時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

何でもおいしく

2008-03-30 00:24:09 | 4コママンガ

 

 


春真っ盛りですねー。

 

 

 

 

 

 昨日は春を楽しみにいつもの裏高尾にでも出かけたかったのですが、嫁さんが真ん中の息子とX JAPANのコンサートに行くと言うので1日留守番でした。今日は天気が悪そうなので、山行きはまた来週までお預けになりそうです。

 チケットは発売後あっという間に売り切れたとのことなのに良く手に入れるもんだと感心してます。なぜか嫁さんはこのようなコンサートやイベントのチケットとなると異様なまでの執念を発揮します。

 コンサートは東京ドームで夜からなのになぜか2人で朝から行くとのことで、昼飯、夕飯用にレトルト各種をテーブルに積んで、「あと冷凍庫にもいろいろあるからよろしくねー」と、うれしそうに出かけてしまいました。

 で、昼飯は私は冷凍うどん、上と下の息子は冷凍チャーハン、夕飯は丸美屋のレトルトマーボー豆腐でした。まあ手をかけずに何でも簡単にできて、味もまあまあなので便利な時代です。

 料理は嫌いな方ではないので本来ならこんなレトルトで済ますのはちょっと不本意なのですが、ここのところちょっと仕事で疲れ気味なので1日インスタントに甘んじてしまいました。

 嫁さんは特段料理が嫌いなわけではなく、忙しい時でなければそれなりに手をかけたものを作ってくれるので、上のマンガのような不満は特にありません。私がそれほど食べ物にうるさい方ではないこともありますが。

 それにこういう時にいっぱい貸しを作っておかないと、また一人旅に行く時に後ろめたい思いをしますからねー。

 社員、職員用食堂も昔はどこもいまいちで評判も芳しくありませんでしたが、最近はどこもずいぶん改善されましたねー。残念ながら今の私の職場には社員食堂はないので、以前書いたように昼飯は主に周辺の官公庁に行っています。

 最近は毎日総務省の食堂に行っていましたが、ここもほどほどの値段で(定食400円~500円)結構おいしく満足していました。しかし残念なことに28日でその食堂は閉店になってしまいました。

 しばらく前から官公庁はどこも入館チェックがどんどん厳しくなっていましたが、総務省を含め各省庁入り口に駅の改札のようなゲートが設置されつつあり、食事だけの一般人は締め出される模様です。私のような固定客は大変困ります。

 一般の店は栄養バランスも悪く、味付けも濃すぎる上にばたばたと急かされているようでせわしなく(本当に「食べ終わったお客さんは早く出て行ってください」と急かされる店もあります!)、その上高い(平均800円~900円位)と来ているので良いところがありません。

 来週からどうしようかと思案中ですが、また以前行っていた家庭裁判所にでも行くしかないかなー、と思っています。


スターチャイルド

2008-03-21 17:01:48 | つなぎ

 

 


 しばらく前からうちの部署がある外国企業との契約交渉の大詰めで、いつものことながら超過激スケジュールで担当者がヒイヒイ言っています。私はその件は直接の担当ではないので傍観者として「大変ですねー。無理しないでくださいねー。じゃお先にー。」と早帰りしていました。

 しかし交渉が思いのほか難航し、ついに私も契約書検討その他のサポートとして駆りだされ、先々週から連日深夜残業を余儀なくさせられています。先週の金曜も深夜までかかって交渉上の重要英文メールを作成し、ようやく完成したとほっとして帰路につきました。

 中央線で八王子に着いてホームを歩き出した際に、ふと何かもやもやした不安が沸いてきました。何だこの不安感は、と朦朧とした頭で記憶をたどると、ちょっと自分でも信じがたいことですが、せっかく完成したメールを送信し忘れたことに気付きました。

 送信前にトイレに行ってもう一回見直してから送ろう、と思ってそのまま忘れてシャットダウンしてしまったようです。三歩歩くと忘れてしまうという鶏並みの頭ですね。

 いつもは重要メールは自宅PCへも念のため送信しておくのですが、それもし忘れ、どうにも後の祭りでした。結局翌日の土曜日にはるばる都心までメール一本送信しに出社する羽目になってしまいました。ない頭を無理して使うとオーバーヒートしてとんでもないことが起きます。

 昨日は昨日で休日にもかかわらず自宅で朝から休みなく至急の文書英文翻訳で、結局完成したのは今朝の4時半でした。しかしまあがんばった甲斐あってようやく交渉はまとまりそうな雰囲気でほっとしています。

 今日は以前から休みます宣言をしていたので、ようやくしばらくぶりにペンを取りました。話は全く関係ないのですが、先日アーサー・C・クラーク氏が亡くなりましたねー。

 代表作のみですが、氏の著作はだいぶ前に2001年、地球幼年期の終わり、都市と星を日本語で読み、昨年から2001年、2010年、2061年、3001年を連続してペーパーバックで読んでいます(今3001年を読んでいる途中)。

 3001年では2001年でHALに殺されたフランク・プールがなぜか生き返り、再び木星へ向かうお話です。ちょっと無理があるかなーという気はしますが、こんなのが書けるというのはホントにすごい方ですねー。

 クラーク氏も、今頃スターチャイルドとなって生まれ変わり、地球を見つめているのではないでしょうか。ご冥福をお祈りします。


梅の誘惑

2008-03-09 19:26:24 | つなぎ

 暖かくなって膝の調子も少し回復したので、恐る恐るながら徐々に山歩きの準備を始めようかと思い、お手軽コースの八王子城に行ってきました。

 上り口から頂上までゆっくり登っても45分ほどのコースですが、八王子一ではないかと思われる絶景ポイントで、関東平野一円が望めるとても気持ちの良いところです。

 この八王子城は北条氏照の居城でしたが、秀吉側の軍勢にわずか1日で落とされた悲劇の城として知られています。最近では圏央道のトンネルが掘られた影響か、落城の際に女子供が身を投げたと言われる御主殿の滝が枯れてしまい、寂しい限りです。

 頂上までの要所要所にある曲跡には当時の食器類などが埋まっており、台風後などに当時皿のかけらなどが見つかるとのことです。以前ボーイスカウトで子供達と行った時にもあちこち捜索し、それらしいかけらをたくさん見つけました。

 子供の一人の父親が歴史に詳しい中学だったか高校だったかの社会科の先生で、コレは明からの渡来品の皿のかけらに間違いないと鑑定してくれました。

 真偽の程はわかりませんが、底になにやら漢字が四文字書いてあったので、少なくとも現代のものではなかろうとは思われました。市の郷土資料館にはふもとの御主殿跡から出土した皿などが展示されており、それと似ているので多分本物ではないかと思っています。

 八王子城にはふもとに梅林があり、この時期梅が咲き出すと甘い香りでいっぱいになり、とっても気持ちの良い日向ぼっこができます。春のうららかな日差しの中で切り株に座ってぼーっとしていると、ホントに極楽気分です。

 いつも全く人はおらず、私の隠れたお気に入りの場所だったのですが、最近八王子城が日本の名城百選に選ばれてしまい、訪れる人が増えてしまってちょっと残念です。駐車場や案内版等整備されて便利になったのはまあいいんですがねえ。

 梅を撮ろうと思ったのに、何と間抜けなことにカメラを忘れてしまい、撮れませんでした。満開にはちょっと早かったのでまあまた来ればいいかとあきらめました。

 で、一昨年の同時期に撮った写真。今日の咲き具合はこれよりかなり少なめでしたが。

 高尾の梅林とともに毎年楽しみにしていますが、今年は寒かったので開花が一段と感慨深く感じられます。

 e-ラーニングの最終課題その他で忙しく、マンガを描いている暇もありませんが、この梅だけはどうしても見に行かないと一年中どうも落ち着きません。心配した膝も何とか下山するまでもち、心底リフレッシュした一日でした。


平和なひととき

2008-03-03 01:09:57 | つなぎ

 

 


ようやく少し春らしくなってきましたねー。

 土曜日はようやく暖かくなった陽気の中、用事で嫁さんと横浜に行ってきました。

 用事は昼過ぎに終わり、嫁さんはその後友人の奥さん連中と別の用事があるというので、私は一人で先に帰る予定でした。しかし天気がいいので急に海を見てから帰ろうと思い立ち、久しぶりに桜木町駅周辺のみなとみらい地区をぶらぶらしてきました。

 赤レンガ倉庫の前では日産が歴代スカイラインGT-Rを初めとする展示会をやっており、新型GT-Rに試乗(運転席に乗るだけ)できるというので長蛇の列ができていました。しかし車にはほとんど興味のない私は横目で眺めながら素通りして、海の前の広場で海と船をしばらく眺めていました。

 3時を過ぎた頃からちょっと風が肌寒くなってきましたが、それでも大勢の家族連れやカップルがのどかに散策し、「あー平和だなーっ」という日曜の午後のほのぼのした雰囲気でした。

 海沿いにしばらく歩いて帰ろうかと思って歩き出すと、右手前方の白い建物に「**資料館」、「工作船展示館」という文字が見えました。元工作少年だった私は、海の上で何か工作物でも作る船かと思い、入り口の「入場無料」の看板を確認して中に入ってみました。

 中に入ると何か小汚いボロ船が置いてあるだけでした。一瞬??でしたが、周囲の展示物を見てようやく私は「あ、あの工作船か」と気付きました。恥ずかしながらあの北朝鮮の工作船が ここに展示されているのを知りませんでした。

 弾痕や自爆跡の生々しい船体や、機関銃、金日成バッチetc.、それまでの平和気分とのギャップが大きく、「うーん・・・」でした。工作船やミサイル発射事件はもう思い出すこともなくなっていましたが、こういうのを現実に見ると、改めて国防の重要性を感じてしまいますね。

 職場が霞ヶ関なので、ミサイル発射命令が出たら最初に標的になるんじゃないかとちょっと心配です。