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時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

秋晴れの金峰山

2009-11-08 22:27:46 | つなぎ

 先週の土曜日はいつもの三人仲間で金峰山に行ってきました。その日のうちに更新しようと思っていたものの、月曜から木曜までシカゴ出張(上役のカバン持ちですが)だったため、準備や報告書に追われ今頃になってしまいました。

 本当は月曜日を休んで4連休にする予定で、月曜は嫁さんとマイケルジャクソンのThis is itを川崎のI-MAXシアターで見る約束をしてチケットも買ってあったのですが。

 出張の日程を決める際、「月曜はちょっと約束が...」と、小さな声でごにょごにょ呟いたものの、同行する上役の「どーしても外せない都合でもないだろう。一日でも早く行きたいんだよなー。」との一言で押し切られてしまいました。嫁さんは当然ながら数日間ご機嫌斜めでしたが。まあ自由業でないサラリーマンの宿命で仕方ないですね。

 金峰山も以前から予定していて、出張前の準備でちょっと厳しいかなーとは思ったものの、ここのところずっと秋晴れで天気もいいし、次の日一日あればまあ準備も大丈夫だろうと行くことにしました。

 結果的に天気は最高で、標高の高い割に陽気もポカポカと暖かく、眺めも抜群で最高のハイキングでした。今回はすでに標高の高い大弛峠(2,360m)がスタート地点だったため、2,599mの山頂まで、多少のアップダウンはあったものの、山登りというよりは尾根道トレッキングでしたが。


富士山その他遠くの山々までよく見えました


途中で出会ったホシガラス


山頂(眺めは最高)


山頂直下の五丈岩
(何でこんな巨大な岩がてっぺんにあるのか不思議ですね)


裏から見た五丈岩(落ちてきそう)


 シカゴの話はまた次回。


不機嫌なパソコン達

2009-10-04 22:42:00 | つなぎ





 以前から画面の調子の悪かったパソコンを先月のシルバーウィークに点検修理に出したのですが、今日ようやく帰ってきました。

 不具合は時々画面全体が突然粗くなって細かいすだれ状態になってしまうもので、リカバリ操作でも治りませんでした。サポートセンターに電話したところ、「それではこちらで見せていただくしかありませんねー」とのことで、シルバーウィーク最終日の23日に宅配便でメーカーに送付しました。

 結局メーカーでは症状が出ずじまいだったとのことでしたが、再度すべて初期化して一応元通りにはなっていました。またいつ症状が出るかとちょっと 不安ではありますが。何が原因か分からないのはやっぱり気持ち悪いですね。まあなるべく負荷のかからないように重たいソフト等はインストールしないようにしようとは思いますが。

 結局修理の間マンガも処理できず更新もできずじまいでした。Google検索もできないし、やっぱりパソコンはないと困りますねー。私のパソコンのみならず息子のノートパソコンのAdobeソフトパッケージ(イラストレーター、フォトショップ etc.)もしばらく前から突然使えなくなったとのことで、私に何とかしてくれと泣きついてきました。

 ライセンス認証失敗のエラーでしたが、Adobeサポートセンターに電話したところ技術的サポートは平日でないとダメとのことでした。平日にそんな暇はあろうはずはなく、またエラーメッセージの中身を伝えても担当者は要領を得ず、「使えんサポートだなー」と思いつつ、自分で何とかするしかないと腹を決めました。

 親父の威厳の見せどころと思い、「再インストールするかサポートセンターに連絡してください」とのエラーメッセージに従って再インストールを含めて昨日朝から夜中まで一日中あれこれやったものの結局使えるようにならず、昨晩は敗北感に打ちひしがれて眠りにつきました。

 今朝起きて息子のノートパソコンを立ち上げて、「一晩休ませたらひょっとして...」と再度トライしたものの当然だめでした。さすがにあきらめてシャットダウンしようとしましたが、ふと「ダメもとで、Googleで似たような症状で困っている人がいないかもう一回調べてからにするか」と思い直し、いろいろ見ていたところ、あるブログで同じ症状の回復事例と操作方法が書いてあるのが見つかりました。

 さっそくそれに従って一連の操作をやってみると、一発で簡単に復帰しました。どうやらAdobeのライセンス認証システムの不具合のようでしたが、これぐらい電話ですぐ解決してほしいものです。

 で、息子には「回復したけど、これぐらい自分で何とかできなくてどうする。」と言いながらさりげなくパソコンを返し、親父の威厳も失わずに済みました。私のパソコンのもろもろの初期設定及び必須ソフトのインストールも済んで、ようやくもとのパソコンのある生活に戻りました。今日はよく眠れそうです。

 シルバーウィーク中の21日には自転車で五日市の日の出山に行きましたが、遅ればせながらその時の写真です。


名前はわかりませんが、高尾では見ない花です


これがつぼみ。上の花びらのように見えるのはがくかもしれません。


養沢川沿いのがけ崩れ跡もきれいに修復されていました。


帰り道の秋川街道沿いのコスモス


遅い夏休み

2009-09-13 15:39:46 | つなぎ






 先週の木曜から遅い短めの夏休みをとっています。今年の夏は赤岳、軽井沢、富士山と遊びすぎたため、サイクリングツアーはお休みとしました。

 どれも安上がりの遊びなので財布の負担はそれほどでもなかったのですが、満足度が飽和してしまい、ちょっとツアーに出る気力が出ませんでした。

 とは言え、ずっと家にいるのもなんなので、金曜日だけ近場のサイクリング+ハイキングに行ってきました。いつもの日曜日の高尾ハイキングと違い、時間と気持ちの余裕は十分あるので、ちょっと足を延ばして大垂水峠超えで相模湖まで行き、道志から城山湖、橋本経由で帰ってきました。

 途中で、これまでいつか歩いてみようと思いながらなかなか機会がなかった大垂水峠-小仏城山コースを歩きました。

 今年はちょっと涼しいので、峠超えも大して汗もかかず気持ちよかったです。空気はもう秋の雰囲気ですが、まだ蝉の声が夏の名残をとどめていました。アザミが色鮮やかに咲いていましたが、トゲトゲの印象が接写で撮るとだいぶ違って見えますね。

 
アザミ通常


アザミ拡大


大垂水峠の上から峠方面を望む

 山頂から先週登った富士山を眺めてしばし感慨にふけっていましたが、とってもさわやかな天気で気持ちよかったので、売店で思わず缶ビール400円を買ってしまいました。


小仏城山からのいつもの富士山

 行きがけに高尾の駅前の手作りパン屋で買ったソーセージパンとアンドーナツ、かぼちゃアンパンをかじりながら飲んだスーパードライは、「あー、もう人生他に何もいらない!」と思うほどうまかったです。

 帰りは少し曇ってきましたが、サイクリングには日差しが強いより薄曇りくらいがちょうどいい天気です。

 人もまばらで静かな相模湖畔でしばらく佇んでから、一気に八王子まで走りました。これからしばらく、サイクリングにもハイキングにも一年でもっともさわやかで気持ちいい季節です。


ちょっとさびれた相模湖


山じまいの富士山(2)

2009-09-11 20:03:32 | つなぎ

 




 夜半過ぎから高山病の症状で頭痛と吐き気がしていて、明け方になっても回復していませんでしたが、翌日は夜明け前の
4時半に出発しました。満月はますます明るく、ヘッドランプはなくても歩くのに支障はなかったので、結局使わずじまいでした。

 気持悪いのを我慢して昇っていると、途中でご来光が拝めました。このころには気温も上がり、ようやく高山病の症状も治まってきて、ほっと一息でした。


ご来光1


ご来光2

 頂上に着き、剣が峰で記念撮影を、と思ったら撮影待ちの行列ができていました。


剣が峰撮影待ちの行列

 前回同様お鉢めぐりをしましたが、360度の眺めが最高でした。下界に映る影富士もきれいに見えました。


影富士


私の影もてっぺんに見えるはず?


剣が峰反対側から頂上の火口

 下りは富士宮口正規ルートで降りてきましたが、11時過ぎには車に戻れました。翌日は仕事なので早めに帰れるのはありがたいです。

 前回は雲が多くて下界は見えず、山頂に着いたら雨が降ってきてコンディションはいまいちだったのですが、今回はこれ以上ないというくらいのコンディションだったので、富士山の魅力を十分満喫できました。

 高山病にもっと強かったらまた登ってもいんですがねえ。


山じまいの富士山(1)

2009-09-11 19:36:06 | つなぎ






 先週の土日にいつもの三人で富士山に行ってきました。本当はもう一週間前の予定だったのですが、天気が危なそうなので一週間延期しました。結果的には正解で、天気は良くて風もなく、とても良い登山日和でした

 一昨年に続き2度目の富士登山です。前回は河口湖口からだったので、今回は反対側の富士宮口からにしました。

<
富士宮口五合目登山口

 五合目レストハウスで山菜うどん800円を食べ、登りは宝永山回りで御殿場口ルートに合流するコースをとりました。このコースのハイライトは何と言っても宝永火口です。近くで見るととても大きく、迫力があります。


宝永火口

 宝永山は壊れた方角案内板があるだけで、あまり面白みはないところです。


宝永山

 登ること4時間余り、5時すぎに八合目の山小屋に着きました。もう9月になってしまったので、他の山小屋はすでに閉じており、このコースで唯一開いていたこの山小屋も、この日が営業最終日でした。

 
お茶を飲みながらしばらく休んでいると、「月の出が見えますよー!」との声が外から聞こえてきました。外に出てみると、雲海の上にきれいな月が昇ってくるところでした。この日はたまたま満月で、とってもきれいな月でした。


八合目からの月の出


拡大図(何となくウサギに見えるような?)

 夜景用高感度モードで撮ってみると、肉眼より幻想的でした。


高感度モード


八ヶ岳ふたたび(2)

2009-07-12 12:25:14 | つなぎ





 硫黄岳山荘はとっても快適な山小屋で、水も近くの沢からポンプでくみ上げているのでふんだんに使えます(もちろん節水には心がけますが)。トイレはログハウス風の、木の香りのする新しいきれいなところで、水洗はもちろん何とウォシュレットの温風乾燥付きでした。会社のトイレよりずっと快適です。夜は8時消灯で、さすがに疲れていたので即眠りに落ちてしまいました。

 朝起きると一面もやで何も見えず、朝の景色は楽しめずちょっと残念でした。でも夕食も朝食もおいしく、快適な宿泊でした。最近の山小屋はどこも営業努力に励んでいますねー。


朝の硫黄岳山荘

 6時半ごろ宿を出発しましたが、まだもやは晴れる様子はありませんでした。


硫黄岳山荘前の鐘と祠

 しかし時計の気圧計では気圧は上昇方向でしたし、天気予報でも晴れに向かうとのことだったので、そのうち晴れてくるだろうと期待しつつ歩き始めました。

 途中の尾根道では様々な高山植物が盛りでした。


チョウノスケソウ(白)とオヤマノエンドウ(紫)


オヤマノエンドウ


イワウメ


イワヒゲ


イワヒゲ


キバナシャクナゲ


キバナシャクナゲ

 花々を楽しんでいるうちに横岳山頂に着きましたが、まだもやの中でした。


横岳山頂

 何も見えないのでさっさと赤岳に向けて進むと、ようやく明るくなってきました。


横岳先の尾根から


横岳先の尾根から

 しばら行くと、もやの晴れた赤岳山頂も見えてきました。


赤岳

 こちらの方にはまた違った高山植物もあります。


イワベンケイ

 ようやく赤岳山頂に着きました。上空は雲がかかっているものの、周囲の山々と外界は望めて気持ち良かったです。


赤岳山頂


赤岳山頂

 眺めを十分楽しんで赤岳を後にし、最後の山の阿弥陀岳を目指しました。


阿弥陀岳


阿弥陀岳山頂

 阿弥陀岳に行ったらまたもやが出てきてしまいましたが、もう十分眺めは楽しんだので長居はせず一路美濃戸口の駐車場を目指しました。しかしここからの下りがまた延々と長く、結局車まで3時間以上かかってしまいました。


ギンリョウソウ

 下の方に下りてくると、こんな変わった植物も見られます。腐植土から栄養分を吸収する腐生植物で、光合成の必要がないため透明で白っぽく、ちょっと気味悪いですね。別名ユウレイタケというのもうなずけます。特に珍しいものではないようですが。

 駐車場に戻った頃にはA君は疲労でもうぼろぼろでした。私は前の晩よく眠れたのでそれほどではありませんでしたが。

 駐車場前の八ヶ岳山荘で食べた、遅い昼飯のそば定食900円(山菜そば+ミニかき揚げ丼)は胃にしみました。ビールが飲めたら最高ですが、こればかりは我慢せざるを得ませんね。

 帰りは小渕沢の道の駅の温泉に浸かって帰る予定だったのですが、A君の疲労がひどく、万一風呂で倒れたりしたら大変とあきらめて、道の駅では風呂は入らず土産(そば饅頭、ブルーベリー、ルッコラ)を買って、中央高速に乗りました。

 交通情報を聞いたら、小仏トンネルから大月まで28Km渋滞で、抜けるのに2時間半かかります、とのことだったので、いずれにしろ風呂は無理だったかも知れませんが。結局家に帰ったのは9時半くらいでしたが、心地よい疲労眺めの余韻の中、風呂上りの金麦は最高でした。


八ヶ岳ふたたび(1)

2009-07-12 11:03:40 | つなぎ





 先週の土日に、八ヶ岳の硫黄岳-横岳-赤岳-阿弥陀岳の縦走に行って来ました。3年前の10月に赤岳に登って以来八ヶ岳は2度目です。

 パーティーはいつもの先輩とA君。梅雨のさなかなので雨は覚悟の上でしたが、登山中はまったく雨も降らず、景色も十分楽しめました。心配されたA君の体力は限界ぎりぎりだったものの、何とか無事に予定より1時間遅れ程度で下山できました。

 4日土曜日はまず美濃戸口に車を置いて林道を上り、美濃戸山荘前の登山口から北沢経由で硫黄岳に向かいました。時折日差しも出るもののそれほど暑くもなく、沢沿いの道は快適でした。

 
美濃戸山荘前の登山口


北沢沿いの道

  道沿いの花々がとてもきれいでした。名前はもしかしたら違っているかもしれませんが。


シロバナヘビイチゴ


ヤツガタケキスミレ


ヤツガタケキスミレ





ミツバオウレン


イワカガミ


イワカガミ

 赤岳鉱泉の小屋を過ぎ、赤岩の頭に出ると、硫黄岳はもやがかかっていました。


赤岩の頭から硫黄岳を望む


硫黄岳山頂

 硫黄岳山頂は広々としたところで、晴れていれば絶景とのことですが、まあ雨に降られないだけ幸せと感謝しないといけません。前回赤岳に登った時は、頂上付近は氷点下で一面霜で真白でしたので。

 北側には残雪のある大きな火口が広がり、近づくと怖い所です。最近落ちた人もいるとか。


硫黄岳火口


硫黄岳火口


硫黄岳火口

 土曜日の宿泊は硫黄岳頂上のすぐ先の硫黄岳山荘を予約していました。同じく硫黄岳山荘に向かうと思われる大勢の団体さんが来たので、先を越されると宿泊手続きが面倒と思い、早々に宿に向かいました。


梅雨の前に

2009-05-24 14:22:44 | つなぎ

 そろそろ梅雨ですねー。

 今年の春は休日に結構晴れの日に恵まれて、気持の良い山歩きができました。梅雨入り前にもう一回、ということで、昨日は大岳山-御岳山-日の出山周回コースに行って来ました。

 いつもの先輩は今週は家庭サービスとのことで、今回は先輩とともに昔の地元の事業所時代に同じグループで一緒だったA君と二人でした。

 A君、4月に東京本社に転勤になったのですが、先輩から「本社勤務になったら運動不足になるから山でも行かんか。」と誘われ、一揃い山用品(靴、ザック、ズボン、レインスーツ)をいっぺんに買ってしまいました。

 A君、昔から結構のめりこむタイプではありましたが、先輩の誘いにその気になり、スポーツ用品店では「目標は3000m級です」と言ってセットで買ったそうです。3000m級となると初級者用の道具では心もとないので、皆それなりのグレードのものを勧められ、トータルで私の月の小遣いの倍以上かかったようです。

 「健康のための投資だ」としてA君は小遣いでなく家計から奥さんの許可を得て出してもらったらしいのですが、よくできた奥さんですね。うらやましいです。

 で、買ってしまったからには、奥さんの手前月に一度は行かないとまずいとのことで、先月末の高尾-陣場縦走に引き続いて付き合うことになりました。高尾-陣場縦走は結構歩きでがあったので、今月はもうほどほどに近所で済まそうと思っていたのですが。

 でも昨日は天気もまずまずで暑さも懸念されたほどでもなく、雨にも降られず大変気持のよい山歩きができました。

 日の出山側登山口の上養沢は昨年春の土砂崩れの復旧工事がまだ終わっておらず、車は通行止めのままなので、大岳鍾乳洞の上の大岳山の登山道入り口に車を停めて、昨年の11月初めに行ったコースで上り始めました。

 登り始めてしばらくすると大滝のすぐわきを通ります。最近結構雨も降っているためか、昨年の秋より水量豊富で勢いがあるように思えました(写真下)。

 A君結構つらそうではありましたが、トレーニングのためと心を鬼にして多少早目のペースで登り続けました。大岳山頂上下には、大岳神社がありますが、ここの狛犬はユーモラスな顔をしています(写真下)。



 神社から岩場を登って大岳山頂上に立ち、再び神社に戻って御岳山を目指しました。大岳山頂上はちょっと休んでから写真を...と思っているうちに、年配のグループが到着して大騒ぎであたりを占拠してお弁当を広げ始めたため、写真はあきらめました。

 御岳山まではアップダウンもなく尾根道を楽に行けます。すぐ手前の浄水所からの北側の眺めも気持ち良かったです(写真下)。

 御岳山は高尾山同様ケーブルカーで気軽に行けますが、ケーブルカーの上は土産物屋の通りになっているので高尾山以上に俗っぽい感じがします。

 てっぺんの御岳神社は大岳神社とは比べ物にならない立派なものです。狛犬もはるかに立派でりりしいですね(写真下)。



 昼も過ぎていたので参道下の広場でおにぎりを食べ、騒々しさを後に日の出山に向かいました。

 日の出山頂上はとても気持ちの良い広々したところで、東側の眺めがとても良いところです、子供らが幼稚園や小学校の低学年だったころにしょっちゅう登りに来ていました(写真下)。

 登ってきた大岳山を望み(写真下)、「結構歩いたなー」と思いつつ、頂上を後にしました。

 今は閉鎖されている養沢鍾乳洞脇を通り、上養沢の日の出山登山口に降り、舗装道路を通って大岳山登山口に戻りました。途中復旧工事現場を通りましたが、予想以上の規模で驚きました(写真下)。

 何で復旧にこんなに時間がかかっているのか不思議だったのですが、現場を見て納得しました。工事現場の人に聞いたところ、工事完了まで来月いっぱいはかかるとのことでした。

 朝8時45分頃に大岳山登山口を登り始めて、車に戻ったのは3時45分頃、昼飯休憩を入れてちょうど7時間の行程でした。A君結構きつかったようでだいぶばててましたが、3000m級に登るためにはこれしきでばてていてはいかんと思ったか、「もっと鍛えます」とのことでした。


懲りずに高尾

2009-05-04 19:32:19 | つなぎ

 懲りずにまた今日も高尾山に行ってきました。

 今日は一人でトレーニングがてら、高尾山山頂往復でした。昼飯までに家に戻れば良かったので、30日よりはずっとのんびり7時半過ぎに自転車で家を出ました。

 高尾山口に着いたのは約30分後の8時過ぎでした。時間も30日よりは1時間遅かったこともあり、やはりかなりの人出でした。しかしまあGWの祭日としては予想ほどでもないな、という程度でした。周囲を歩いている人も、「あんまり混んでないねー」と感想を言い合っていました。

 入念にストレッチ後、8時半頃スタートし、一号路で山頂に着いたのは9時50分頃。ビジターセンターの開く10時前に山頂を発ち、1号路を戻って途中から6号路に入って下山しました。昨年の6号路の大渋滞の反省からか、今年は6号路の上の方はGW中は上り専用になっていました。6号路は狭いのでそうでもしないと危険でもありますし、良い判断と思います。

 ケーブルカー乗り場に着いたのは11時過ぎ。さすがにこの時間にはすごい人でした(写真下)。

 係の人の言うところによると、ケーブルカー70分待ちとのことでした。ディズニーランド並みですね。相当のんびり行っても歩いたほうが早いです。

 この時期最も目立つ花は何といってもシャガですが、今年も見事に群生しています(写真下)。あやめ科で学名はIris japonica。原産は中国のようですが。好きな花なので以前写真を会社のPCの壁紙にしていたことがあります。

 でも同僚に「コレうちの庭にいっぱい咲いてますよ」と言われて興が削がれ、別のに変えてしまいました。ひとこと言うにしても、「きれいですねー」くらいにしておくのが無難ですね。


梅の季節

2009-02-15 22:04:54 | つなぎ

 気分はすっかり春ですねー。

 この週末は異様な温かさでした。この季節毎年欠かさず行く八王子城の梅林も、もう7分咲き位で見ごろでした(写真下)。

 今日は八王子城にはカメラの接写テストも兼ねて行ったのですが、リコーR10の1cmマクロはさすがに優れものです(写真下)。

 梅の他にも、春の訪れを知らせる花々は咲き始めていました(写真下)。1cmにも満たない花ですが、接写すると、肉眼では見えない世界が見えます。感動ものの機能ですね。価格.comで人気No.1なのもうなずけます。デジカメも進歩したものです。


カリフォルニアの夕日

2009-02-11 23:15:18 | つなぎ

 久しぶりに海外出張に行ってきました。

 
場所はアメリカのアナハイム。言わずと知れた、ロサンゼルス国際空港から車で小一時間のディズニーランドのあるところです。

 
ミッキーの顔の形のジェットコースターのあるアドベンチャーパーク脇の道路を挟んだ反対側にコンベンションセンター(写真下)があり、そこと隣接のホテルで開催された集まりに出席するのが目的でした。

 ディズニー大ファンながら本国のは行ったことのない嫁さんに行き先を言ったところ、「なんで会社のお金でそんな所に遊びにいけるの!」とどうにも納得のいかない様子でした。遊びに行ったわけじゃないんですが...。

 とは言え、今回の出張はもともと出席予定だった上司が急に他の用事で出席できなくなり、一週間前に「お前代理で行け」と言われたもので、交渉やプレゼン等もなく、まあ気楽な出張ではあったのですが。

 
しかし当面海外出張はないだろうと期限の切れたパスポートを更新せずに放っておいたため、行けと言われた朝にあわててパスポートセンター電話したところ、通常申請では間に合わないが、今日中に申請すれば何とかしましょうとのことでした。

 
あわてて自宅まで古いパスポートを取りに帰り、市役所に戸籍謄本も取りに行き、社印を押した出張命令書なるものも提出させられ、「発行は出発当日で間に合うでしょう」、と言う窓口のお姉さんを必死で説得し、何とか出発前日発行にしてもらいました。

 
ESTA申請にはパスポート番号が必要で、申請受け付けは米国時間でのパスポート発行日からなので、発行が当日では間に合わないことが後で判明しました。パスポートセンターはその辺の事情が分かっていないんじゃないでしょうかね。

 
航空券も無事確保でき、何とか無事に行けることになったわけですが、前日に嫁さんからB5レポート用紙一枚全面に書かれたお土産リストと、お土産どころにポストイットがいっぱい貼ってあるディズニーランドのガイドブックを渡されました。

 
「ディズニーランド内なんか入るわけないだろ」とガイドブックは突っ返しましたが、お土産リストは「なくしたら困る」と結局予備を含めて2枚持たされてしまいました。

 
到着当日の午後は夜のディナー招待まで時間が空いていたので、見物がてらパークの手前にあるダウンタウンディズニー(写真下)にお土産を買いに行きました。

 ホテルで行き方を聞いてちょっと迷いながら30分近く歩いてようやくダウンタウンディズニーにたどり着き、World of Disneyというお土産屋(写真下)に入りました。

 大きな店で、頼まれたもののうち何と何があるのか全部見て回るのが大変でした。で、ぬいぐるみやらフィギア(スターウォーズコラボもの他)やら山ほど買い、ビニールの特大袋に入れてもらいました。

 
今回の会議の服装はビジネスカジュアルだったので、荷物はビジネスバッグの他に中くらいの手提げ旅行バッグのみで行ったのですが、このとき失敗したことに気づきました。

 
こんなバカでかいミッキーバッグを持って帰らなければならないなら、スーツケースにすれば良かった、と思ったものの、後の祭り。

 
帰国当日、世話をしてくれたあちらの取引先の担当者から見送り際に、「出張に来てこんなデカイお土産袋を抱えたヤツを見るのは初めてだ」と皮肉を言われてしまいました。

 日本に着いてからも、駅構内や電車内で周囲の視線を感じながらちょっと居心地の悪い思いをしました。しかしまあ普段何もしてやっていないので、これくらいの嫁さん孝行はしてもばちは当たらないでしょうかね。

 
ダウンタウンディズニー以外どこも見て回る余裕はない出張でしたが、ホテルのバルコニーから眺めた海に沈む夕日がとてもきれいで印象的でした(写真下)。


今年の初日の出

2009-01-05 00:08:19 | つなぎ





 昨年は長男に頼んで自宅バルコニーから初日の出を撮ってもらいましたが、今年は大みそかの昼間に長男が自ら「近所の山に撮りに行く」と言い出しました。

 嫁さんは、「肘のけがのリハビリ中の身で一人で夜中に山に登るなんてとんでもない!!」と私に付き添いとして一緒に登るように要求してきました。

 
「大学生にもなってそんなもん親がついて行くアホがいるか!」と口元まで出かかったのをぐっとこらえ(言ってしまったら当然喧嘩になるので)、黙っていると、長男は、「大丈夫だよ。明るいうちに登るから」とボソッと言いました。

 
私もさすがにそれは予想外で呆れて何も言えず、結局嫁さんも諦めて、防寒具をたっぷり持たせて送り出しました。

 
山は小仏峠の隣の景信山だったのですが、関東平野一望の展望の良いところです。初日の出の撮影に大勢のカメラマンが登ってくるそうで、長男は撮影場所を確保するためにわざわざ明るいうちから登ったとのことです。

 
こういう性格は明らかに嫁さんよりは私から受け継いでいるのですが、私もさすがにここまではしません。

 
で、その成果が下の写真です(年賀状用印刷用にしたもの)。日が昇っているのは房総半島からで、その下のビル群は横浜です。西側の朝焼けの富士山もきれいですね。でも寒かったろうなー。


 写真を見て私も眺めを見たくなり、昨日同じ景信山に登ってきました。もちろん普通の時間ですが。この暮れ正月は毎日とっても天気が良かったですが、昨日も空気が澄んで快晴で、関東平野も富士山も最高の眺めでした。


本年もよろしくお願いいたします

2009-01-04 00:23:55 | つなぎ






 明けましておめでとうございます。

 先月初旬にPCが壊れてから、新機種選びに悩んでいましたが、クリスマスを過ぎてようやく新しいPCを買いました。

 
2年半前に比べると各社とも性能は格段に上がっていて、N社、F社、D社、S社とずいぶん迷いましたが、結局音声の質の差が決め手となってS社製の一体型にしました。

 
前のPCは音楽を聴くにはちょっと厳しかったのですが、今度のはさすがにS社だけあって音質は他メーカーの同クラスPCとは一線を画し、音楽用ハードディスクコンポ代りにも使えます。

 
価格.com135,400円でしたが、デュアルコアのダブル地デジでこの価格は格安ですね。近所の電気店もすべて回りましたが、最安がS電機で165,000円でしたので。今月2009春モデルが出るとのことで、価格は最低レベルまで落ちていたこともありますが。

 
前のPCは真っ黒でどちらかというと重厚なデザインでしたが、今度のは白基調ですっきりしたデザインで、とても気に入っています。色白のかわいい新妻を迎えた気分です。でもPCに女の子の名前をつけたりする趣味はありませんが。

 慣れないVistaにちょっと戸惑ったものの、ようやく操作にもまあまあ慣れました。とっても速くて快適です。今年はこの真新しいPCでまたマイペースで描いて行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


短いお付き合い

2008-12-20 10:35:58 | つなぎ

 購入当初からトラブル続きだった私の部屋のH社製のパソコンが、ついに壊れてしまいました。

 これは9年半前に購入した居間のコンパックで書いていますが、こっちも以前から立ち上げると画面の上半分が表示されず、しばらく放っておくと直るという状態が続いており、寿命は風前のともし灯です。

 H社製の方は数週間前からスイッチを入れてもWindowsが立ち上がらず、何度か強制終了したりコンセントを抜き差ししたりしてようやく立ち上がると言う状態が続いていました。H社の電話サポートセンターに電話して、なんだかんだ指示通りあれこれやってもだめで、「いったんすべての接続をはずして1時間くらい置いておいて見て下さい」と言うのでその通りにしてもやはりだめでした。

 で、再度電話すると、さっきのお姉さんが「それですと修理するしかないですねー」とのことで、「いくらくらいかかるものでしょうか」と聞くと、「推定故障箇所からして4万円以上はかかってしまいますねー。」とのこと。

 「うーん...」とうなっていると、「今はお安いパソコンも出ていますし...」と言うので、つい「H社さんの製品だから信用して買ったんですが、2年半で壊れてしまうのは何か欠陥があるんじゃないでしょうか。1年目にもDVD読み取り不良で引き取り修理に出してますし、17万円もしたのにその後もトラブル続きなんですが...」と悪質クレーマーになってしまいました。


 お姉さんは「そうですよねー。やっぱりパソコンお高いですよねー。」ひたすら低姿勢でした。パソコンに故障はつきものなのにケチって延長保障を付けなかった私が悪いのは明白なので、さすがに私も「しょうがないですねー。」と引き下がりました。

 仕方なく買い替え機種の選定中ですが、「もう二度とH社製は買わないぞ」と言うまでもなく、H社はすでにパソコンから撤退してしまっています。やはり安いからと言って劣勢メーカー品は買うべきではないですね。いい教訓になりました。

 そんな訳で、しばらく更新はできなくなってしまいました。居間のコンパックではあまりに遅くてまともに作業できないので。新しいパソコンを買ったらまた継続したいと思います。来年になってしまうと思いますので、ちょっと早いですがみなさん良いお年を


穂高は今日も雨だった

2008-09-24 00:14:00 | つなぎ






 先週穂高行きの予定について書きましたが、結局予定を1日遅らせて土曜日から2泊3日で行ってきました(上高地~横尾山荘~涸沢~ザイテングラート~穂高岳山荘~奥穂高岳~紀美子平~上高地)。

 先週後半時点で、ご承知のように台風は太平洋に抜けつつあったものの、その後も長野は引き続き天気は不順の様子でした。

 
私は一週間遅らせることを(控えめに)主張したのですが、基本的によほどのことのない限り強行主義の先輩の判断は、予想通り「土曜日は雨かも知れないが日曜、月曜は大丈夫そうだから1日遅れで実行!」でした。

 
まあ一週間ずらしたところでどうなるかわかりませんし、今週ならば昨日の月曜を休んで4連休で、土曜から行っても帰って来て1日休養日が取れるので、雨だったらそれもまあ一興かと覚悟を決めました。

 
で、結局1日目の土曜日、駐車場から上高地にバスで昼ごろ着いて、ふもとの宿(横尾山荘)へ向かう途中まで(写真下:梓川から)と、山を降りて上高地に着いてからの他はず~~~~~~っと雨でした。

 途中多少小降りになって空も明るくなり、このままあがるかなーと期待させておいて、しばらくするとまたザーッと来ることが何度もありました。2泊3日の山行は始めてで、行程もこれまでで最も長距離でしたが、肉体的にはともかく、精神的には結構ハードな登山でした。

 
ただそれでも時折ガスは晴れて、峰々の姿は拝むことができたのは幸いでした(写真下:2日目の涸沢)。

 
涸沢大雪渓


涸沢小屋方面


涸沢より1


涸沢より2


涸沢より3

 2日目の宿(穂高岳山荘)の夜の天気予報で、アナウンサーが長野の翌日の天気も雨模様と伝えると、テレビの前に群がっていた大勢の宿泊客から「あ~~~...」、と一斉にため息が漏れました。

 
しかしずーっと行きたいとは思いながら行く機会のなかった穂高に登れて、雨の中とは言え雄大な峰々の姿も見られたので、私としては十分感動して満足しました(写真下:紀美子平から)。

 紅葉は多少始まりかけたか、程度でしたが、そのうちまた機会を見て再挑戦したいと思います。