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時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

ロサンゼルスは寒かった

2010-11-27 11:42:33 | つなぎ

 先週は遅い夏休み(もう冬ですが)を取って嫁さんとロサンゼルス、アナハイムに行って来ました。

下の息子の修学旅行の日程に合わせたのでこんな変な時期になってしまいました。気になっていたお天気は、ロサンゼルスはずっと快晴でしたがアナハイムはずっと雨模様(一時嵐)でした。カリフォルニアとはいうものの、晴れていても夕方からはとても寒くて、トレーナーやフリースを重ね着してさらにマウンテンパーカーを着てそれでも寒かったです。手袋は持って行ったものの、マフラーはさすがにいらないだろうと持っていかなかったのですが、持ってくればよかったと後悔しました。

 しかしそれでも街にはTシャツ一枚の人が結構いました。あちらの人たちは寒さに強いんですかね。
でもまあ時々晴れ間も出て、夜のショーもなんとか大丈夫だったので、この時期にしてはまずまずでした。

 出発日の17日は日本は朝から雨で、早めに成田に着いたものの展望デッキにも出られず手持ちぶたさでした。なのでずっと搭乗口でぼけっと待っていたのですが、搭乗時間直前になってトイレに行こうと席を立つと、ANAの係員のお姉さんがホワイトボードを持って乗客の呼び出しに回っていました。

 今回はアップグレードのリクエストをしているわけでもないので関係ないと思って通り過ぎようとしましたが、ふとホワイトボードを見ると一番下に私の名前がカタカナで書いてありました。「なんだろ」と思ってお姉さんに「コレ私です」と言うと、お座席のことでお話があるのでカウンターに行ってくださいとのこと。

 席は通路側でないとトイレがとっても面倒で窮屈なので、事前にJTBにしつこく言ってなんとか往復とも通路側を含めた並び(最後列の独立2列席)を確保していました。なのでもしかして3列席の真ん中と窓側に代わってくださいとでも言われるのかと一抹の不安を抱きながら、恐る恐るカウンターに行って名前を告げました。

 カウンターのお姉さんが、「大変申し訳ありませんが座席の調整の関係で...」と言ったときは、「やっぱり...」と落胆で力が抜けそうになりました。しかし次にお姉さんの口から出た言葉は、なんと「お二人ともビジネスのお席に代わっていただけませんでしょうか」でした。しかも真ん中でなく窓側の2列席ですとのこと。

 ここで単純に喜んだ表情をみせたりすると貧乏人根性丸出しかと思い、「えー、あー、そうですかあ。いいですよー。」と冷静を保って言ったものの、気分は地獄から一気に天国でした。11月の平日でビジネスがすいていたのが幸いしたようです。

 嫁さんはビジネスとエコノミーがどれほどの差があるかは良く認識していなかったので、「もう一生こんなラッキーはないから、座席も食事もよーく味わって乗れよ」と伝え、二人で優先搭乗口に向かいました。

 他機の発着の都合で離陸が30分くらい遅れたものの無事出発し、ディナーを心待ちにしていました。しかしほどなくして乱気流に巻き込まれ、激しい揺れが長い間続いて、結局予定より1時間近く後まで食事も飲み物もおあずけになってしまいました。

 揺れも収まってようやくシャンパンが運ばれてきました。

 

 やっぱりビジネスのシャンパンはうまいなー、とおかわりしたいところでしたが、他のうまい酒もあれこれ飲みたかったので我慢しておきました。料理もエコノミーとは雲泥の差ですね。

 


メイン料理
(私はアマダイのなんとかで、分け合って食べましたがどちらもうまかったです)

 酒はシャンパンに始まり、ビール、赤ワイン、焼酎水割り、日本酒(デザート酒)と、どれも大変うまいので、弱いのについつい飲んでしまいました。予想通りちょっと気持ち悪くなってきて、加えて食べ始めが遅かったこともあり、結局朝食は食べる気力がなく、キャンセルしてしまいました。マグロのたたきのなんとかでうまそうだったのですが。あーもったいない。

 ディナーを食べ終わって映画を見ていると、なぜかエコノミーの乗客が私の前の席の客のところに行って話をしながらビデオを撮ったりしていました。知り合いどうしなのかなーと思ったものの、それにしては何かよそよそしい感じで、不思議に思っていました。その後嫁さんがトイレに行って帰ってきたら、「前の人香川照之に似てない?」と言うので、私もトイレに行った際にちらっと顔を覗くと確かにそのようでした。

 ドラマや映画好きの嫁さんは確かめに行くと言って、席を立って前の席に行って話しこみ始めてしまいました。本を読んでいたので迷惑だろうになーと思いながら待っていましたが、写真を撮ってくれというのでしぶしぶ「お邪魔して申し訳ありません」と一枚嫁さんとのツーショットを撮らせてもらいました。その後スチュワーデスさん達(今はCAさん達ですね)も来ていろいろ話をしていました。どこへ行っても顔バレするとなると気が休まらず有名人は大変ですね。

 ロサンゼルスに昼前に到着し、ホテル(シェラトンダウンタウン)まで行って荷物を置いた後はサンタモニカまで地下鉄とバスを乗りついで行きました。距離も結構あって道も混んでいるので、1時間以上かかってしまいましたが。


フォレストガンプのベンチ
(皆ここに座って靴に足を突っ込み写真を撮っています)


サンタモニカの夕日

 夜はホテルに戻ってから、ステープルズセンターまで行って来ました。


ステープルズセンター(この日はアイスホッケーの試合をやっていました)

 翌日はハリウッド、ビバリーヒルズに行った後、バスでUCLAまで行って次男と待ち合わせでした。歩き通しで昼飯も食いそびれてしまいました。


ハリウッドの街並み


この壁画見た事ありますね


チャイニーズシアター前はやはり一番の人だかりでした


スターウォーズの登場人物(およびロボット)足形


アカデミー賞のコダックシアター


コダックシアターのテラスはハリウッドサインの撮影スポットとのこと


ホテルカリフォルニアのジャケットのビバリーヒルズホテル
(豪邸の街並みを20分くらい延々歩いた奥にありました)


UCLAのキャンパス
(広くて手入れも行き届いていていいですねー。リスも出てきました。)


なんとかホール前で待ち合わせ

 息子は英語学校の先生宅(サンタモニカ)で授業だったということで、予定より1時間くらい遅れて、スケボーに乗ってやってきました。まあ元気そうではあったものの、勉強寄りは遊びの方に力が入っているかなー、といういでたちでした。こんなところに来てまで、と思ったものの、ついつい口から出るのは説教になってしまいます。「うるせー親父だな」と思っているでしょうが。

 翌朝は車でアナハイムのホテル(シェラトンアナハイム)に移動し(30分くらい)、チェックインを済ませて部屋に荷物を置いて、ホテルのシャトルバスでさっそくディズニーランドに行きました。ホテルのロビーにはまだ松井のユニフォームや写真が飾ってありました。なんとなくさびしいですね。また来年頑張ってほしいものです。




入り口(この広場の両側に二つのパークに分かれています)


雨模様で平日にも関わらず人は結構いましたが、さすがに日本ほどではないですね


最大の見ものはワールドオブカラーズ(噴水のショー)
感動モノだったので翌日もまた同じのを見てしまいました


JTBのおじさんが「これだけは見逃さないでくださいね」と言うだけあってなかなかでした

 翌日も雨模様で午前中には嵐のようだったものの、午後からは晴れてきて、野外のショーや乗り物も楽しめました。花火はこの日は強風のため中止になってしまいましたが。前日に見ておいたので良かったですが。


籠が揺れながらあちこち移動して回る観覧車
(乗る前に見ているだけで気持ち悪くなってきました。乗り物に弱い人は無理ですね。)
(中にはエチケット袋まで置いてありました。)


観覧車とジェットコースター(カリフォルニアスクリーミン)
ジェットコースターの方もかなり強烈でした(嫁さんは苦手とのことで待機)

 結局毎日歩き通しで疲れ果てて、食事は朝も夜も毎日コンビニやスーパーの寿司やサンドイッチになってしまいました。でも行きの機内で十分贅沢したので満足でした。帰りももしかして...とわずかな期待は抱いたものの、さすがに神様はそこまでは甘くないようで、窮屈なエコノミーで帰ってきました。

 それにしてもエコノミーの食事は以前よりグレードダウンしていてさびしかったです。最初の飲み物の際にはこれまでおつまみ(あられとナッツ)が付いていたのにそれがなくなり、さらには食後のデザートに必ず出てきたハーゲンダッツのアイスクリームまでなくなって、有料(300円)になっていました。おつまみもアイスも大した原価ではないでしょうに。


ホタテのなんとか


唐揚げ(ほか弁並ですね)


着陸前のもホットサンドひとつ(中身は何だか良く分からないかまぼこ状のもの)

 「ここまでコスト削減するかなー」と思いましたが、まあこのご時世ですからしょうがないですかね。まあしかし何にしろまずまず満足の行く旅でした。


真夏のボストン

2010-08-20 13:36:14 | つなぎ

 先週は急な出張でボストンに行って来ました。

 至急の契約の交渉のためでしたが、世間は盆休みの最中で、同行した上司、同僚は休みの予定を返上しての出張でした。私は7月の終わりに休みを取って遊びに行ったので良かったのですが。

 そんな盆休みの間際に飛行機の空席があるのか、と思いましたが、やはりエコノミーは満席で、全員ビジネスクラスになりました。景気の悪化以来ずっとビジネスクラス自粛令が解除されていないのですが、これはラッキーでした。

 行きの11日はビジネスもエコノミーも満席でしたが、15日の帰りの便はエコノミーは満席だったものの、ビジネスはがらがらでした。CAさんもちょっと暇だったらしく、「お仕事ですかあー、大変ですねー。」 等、いつになく話しかけて来ました。話によればやはりお盆はビジネス客が少ないのでビジネスクラスは空いているとのこと。まあ当然でしょうが。

 日本も先週は暑さも一服したようですが、ボストンは毎日晴れて気温は20数度ととっても快適でした。いい避暑になりました。

 到着日にはホテルからMITまで歩いて行きました。ハーバード大も見てみたかったのですが、ちょっと歩いて行くには遠かったのであきらめました。


MIT構内地図
構内と言っても特に仕切りも塀もないのでどこまでが大学だか良くわかりません。


MITの建物
おもしろいデザインですね。


入り口はロケットの噴射口のよう


帰り道の途中のロングフェロー橋で
地元ではsalt & pepper bridgeと言うそうです(確かにコショウ入れに似てます)

 最終日は交渉が早めに終わったので、地下鉄に乗ってボストン美術館に行って来ました。10数年前に出張でボストンに行ったときは、前日の夕食の際に飲みすぎて二日酔いでホテルから一歩も出られず、行きそびれてしまったので、10年越しの念願でした。


地下鉄のホーム。ボストンでは地下鉄は単に”T”と呼んでいるようです。


地下鉄が地上に出たところからの眺め。ヨットがとっても気持ち良さそうです。


ボストン美術館入り口


最大の目当てはやはり印象派


今年の2月に東京のルノアール展で見たブージヴァルのダンス
カバーもなく生で間近に見られます








モネ、ゴッホ、ゴーギャンetc.おなじみの名作群に圧倒されます。

 その晩も会食だったので6時までにホテルに戻らなければならず駆け足でしたが、その他の展示も素晴らしく、感動モノでした。機会があればまた行ってみたいところです。


今年の軽井沢

2010-07-31 23:01:30 | つなぎ

 今週の木曜金曜と、夫婦で軽井沢に行って来ました。

 軽井沢は昨年も行ったのですが、会社がラフォーレの法人会員の契約をこの8月いっぱいで打ち切るため、最後に中軽井沢のラフォーレにも行っておこう、ということになりました。

 行く前日まで毎日カンカン照りの猛暑だったのに、天気予報は木金だけ雨で土曜日からまた晴れとのことでした。神様が意地悪しているのかと、キャンセルも考えましたが、まあ会員料金はこれで最後だからと、大雨の中八王子を出発しました。

 夕方になったら止んでくれるかと思いましたが、結局途中で少し小止みになった程度で、軽井沢についた時はざあざあ降りでした。晴れていれば少しは周辺観光もしようかと思ったのですが、気分も乗らないので早めにチェックインしました。7時のディナーまで嫁さんは部屋でのんびり、私は傘をさして宿周辺のウォーキングコースの一部を歩いてから、温泉につかって汗を流しました。

 修善寺、強羅、伊東それぞれ部屋も温泉も料理も良かったですが、中軽井沢も落ち着いていて良かったです。子供連れはすべて別棟に集めており、レストランも子供連れとは別々の部屋に分かれていたのは大変ありがたい心遣いでした。

 ただ最初に指定された部屋のタバコ臭さには閉口しました。すぐ文句を言って変えてもらいましたが、喫煙有無くらいは常識的に確認してほしいものです。料理はフレンチのコースで、特にこれといった特徴はないものの、まあ満足できるものでした。ただ飲み物メニューの生ビール280ml 800円、ワインデカンタ3,000円(グラス3杯弱)の値段はちょっと「・・・」でしたが。グラスワイン(1,000円)3杯の方が安いじゃん、と思いつつも、味はまあ良かったです。

 木曜の晩の天気予報では金曜も曇りのち雨で、嫁さんと「今年は天気はあきらめだなー」と言っっていたのですが、翌日起きてみると晴れて陽がさしていました。時計を見ると8時を回っており、「しまった。晴れるなら早起きして散歩するんだった」と思ったものの、後の祭りで、あわてて朝風呂に入ってレストランに朝飯を食べに行きました。セルフサービスのサラダバーの野菜、特にミニトマトが味が濃くてとても美味しかったです。

 チェックアウトしてから、嫁さんは当然のごとくプリンスアウトレットに行くとのことでした。私はアウトレットにつきあうのはちょっとためらわれたので、嫁さんを駅まで車で連れて行って2時間後に迎えに来る約束をして、私は一人駅近くの離山に登りに行きました。今回は天気が悪いので無理だろうとあきらめていたのですが。

 離山は別荘地の奥から登る1,200m余りの、丘程度の小さな山ですが、登山口付近は駐車禁止なので、駅近くのドラッグストアの駐車場に車を置いて(近くに公営駐車場はあるものの500円をケチって)、別荘地の中を延々登山口まで登りました。

 登山口までも結構ありましたが、登山口から頂上までも2km弱あって結構しんどかったです。熊が出るので鈴やおしゃべりで用心してくださいとの看板があったものの、鈴もないし、一人でしゃべったりしてたら頭のおかしなオヤジと警戒されるので、足元の砂利をじゃりじゃりいわせながら登って行きました。

 登山口から登ること30数分、ようやく頂上に着きました。日差しは結構強かったものの、気温はそれほどでもなく、風が涼しくてとても気持ち良かったです。


離山頂上(1)



離山頂上(2)
浅間山は残念ながら雲に隠れてしまっていました。


離山頂上(3)
下界の街並み

 離山はそのうち登ろうと思いながらなかなか登れなかったのですが、別荘地のすぐ奥にも関わらず、眺めも良くとっても気持ちの良いところでした。登山口を捜すのにちょっと迷ってしまったのと、車をどこに止めるかで悩んでしまったのとで、結局約束の2時間はちょっとすぎて2時間20分くらいかかってしまいました。

 嫁さんを駅に迎えに行った後は、白糸の滝に行きました。以前子供が小さかった時も行きましたが、相変わらず水がきれいでひんやりとして気持ちいいところですねー。


 軽井沢の街に戻ってから、国道18号を追分方面に向かい、軽井沢に行くと必ず寄る追分そば茶屋でそばとてんぷらを食べました。ここのそばとそば焼きもちは嫁さんも私も大ファンです。てんぷらもあげたてでボリュームもあって最高です。

 国道沿いにそばを食べられるところはいろいろあるものの、以前駐車場に地元の車が多く止まっていたことから判断して「多分うまいはず」と入ったのですが、大正解でした。テニスの佐藤直子さんもファンのようです。今回は朝飯をたっぷり食べていたので、そば焼きもちはお土産で買って帰りました。

 この後大型スーパーのツルヤで、安くてでかい野菜や果物、地酒、そば焼酎、ワイン等々しこたま買い込み、八王子へ向かいました。日頃の行いはあまり自信がありませんが、天気の神様は見捨てずに微笑んでくれたようで、とっても満足の1泊の旅でした。


雨のJAXA

2010-06-26 22:28:42 | つなぎ

 今日は長男の大学で吉村作治先生の講演会があるというので、嫁さんと出かけてありがたいお話を聞いてきました。画像電子学会という学会の特別講演でしたが、一般人も無料で入場可でした。

 「ハイテクで探るピラミッドの謎」、とのタイトルで興味をそそられましたが、最初の30分くらいはスライドもなくずっと調査にまつわる人間模様を交えた漫談でした。その後スライドを示し初めて、ようやく画像解析等の突っ込んだ話が聞けるかな、と思ったら結局最後まで漫談でした。

 まあ先生のキャラクターですからNHKのドキュメンタリーのようなのを期待する方がいけないのかと思いますが、私のような門外漢には人間模様もそれなりに楽しめる内容ではありました。エジプトはやはりそのうち一度は行ってみたい所ですね。

 帰りに相模原のJAXAに寄ってはやぶさの模型を見て来ました(写真下)。


正面入り口


内部に展示されているはやぶさの模型


裏側


奥の展示


外に展示されているロケット模型
(左が旧型、右が後継機M-V)

 丸の内のJAXAの展示室は仕事で近所に行ったときに何度か行きましたが、相模原の方は近所にもかかわらず初めてでした。カプセルがここに戻ってきていると思うと、日本の技術も大したもんだなと感慨深いものがあります。

 この後向かいの相模原市立博物館ではやぶさの全天周映画を見てきました。擬人化したストーリーはともかく、CGの画像は迫力満点でなかなか良くできていました。先週も八王子のサイエンスドームのプラネタリウムではやぶさの解説を聞いてきましたが、同じ500円で雲泥の差でした。見ておいて損はないですね。


いきなり夏の八王子城

2010-05-05 23:00:47 | つなぎ

 今日もいい天気でほとんど夏でしたねー。

 連休中は自転車で出かけたかったのですが、タイミングの悪いことに連休直前に自転車のサブブレーキが壊れてしまいました。自転車のあさひに持って行ったところ、部品の在庫がなく修理は連休明けになりますとのことで、連休中ずっと乗れずにいましたが、昨日ようやく修理ができたとの連絡がありました。で、連休最終日に何とか間に合ったので、自分で作ったおにぎりと伊右衛門を持って近場の八王子城に行って来ました。

 数年前に日本100名城に選らばれてからちょっと混雑気味だったのですが、ここのところミシュラン三ツ星の高尾山に押されてか、割と人が少なく落ち着いて歩けます。


管理棟前


周りにいっぱい立っている幟


キャラクターのうじてる君(北条氏輝)
落城して切腹した城主ですが、かわいすぎ?


富士見台の一つしかないテーブルが珍しく空いていたので独り占め


富士見台とは言え、春はかすんで富士山はほとんど見えません
(正面はいつもの小仏城山-パラボラアンテナがかすかに見えます)


 城山の山頂はさすがにテーブルもベンチも埋まっていましたが、その先の富士見台まで足を延ばす人はあまり多くないので、春のピークであるにも関わらず、静かでゆったりとした山歩き(山と言うほどではないですが)が楽しめました。陽気はほとんど夏でしたが、それでも日陰は割と涼しく、明るい日差しの中、とってもリフレッシュできました。

 それにしても先月後半に近くで雪道を歩いたとは思えません。冬からいきなり夏になってしまったような感じです。


雪の景信山

2010-04-18 18:37:31 | つなぎ

 4月も半ば過ぎだというのに寒いですねー。

 東京で4月の雪は41年ぶりとのことですが、確かに子供のころに4月に大雪が降った記憶がうっすらとあります。地球は温暖化しているんだかいないんだか論争があるようですが、いずれにしろちょっと気候は不安定になっているような気がします。

 まあもともと気候は不安定なのが当たり前で、記憶や感覚などいい加減なものですので、単なる気のせいかもしれません。

 今日は久しぶりに晴れて少しは暖かくなるとのことだったので、小仏峠~景信山に行ってきました。春の陽気の中でのハイキングができるようになるのが待ち遠しいのですが、やはりちょっと寒くてまだまだ春というには遠い感じでした。

 ゆっくり朝寝してのんびり10時ころ自転車で家を出て、いつものスーパーでおにぎりとお茶を買って小仏峠下の登山道入り口に着いたのが11時半。小仏峠までは良かったものの、そこから景信山までは積もった雪が溶けて泥んこのぐちゃぐちゃ道になっていました。

 皆靴もズボンも泥だらけで往生していましたので、私はちょっと脇へそれて林の雪の中を行きました。2月の丹沢に引き続いて、この時期に近場で雪道を歩くとは思いませんでした。


景信山の手前の林

 1時前に景信山頂上に着くと、茶店付近のテーブルはほぼ満員でした。みなさん春が待ち遠しいんでしょうねー。

 歩いて温まった体に、頂上の雪を集めて冷やした菊水ふなぐちはじ~んとしみました。いつものなめこ汁もゆずがきいていてうまかったです。ほんと幸せを感じますねー。


景信山山頂で


シカゴの春

2010-04-11 23:06:53 | つなぎ

 先週の木曜からシカゴに2泊4日の出張でした。もうダウンタウンで見るべきところはすべて見てしまったので、私は12月に泊まった郊外のホテルでも良かったのですが、一緒に行った同僚がどうしてもダウンタウンがいいというので、11月に泊まったハイアットリージェンシーに付き合うことにしました。

 木曜の朝成田発でシカゴに着くのも木曜の早朝着で、会議は翌日金曜の朝からだったので、ほぼ丸一日空き時間がありました。その代わり帰りは日曜日で代休もなくあすから一週間丸々仕事ですが。

 到着日は特にどこに行きたいということもなかったのですが、この間のルノワール展の印象がまだ強く残っていたので、シカゴ美術館の印象派コレクションをまた見ようかと(もう2度行ってはいますが)思っていました。

 しかしシカゴのオヘア空港に到着して外に出ると東京の真冬並みの寒さで、ホテルに入ってからも外に出る気力を失ってしまいました。仕方なく効きがいまいちの部屋の暖房を目いっぱい上げて、夜まで会議準備やメール処理をしてしまいました。

 同僚も外に出る元気がないというので、昼飯も二人でホテルのレストランで食べました。私は夕食もホテル内でもいいよとは言ったものの、それでは空港のホテルに泊まっても同じだったじゃん、との同僚の意見により、夜は寒さをこらえて外に食べに行きました。

 今回の会議も11月、12月に一緒だった上役が出席したのですが、前日の来客のため、上役だけ金曜の朝到着で、空港のホテルに荷物を置いてそのまま会議に来ました。帰りはわれわれと同様金曜発だったので、一泊三日の出張で、ホントにタフです。私には到底そんな元気はありません。

 で、同僚と私は何を食べに行こうかと相談し、海外でも和食派の上役が一緒だったら必ず寿司屋だったろうから中華でも食べに行こうかということになりました。以前からよく行っていたところは去年なくなっているのを確認済みだったので、旅行代理店からもらったガイド地図とwebで2軒候補を調べて行ったのですが、どちらも存在しませんでした。

 二人で「中華は最近ダイエット上人気がないのかなー」とぼやいたものの、翌日はステーキハウスの会食の予定だったのでアメリカンやイタリアンレストランに行く気もせず、結局上役の好きな寿司屋(KAMEHACHI)になってしまいました。寿司の味は悪くはないのでまあいいのですが。

 帰りにはアップルのショールームで、アメリカで発売されたばかりのiPadをいじってきました。第一印象は「ちょっと大きくて重すぎるんじゃない?」でした。スティーブ・ジョブスCEOは自信満々のようですが、体も手も自宅の部屋もとっても小さい日本人にはどうでしょうかねー。どれだけ受けるか興味があります。オークリーのサングラスみたいにアジア人の体に合わせた「アジアンフイット」なんてのが出るかも?


アップルショールーム


人の入りもまずまず


バスの停留所の広告もiPad

 翌日は仕事に行くのがもったいないくらいの快晴で気温も嘘のようにぽかぽか陽気でした。部屋の窓から見た朝日が反射するビル群はとてもきれいでした。


ホテルの部屋から①


ホテルの部屋から②


ホテルの部屋から③

 会議の相手先の会社で聞いたら、この時期シカゴの気候はこれが当たり前なんだそうです。気をつけないと体調を崩してしまいそうな激しい温度差です。でも今日日本に帰ってきたら、寒かった木曜日とは大違いで初夏並の陽気で驚きました。これでようやく本格的な春でしょうかね。


桜の伊東

2010-04-04 12:38:59 | つなぎ

 4月だというのに今日の八王子は冬なみの寒さです。桜は一応咲いていて、公園には花見客も見られるものの、皆寒そうです。この寒さのぶり返しはどうしちゃったんでしょうかねー。

 先日火曜、水曜と二日間休暇を取って嫁さんと伊東に一泊旅行に行ってきました。昨年の秋にサイクリングに行かなかったこともあり、有給休暇と福利厚生ポイントが余っていて、使わないと流れてしまうところだったので。

 伊東には以前会社の保養所があって、安いので何度も利用していたのですが、しばらく前になくなってしまいました。このご時世ですのでしょうががないですね。で、今回は初めてラフォーレ伊東に泊まりました。ラフォーレは会社の健保で法人会員になっていて多少安くなるとは言え、会社の保養所に比べたら4-5倍くらいになってしまうので、なかなか家族全員では利用できませんでした。

 子供らも大きくなったのでこれからは夫婦で時々利用しようかと思っていたら、先日会社のイントラに「ラフォーレの法人契約終了」のお知らせが出ていました。まあこれも健保の財政状況を考えたらしょうがないですね。古き良き時代を懐かしんでいても始まらないので、今後はレジャーもそれなりに工夫していかなければと思っています。


熱海の錦ヶ浦
(伊東への途中で必ず立ち寄る私の大好きなスポット。展望台からの絶景)


伊東港の灯台


すぐ沖合にはこんな船が3隻並んで停泊していました


宿の部屋からの眺め(海も一応見えます)

 ラフォーレは修善寺、強羅に続き3度目でしたが、どこも食事はとても美味しく、風呂も部屋も快適で気に入っています。法人会員契約がなくなってしまうのはとても残念です。インターネットでの予約時は通常の和室で、和洋室にならないか電話で聞いたときは「数千円高くなります」とのことだったのでやめたのですが、すいていたためか、行ったら和室料金で和洋室にしてくれました。広くてとっても快適でした。


大室山は雪をかぶっていました(この時期めずらしいとのこと)


翌日城ヶ崎へ向かう途中で振り返った伊東の町の眺め


桜は大体7-8分咲きくらいでした


城ヶ崎のつり橋と灯台

 城ヶ崎のぼら納屋に車を止めてつり橋の先の灯台まで軽い往復ハイクをしました。城ヶ崎は何度来ても迫力があって気持ちいいですね。歩いた後のぼら納屋の海鮮カレーは腹に染みました。850円で特に安くはないですが、イカ、エビ、サザエがいっぱい入っていて、サービスで出してくれた抹茶アイスも美味しかったです。とっても満足できた一泊旅行でした。

 今週木曜からまたシカゴへ出張です。寒いとやだなーと思って新聞の「世界の気温」をみると東京よりずっと暖かいようです。なんか変ですね。


雪の丹沢

2010-02-11 16:42:16 | つなぎ





 先週の土曜日に丹沢の塔の岳に登ってきました。気温は低かったものの、快晴で風もあまりなく、とても気持ち良い一日でした。

 自宅のバルコニーから眺めても丹沢の上の方は真っ白だったので、かなり雪が深いだろうと思われましたが、実際かなりの雪でした。 

 気温が低いので、雪質はストックを突くたびに「キュキュキュッ」と鳴るようなさらさらのパウダースノーでした。スキーで滑ったら気持ちいいだろうなーと思いつつ、雪をかきわけながら登って、気分は雪山登山でした。

 きらきらと光る海も見渡せ、とても気持ちの良い眺めでした。 

 富士山はずっと頭を雲で隠したままでしたが。 

 登る途中で登山道のいたるところに鹿の足跡とフンがありましたが、上で出迎えてくれました。 

 増えすぎて農林業に被害が出て困っているようですが、うまく共存できることを願います。


パソコン帰還!

2010-01-30 23:19:28 | つなぎ

 昨年の年末に画像の異常が発生して、正月にメーカーに修理に出していたパソコンがようやくほぼ一カ月ぶりに戻ってきました。故障個所は液晶の接続ケーブルだったとのことで、一応今のところ問題なく作動しています。

 ホントは10日ほど前にいったん戻って来たことは来たんですが...。なんとも信じがたいことに、ディスプレイのフロントパネルの爪が一つ外に飛び出たまま無理やりはめ込まれていて、パネルが歪んで爪が折れてしまっている状態でした。

 一目見ればすぐわかる、ど素人でもしないような初歩的ミスで、箱から出して机に置いた後、しばらく目を疑って茫然としてしまいました。しかし自分ではどうにもならないのでまた返送すべく箱に梱包し直しました。

 翌日修理センターに電話で再修理を依頼し(不本意ながらきつく文句を言って)、また持って行ってもらいました(爪が折れたままさらに押し込まれただけで戻って来るようなことはないですよね、と念を押して)。

 パネルの交換だけだからすぐできるだろうと思っていたところ、後でメーカーの修理サポートサイトで修理完了予定を見てみると、ずいぶん先になっていたので、修理センターに催促の電話をしました。

 係のお姉さんに「パネル交換だけでなんでこんなにかかるんですかあ?」、と聞くと、「順番がありますので...」とのことだったので、またまた不本意ながらきつく文句(修理ミスの再修理で、もう1カ月近く待っている云々)を言わざるを得ませんでした。

 翌日サポートセンターの男性からすぐ対応する旨電話があり、希望として伝えた今週木曜日に届きました。いちおう要望に対しては誠意ある対応はしてくれたとは思いますが、もう少しプロの誇りを持った修理をして欲しいものです。

 結局更新も一カ月ぶりになり、もう春の雰囲気がちらほら感じられるようになってしまいました。先週の土曜日は母の四十九日で嫁さんと長男と鴬谷に行き、帰りに上野公園を散歩してきましたが、西洋美術館の前庭の梅がもう咲いていました。動物園からサルが逃げ出した騒動のあった日ですが、寒かったものの快晴でとっても気持ちの良い日曜日でした。


西洋美術館前庭の梅

 私はこの一カ月パソコンが心配でずっと考える人状態でしたが。

 もっと西郷さんのようにどっしりと構えていないといかんですね。


今年の冬休み

2010-01-03 15:04:03 | つなぎ

 今年の暮れ正月はいい天気が続きましたねー。

 曜日の並びは悪いものの、有給休暇が余っていて年度内に取りきれそうにないので、早めに25日から冬休みにしました。

 もう子どもの世話はないし、これといって差し迫ったやるべきことはないので、いつものように近所の山(今回は八王子城)に行ったり、形だけの大掃除をしたりでしたが、30日には嫁さんとまた川崎のラゾーナのIMAXでアバターを見てきました。

 ど真ん中のエグゼクティブシートで大画面の3Dはさすがに迫力があり、評判通り空間の広がり感はこれまでの映画とは比べ物にならないものでした。ただお話は...「インディアンの酋長の娘と白人兵士の恋物語」の現代版みたいでしたが。

 ふんどしに三つ編み姿のナヴィの姿や習俗の描き方もインディアンそのままで、戦いの理由も結末も、もうちょっと練りようはあったような気がします。まあこの類の映画はお話は二の次と思って見なければいけないのかも知れませんが。 

 明日から早くも仕事ですが、私もアバターが欲しいです。

 劇場映画だけでなく、せっかくなのでゆっくり映画ビデオで英語の勉強でもしようかと、暮れにソースネクストの超字幕のフォレストガンプダウンロード版1,000円也を購入し、ダウンロードしました。

 なかなか便利でこりゃいいわ、と見ていたところ、9月に発生した画像の不具合が再発し、超字幕のアンインストールしてもハードディスクの初期化をしても直らないので、また修理に出す羽目になってしまいました。

 9月に修理に出したときは結局「不具合確認できず」で戻ってきて、その後は一応おさまっていたのですが。ほんとにS社さんもうちょっと信頼性の高い製品を出荷してほしいものです。

 信頼性といえば超字幕の方も字幕の英語が間違っているところがありました。英語字幕を見て、自分の聞こえたのと違っているので、「あーまだまだだなー」と思いつつ何度も聞いてみたのですが、何度聞いても字幕のように言っているとは思えず、Webの映画シナリオサイトで確認するとやっぱり字幕の方が間違っていました(正しくは”Mama always said there's an awful lot you can tell about a person by their shoes. ---”が確か”Mama always said you can tell a lot about a person by their shoes. ---”に...体験版-もうアンインストールしてしまったので記憶が不確かですが)。

 DVDの英語字幕は、表示上の問題でしょうが実際にしゃべっているセリフをかなりはしょって省略しているところがありますが、それをそのまま表示しているようでした。もうちょっとちゃんとチェックしてもらいたいものです。

 そんな訳で、正月早々またしばらくパソコンなしの不自由な生活になってしまいます。幸先の悪い正月ですが、皆さんにとっては良い一年になることをお祈りいたします。

【おまけ】

長男が元旦に撮った月食と日の出
(大晦日に大学に泊まり込んで撮ったもの)


キャラメルの縁

2009-12-20 14:24:41 | つなぎ

 先週の土曜日に実家で母が亡くなりました。

 当日の朝までいつも通り元気にしていて、朝飯もきちんと食べたようです。その後ちょっと具合が悪いとベッドに横になり、おしゃべりもしていたらしいのですが、しばらくして肩甲骨のあたりが痛いと父に膏薬を貼ってもらっていたときに、突然倒れたとのことです。

 7年前前に脳梗塞で倒れ、その時は奇跡的にほとんど後遺症もなく回復し、少し足は弱っていたもののずっと元気にしていたので、本当に突然でした。でも自分の家のベッドで、全く苦しむこともなく父に抱えられて亡くなったのだから、まあ幸せな逝き方だったのではないかと思います。

 実家には兄夫婦が同居していたので私は大した手伝いもできませんでしたが、葬儀はほんとの親族のみの家族葬で行いました。誰に気兼ねすることもなく、とても温かな良い式でした。

 

 祭壇の脇には好きだったお菓子がいっぱい乗っていました。甘納豆、サクマドロップ、落花生、等々、どれも実家に行くといつもテーブルに乗っていたのを思い出しました。お菓子の山の一番前の真中にもうひとつ、母が食べているのは見かけたことのない、森永ミルクキャラメルも乗っていました。

 母は娘盛りがちょうど戦中戦後の混乱期に当たっていたため、こんなお菓子はぜいたく品でなかなか口にできなかったんではないかと思います。

 読経が終わって出棺の時になり、みんなでお棺を花でいっぱいにした後、係の人が父に「お菓子も(お棺に)入れますか?」と聞いたとことろ、父は「全部入れます」と即答しました。お菓子好きのうちの子供らは後でもらえるものだと思っていたかと思いますが(もうそんな歳でもないのですが)。

 で、係の人がそばにいためいめいにお菓子の袋を配りましたが、最後に私の手に森永ミルクキャラメルが「はい!」と渡されました。私はキャラメルをしばらく手の中で眺めた後、花で埋もれた母のお腹の真上に乗せてあげました。

 周りの親族はキャラメルも他のお菓子と一緒でいつも食べていたんだろうな、くらいに思ったでしょうが、私には父が特別に森永ミルクキャラメルを置いた訳は分かりました(なんとか牧場の生キャラメルなどでなく)。

 正月などに実家に帰ってみんなでごちそうを食べているときに、母が機嫌が良くなるとこれまで何度聞かされたことか。「初めてお父さんとデートしたのが上野の動物園だったのー。そこでねー、お父さんがミルクキャラメルを買ってくれたの

 当時ですからもちろん見合いですが、50年以上覚えているんだからよっぽどうれしかったんでしょうねー。私と嫁さんとの初デートはどこだったかな...。


シカゴの冬

2009-12-06 14:58:57 | つなぎ

 先週火曜からまたシカゴに3泊5日で出張でした。到着した1日は快晴でしたが、2日は曇りで3日は午後から雪でした。まだ本格的な真冬ではないとは言え、やっぱり寒かったです...。今回は先月と違って郊外の幹線道路沿いのホテルでした。周りは小さなレストランがいくつかあるだけで、裏手には広大な保安林が広がるさびしいところでした。



部屋の窓から(左は保安林)


部屋の窓から(幹線道路側)

 1日の朝7時過ぎにオヘア空港に到着し、ホテルに入ったのが8時半頃。会議は翌日だったので、一休みしてからメールを片づけ、昼は一緒に行ったメンバー計5人(女性1人)でホテルの隣のファミレス風レストランに行きました。

 いつものことながら、アメリカのレストランでは量の少ないのを選ぶのに一苦労します。ピザでも頼んでみんなで分けようかとも話したのですが、やはりみなそれぞれ好みが違うので結局別々に注文することになりました。

 他の面々はツナサンド、パエリヤ、ピザなどで、私はミニハンバーガーセットにしました。アメリカのスモールとかミニとかは日本の常識で考えると失敗することも多いですが、3個セットだったので、まあさすがにそんなでかいのは来ないだろうとの想定でした。

 しばらくして陽気なおばちゃんが運んできたのは、直径7-8cmのかわいいサイズのハンバーガーが3個+フレンチフライ山盛り+丸ごと小型きゅうりピクルス(これも7-8センチ)+別皿でトマトとタマネギのスライスとレタス山盛りでした。多分ダイエット中の女性か子供向けのメニューではないかと思いますが、私にはちょうど良いサイズでした。

 トマト/タマネギ/レタスをめいっぱいはさんで、3個とも平らげました。ハンバーグも厚手で、うまかったです。フレンチフライはさすがに半分以上残してしまいましたが。他のメンバーのはボリュームが予想以上で、皆せいぜい半分強くらいしか食べられていませんでした。

 しかしこの後はホテルのすしバーの巨大オニオンフライ(20cmくらい棒に刺して積み上げてある)や向かいのイタリアンレストランの巨大ミートボール(直径6-7cm)スパゲティ等毎日ちょっと食べすぎて(ワインも飲みすぎ)、帰国時にはベルトがちょっときつくなっていました。たった3泊で明らかに肉がついてしまうくらいなので、多くのアメリカ人があのような体型になるのもうなずけます。

 散歩しようにも上の写真のようなところで、そもそも歩行者を想定した歩道もないので、全く出歩く余地はありませんでした。まあ散歩道があっても寒すぎて誰も歩かないかと思いますが。会議の会場もホテルだったので街に出ることもなく、ほとんどフォアグラ状態でした。

 アナハイムのホテルでは部屋から見えた夕日がきれいでしたが、今回は東向きの部屋で、前をさえぎるものは何もなかったので、林から上る朝日がきれいでした(写真下-ちょっと曇ってますが)。


部屋から見る朝日


This is it!

2009-11-29 15:07:51 | つなぎ

 先週の連休の日曜に、嫁さんとこの間の出張で行けなかったThis is itを見てきました。

 川崎のラゾーナのI MAXで、昼間はクリスマスキャロル、夜はThis is itと、学生時代以来の2本立てで見てしまいました。嫁さんは今月初めに私が行けなかったThis is itのチケットで友達と見に行っていたので、同じ映画館で2度目でした。

 川崎は遠いので(車で行ったので駐車場待ちを含めて2時間以上)、夜の部はちょっと気が進まなかったのですが、予想を超えてすばらしい映画でした。見る前は「リハーサルの映像をつなぎ合わせただけだろ」とちょっとバカにしていたのですが。

 M.ジャクソンはとくにファンというわけでもなかったのですが、彼の音楽性と表現力、ひたむきに理想を追い求める姿は感動モノでした。評判がよかったのもうなずけます。心身ともに天才ならではの葛藤があったのかとは想像できますが、残念なことでした。コンサートの準備にすべてをかけていたスタッフや他の出演者はさぞかしショックだったことでしょうね。

 昼間のクリスマスキャロル(3D)も予想以上に楽しめました。お話は単純ですが、映像技術は進歩してますねー。I MAXのスクリーンは最近の普通の映画館より大きいには大きいのですが、昔軽井沢で見たI MAXよりは小さいようですね。まあでかけりゃいいってもんじゃないですが。どちらもエグゼクティブシートで見たのですが、広くてとっても快適でした。

 来週は火曜日からまたシカゴに出張の予定です。この間一緒に行った上役とまた一緒で、前回の交渉の続きです。今回は別の会議もあって同僚3人も一緒なのですが、郊外のホテルなので街に出ることはなさそうです。もう寒いですしねー。


シカゴの秋

2009-11-14 12:11:38 | つなぎ

 急に寒くなりましたねー。

 もう11月半ばですから当然かもしれませんが、しばらく暖かい日が続いていたので、落差がこたえます。

 今週は多少手を抜きぎみにして夜も早く帰り、ようやく先週のシカゴ出張の疲れも癒えました。今回は、2月に行ったお気楽なアナハイム出張とは大違いで、重い交渉案件満載でしかも上役のお供だったので、現地2泊の短期だったにも関わらず疲れました。

 交渉事の出張はとりわけ事前準備が大変で、事前の一週間は各案件について社内関係者と調整をし、交渉方針をまとめるのにてんてこ舞いでした。結局プレゼン資料も未完成のまま、「あとは現地で」といつものパターンで出発することになってしまいました。

 現地には会議の一日前の朝早く(7時頃)に着いたのですが、ホテルに着いて一休みしてから未完成の資料を修正、追加し、昼前から上役の部屋で打ち合わせをして、昼飯も結局ホテルの売店のサンドイッチと部屋のコーヒーで済ませました。

 打ち合わせ後も資料再修正やメール対応で出歩く余裕もなく、結局夕方にホテル周辺をちょっと散歩した程度でした。シカゴは以前同じ相手との交渉で何度もいったので、まあしょうがないかとあきらめましたが。

 昔と違って今は世界中どこでもパソコンさえあればオフィス同様にメールで仕事ができてしまうので、良し悪しですね。シカゴの街は寒かったのは寒かったですが、思った程でもなかったです。シカゴにしばらく駐在していた同僚が、シカゴは春と秋はなくて夏と冬だけだと言っていましたが、それでもまあ一応秋らしい雰囲気はありました。



目抜き通りマグニフィセントマイルの南端。左はリグレービル


リグレービル入口


以前乗ったリグレービル下のボートライド乗り場


上のボートでシカゴ川からミシガン湖を回って、
著名なビル群を一通り眺められます。


リグレービル向いのトリビューンタワー


トリビューンタワーの壁に埋め込まれている世界各地の建造物破片
 

なぜか日本の墓石らしきものも...


トリビューンタワー横にできていたよくわからない像


今回泊まったハイアットリージェンシー(真ん中の低いところ)


夜のマグニフィセントマイル

 夜は上役の好みで二晩ともKamehachiという寿司屋に行きました。シカゴまで来て...とは思ったものの、まあ寿司の味は日本に遜色はなかったです。二日目に注文したトンカツは薄くていまいちでしたが。

 その近くにはシカゴに行く度に行っていた中華料理屋があったのですが、しばらく行かないうちになくなっていました。日本人の口にも合って値段もそこそこでよかったんですが、残念です。うまいシカゴ名物なんてものは特にありませんので。

 一緒に行った上役は、今週も月曜から1週間ヨーロッパ出張でした。偉くなる人はタフですねー。