けたようで、左ひざが少しゆるいとのことでした。膝関節の模型で関節の構造とともに丁寧に説明してくれました。

 去年のサイクリングツアーやハイキングの頻度等も含めて過去の経緯は事前に問診表に記載していたのですが、恐れていた「もうサイクリングやハイキングは厳禁です」との宣告はありませんでした。しかし「まあ今更アスリートを目指すわけでもないでしょうから、サイクリングにしろハイキングにしろもう余り無理はしないで強度は徐々に下げてください」とのことでした。

 確かに今からエベレストを目指したり、ユーラシア大陸自転車横断、トライアスロン挑戦、などするつもりはさらさらありませんが。

 歳とともにできることがだんだん制限されてくるのは仕方ないでしょうが、やはりちょっと寂しいものがありますね。まああまり気張らず、あきらめず、また程ほどのサイクリングやハイキングをそれなりに楽しめるよう気長にリハビリを続けようと思ってます。


快晴の初登り

2008-01-03 22:50:46 | つなぎ

 

 


 今日は天気が良かったので、おせち料理でたまった余分な栄養分の消費も兼ねて、小仏峠~景信山に軽く初登りしてきました。駅伝も気にはなったのですが、明日は曇りのようなので山優先ということにしました。

 長い歩程ではないので、朝ゆっくりしてから、駅伝を車のラジオで聞きながらのんびり行きました。登り口に着いた時は11時半頃で、ちょうど8区のゴールに早稲田と駒沢が相次いで到着した頃でした。

 8区では駒沢が早稲田に追いつくかなーと思わせながらも、結局追いつきませんでしたねー。でも15秒差まで縮まったので、多分この後駒沢が余裕で早稲田をかわして優勝だろうなーと思いつつ車を離れ、登り始めました。

 快晴で日当たりの良いところは汗ばむくらいだったものの、さすがに日陰は冷え込んでいて、見事な霜柱がたくさんありました。景信山の頂上はさすがに人はまばらでした。

 いつもは座るベンチを確保するのに苦労するのですが、今日はゆったり座れました。行きがけにお気に入りのパン屋で買ったパンを食べ、しばらく景色をボーっと眺めた後、のんびり下山しました。

下山途中で撮った富士山。もう日が傾いて逆光のためシルエットです。


同地点からワイドで。手前は相模湖、奥が富士山。

 帰宅後嫁さんに駅伝の結果を聞くと、案の定駒沢が優勝したとのこと。前評判通りだとあまり面白くないですが、まあ実力だから仕方ないでしょうね。それにしても昨日の順天堂に加えて、そこそこいいところまで行っていた東海大や大東大までも棄権になってしまったのは残念でしたね。

 途中棄権した当の選手達は断腸の思いでしょうが、まあ長い人生から見れば貴重な経験になると思います。是非その経験をプラスに転じて張って欲しいものです。


本年もよろしくお願い致します

2008-01-03 00:28:00 | つなぎ

 

 


 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします

 今年は首都圏は天気に恵まれてとても気持ちの良い正月ですねー。他の地方ではそうでもないところもあるようですが。

 うちは東南東に近い向きで、前面には高い建物は何もないので、バルコニーから毎日日の出が拝めます。丘陵地帯なのでさすがに地平線は見えませんが、田舎はせいせいして良いですねー。

 昨年は初日の出を撮ろうとして寝坊して撮り損ねたので、今年は一番上の息子に頼んで撮ってもらいました。

 撮りかたは特に指定せず、適当に撮っておくよう言っておいたのですが、何と日の出前から181枚も連続写真を撮ってありました。そこまでしてくれなくても良かったんですが、まあそうも言えず、礼を言って自分のパソコンに取り込みました。

 以下抜粋の数枚。


一ドルくらいの夜景


徐々に明るみ始める


白み始めるとそろそろ日の出


神々しい日の出

 箱根駅伝の選手の頑張りを見習って、今年も時間の許す限り描いて(書いて)行きたいと思います。お寄りいただいた方の浮世の憂さが、一瞬でも晴れるようなことがあれば、これに勝る喜びはありません。時々サボることがあるかも知れませんが、その時はご容赦ください。

 それにしてもいつもながら箱根はドラマチックですねー。ごぼう抜きや区間新記録もすばらしかったですが、順天堂のアンカーの選手の無念さを思うと胸が痛みます。

 今日も天気が良いようなので、復路もいいレースが期待できそうですね。
 
順天堂の皆さんも気を取り直して頑張ってもらいたいものです


やられました

2007-12-16 22:36:43 | つなぎ

 

 


 先週は風邪で木曜、金曜と会社を休んでしまいました。 土曜日は嫁さんと一番下の息子をディズニーランドに連れて行く予定だったのですが、土曜日になっても回復せず、私は留守番でした。

 まあ私は運転手兼荷物持ちですのでその方が楽でいいのはいいんですが。とは言え、毎年のようにこの時期に行っていたディズニーランドに行かないと、やはり何となく寂しさもちょっと感じます。子供もいつまでも親と一緒に喜んでディズニーランドなんかに行ってはくれませんしね。

 

注:私の子供は実際はこんなかわいい歳ではありません。

 先週の水曜日は昼ごろから寒気がしてきて、食欲がいまいちでどうも変だなーと思っていたら夕方から気持ち悪さとだるさでとてもしんどくなってきました。

 よほど早退しようかと思ったものの、その日は今は役員の元部長名の英文レター作成をしなくてはならず、何とか我慢してようやく5時半ごろ書き上げました。

 元部長の役員のレター原稿作成は私に回ってくることが多いのですが、書いた原稿を一発で通してくれることはほとんどなく、まず何度もあれこれ注文があって3、4回書き換えないといけません。

 しかしその日は珍しく2、3点の簡単な書き換え一回のみで「こんなもんかなー」とOKをくれました。気持ち悪さと全身倦怠感と疲労感でへろへろになっていた私は、「あーこれで帰れるー」とほっとしました。

 たまたまその日はノー残業デーだったので遠慮なく帰ろうとパソコンをシャットダウンし、画面が消えたのを見届けて腰を浮かした瞬間、「**君、これやっぱり**だよなー。こうしてくれんか。」と元部長の声が...。

 私は、サイクリングで峠のてっぺんに見えていたところに着いたら、まだいやらしい上り坂のカーブがうねうね続いているのを見たときのような思いで、浮かした腰を再び椅子に下ろしました。

 私は、「本日業務終了です」の合図としてかばんを椅子の背もたれと腰の間に挟み、「はあ」と生返事をしつつ、「まあ明日でいいか」の声が続くのを待ちました。しかし翌日は私は休むかもしれないと思ったからか、帰っていいよとのお許しは出ませんでした。

 仕方なくまたパソコンのスイッチを入れ、長い立ち上げ時間を延々と待って再びレター修正作業に取り掛かりました。しばらくかかってようやくお許しを得てオフィスを後にしましたが、自宅までの遠い道のりがいつもの倍くらいに感じられました。

 ここ数年ずっと 風邪らしい風邪はひかず、病気で会社を休むようなこともなかったので、どこかに油断があったのだと思います。

 悪い風邪がはやっているようですので、年末年始に向けて皆さんお気を付けください。


勉強も世につれ...

2007-12-03 00:40:40 | つなぎ

 

 


 この土日はずっとビジネス関係のe-ラーニングのレポート作成に費やしましたが、結局完成しませんでした。なかなかハードでちょっと挫折しかけてますが、なけなしの貯金から大枚はたいて受講している以上そう簡単にあきらめるわけにもいきません。

 春に申し込んで年内には終わるはずだったのに未だに半分までしかたどり着いていません。まあ同時期に申し込んで受講している人達も私よりはるかに遅い人達が大半なのですが。カタツムリのような進行具合ですが、何とか修了したいと思っています。

 もともと技術系の私はずっとビジネス関係の勉強はきちんとしたことはなかったので、この歳で今更という感もありますが、まあ何事も始めるに遅すぎることはないと始めた次第です。

 それにしても自宅の部屋にいながらブロードバンドで講義が聞けるとは便利な時代ですね。通信教育に比べてずっと臨場感があって記憶にも残りやすいです。レポート提出も楽ですし。

 ただ自宅だとちょっと緊張感の維持が難しいのは否めません。講義一回は15-20分と短めなのですが、最後まで目はパッチリ、と言う訳にはなかなか行きません。ついつい下の図のようになってしまいます。

 11/30の金曜日は熊本に日帰り出張で夜中に帰宅したので、さすがに疲れて今週末はなおさら眠気との戦いでした。まあなんとか合間に時間を見つけてマンガでも描いて気分転換しながら気長に取り組もうと思ってます。

 ついさっきまで野球の韓国戦を見ていましたが、すごい試合でしたねー。WBCの時もそうでしたが、野球って本気で気合の入った試合は見ていてほんとに面白いスポーツですね。私はサッカーよりメリハリがあって好きです。普段のプロ野球中継は特に見ませんが。

 今日の台湾戦、この勢いでぜひとも勝ってもらいたいものです。