MIX犬といっしょに♪

チワプ~の『ルナ』とヨ~プ~の『ディアナ』 2匹の目線での日常等つぶやいてみました

ル~元気です!

2013年09月02日 | 病気
ルナです

心配した ル~の腫瘍ですが、無事小さくなりました

万が一 悪性だったら・・・
って ドキドキしたけれど 
今回は悪性ではなかったようです。
抗生物質っていうお薬2週間飲んで、化膿していたのも治まりました。
ちょっと、しこりが残ってしまっているけれど
今後もまた大きくならないように様子見ながら生活していきます。

そういえば、この前ゴミ集積所のお掃除当番に出掛けたおかさんが
『おみやげよ~』 って帰ってきたから
何だろう って期待していたら・・・

ヘンテコなもの持って帰ってきたよ


な・・・ なんですか 
こ・・・ これ 食べられるの??



う・・・動きます
怖いです・・・
でも、ル~と同じ女の子なんだって


ディ~たん、おもちゃって勘違いするかな~
って思ったら、さすがのディ~たんも ビビッてこれ以上近づきませんでした。


この後、カブトムシさんとは バイバイしたよ~




小さくなってきた気がするよ

2013年08月16日 | 病気
ルナでしゅ

今週が月曜日に おかさんにびょいんに連れて行かれて
ちょっと痛い思いをした ル~です

しぇんしぇいに 針でチックと刺された所の毛が 固まってしまって気になっていたら
おかさんが 毛をカットしてくれたよ。

でも、傷口近くの毛が バッキバキに固まっていたからって
おかさんにお風呂に連れて行かれました

え、え シャンプ~されちゃうですか??
って思っていたら、傷のところだけ お湯で固まった毛をほぐしてくれました。

ど~でしょうか

ちょっと腫瘍が小さくなった気がします。




でも、今朝カサブタが剥けて 一緒に寝ていたおかさんの枕を 血で汚してしまいました
おかさん、ごめんね




ル~たんの腫瘍

2013年08月13日 | 病気
おかさんです

ルナはできものができやすい体質らしく、
昔から白い突起状のできものが 体の数箇所にポチッ!ってできたりしていました。
 こんな感じ



以前から右脇腹にも ポチッ!ってあったんけれど、
1~2ヶ月位前から 茶色に変わって、
一見おっぱいみたいで 副乳みたいだなぁ~ って思っていたのですが
先日何気なく撫でていたら その周りが腫瘍のように腫れていました



慌てて見たら 周囲がドス黒い色に・・・


お盆休みになってしまう前に と病院へ

針を刺して腫瘍の中身を見てもらったら 血と何かが混ざっているとの事。
化膿してるようだから、とりあえず1週間 抗生物質を飲みましょう。
との事。

悪性腫瘍ではないのか 聞いてみましたが まだわからないと。。。
ドキドキ ドキドキ

とりあず1週間後に経過を見せに行きます。
腫瘍が小さくなっていなくて 気になるようだったら 切除しましょう。と

先生曰く 『この子は おとなしいから多分部分麻酔で切除できそうだから』

ガ~~~~ン
 悪性だったらどうしよう・・・
パニックパニック

『ル~たん、大丈夫ですか?』 とお見舞いに来たディ~


今は 穿刺した箇所から腫瘍の体液が漏れたみたいで 毛がバキバキに固まってしまい
残念ながら傷口の様子はわかりません・・・
腫瘍の大きさに変化はないように思います。
固まってしまった毛はできるだけ カットしてみました。




どうか、どうか たんなる脂肪腫でありますように・・・

フィラリアのお薬

2012年09月30日 | 病気
ル~でしゅ

明日は1日です。
1日という事は フィラリアのお薬を飲む日なんです。

昨年までは フィラリアのお薬は カルドメックチュアブル でした。
でも 今年から イベルメック に変わりました。
何で変わったのかはわかりません。
病院で変えたみたいです。 
イベルメックの方が国産のお肉を使っているからなのかな?

そうしたら、ル~は 吐いてしまったんです
イベルメック食べた後 数時間して ゲェ~~~ って
その後食べたご飯と一緒に吐いてしまいました。
でも、おかさん気が付いてくれませんでした。
後でこんもり吐いたブツを見つけて ディ~たんが吐いたと思っていたんです。(ディ~はよく吐くから)

翌月1日も フィラリアのお薬を飲んだ数時間後にまた 吐いてしまいました。
今度はおかさんの 目の前で吐いたので 気がついてもらえました。
それを見ておかさん、『先月吐いたのもル~ちゃんだったのねって
やっと気がついてくれました。
2ヶ月連続でお薬後に吐いた という事は・・・
フィラリアのお薬の効き目は
ネットで調べて 副作用に嘔吐がある。と知ったおかさん、
心配になり 慌てて病院に連れて行ってくれたよ。

先生は、 
『おかしいなぁ~ カルドメックとイベルメックは成分はほとんど同じで 
 違うとしたら国産肉かアメリカ産か。だけなんだけどなぁ~
って 不思議がりながらも、違うお薬 ミルベマイシン錠 に変えてくれました。
とりあえず 吐いてしまったので薬の効果が不安だったからすぐに投薬。

家に帰ってきて 冷静になって考えたおかさん・・・
成分が同じなら副作用も出ないと思うし・・・

そして、ハッっと気がついた。
カルドメックの時は 大きいからっておかさんが小さくちぎってくれたのですが
イベルメックは小さいし おやつのクッキーみたいだから 『大丈夫そう』って そのままくれました。
多分・・・ディ~たんに捕られないように慌てて丸飲みしたのではないか? 疑惑。
(ディ~は オえっってなっちゃうからって ちぎってもらったから吐かなかったよ

翌月は 試しに残っていたイベルメックを小さくちぎってくれたの。
そうしたら、ル~吐かなかったよ

そして、10月1日分のお薬をもらいに病院に行ったおかさん。
すみませんって事情を話して イベルメック に戻してもらいました。

よかったル~も ミルベマイシン錠よりイベルメックの方が 大きいから好きなんだ~

みなさんも気をつけて、小さくちぎってあげましょうね







びょいんに行ってきたじょ

2012年08月11日 | 病気
ディアだじょ~

この頃、ディ~は食欲不振ってやつです。
ご飯も残すし、ご褒美のジャーキーもあんまり食べたくねぇ~んです

そして 気持ちが悪くなって吐いてしまうんだじょ。
ちいろい色のを吐いちゃうんだじょ。
胃液って言うんだって。

でも、ご飯にトッピングしてもらうと モリモリ食べられるし、元気一杯だし、
おかさんは
『トッピングしないと食べないのは わがまま病だ!!』
って言うんだじょ。

今朝も ご飯の臭いを嗅いだら ちもち悪くなって フルフルと震えが来て
ゲェ~ ってしちゃった・・・

さすがに おかさんも心配になって
きょ、びょいんに行ってきた

時々、空腹時に吐くのは大丈夫だって
『食欲不振は 夏バテでしょう。
 トッピングすればご飯を食べるのなら トッピングしてあげて下さい』

って、しぇんしぇいが言ってた。

ほら、ほら、おかさん しぇんしぇいがそう言うんだから
わがまま病って言わないで おいしいものトッピングお願いしますよ

一応、ディ~の手術して2年経過しているから、健康診断も兼ねて血液検査もしてもらったじょ

ドキドキしながら待っていたら
しぇんしぇいが
『素晴らしい数値で、大丈夫ですよ』って。

肝臓、腎臓異常なし
よがっだぁじょぉ~~~~




ディ~のブリーダー

2012年02月08日 | 病気
ディアです

ディ~は『門脈シャント』って病気だったんだけれど、
病院の先生から
『遺伝する病気だから、繁殖はしないように。
 ブリーダーがわかるのであれば連絡してこの子の親はもう繁殖させないように伝えた方が良いです』
と言われたの。

ディ~のブリーダーさんはわかっていたから、
おかさんにすぐにメールで連絡してもらったよ。
病気の事、手術の事、命の危険の事。
そしてディ~のママはもう子供産んじゃいけねですよ。ってせんせに言われた事。

でもね、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても、半年経ってもブリーダさんから返事はなかったの
ブリーダさんは手術後のディ~の事や、無事成功したのか?
生死を含めて、気にならなかったのかな・・・
と思ったら悲しくなっちったの。
本当は、ディ~の成長を見てほしかったじょ。
1才のディ~、2才のディ~。
きかんぼさん と言われるくらい元気になったディ~。
成長日記、お知らせしたかった・・・
おかさんは、怒りを通り越して 情けなくて悲しい・・・って
ブリーダさんには一切連絡はしてねぇ~です。


その後、1年位たって ふと、おかさんがそのブリーダーのHPをみたら
ディ~に似ている子がいたんだって。
ヨーキーとトイプードルのミックス犬でディ~と同じ。
体も小さいし、その子の動画を見たら動きが明らかにおかしかったんだって。
絶対にこの子はどこかに疾患がある!!
と思って よく説明を見たら

『ハンサムのパパそして美犬のママから生まれました。
後ろ片足膝蓋骨異常ですが運動もできるし生活には支障無いです。
手術費用を負担して頂ければ済んでからお渡しします。(5万円ご負担)』

と記載があって、やっぱり・・・
唖然!!
確か3万円位で売りに出ていて、
やっぱりそういうブリーダーだったのか。と心底がっかりさん
病気の子を売るとは
ディ~と同じママ&パパではないと思うけど、(そう願うじょ)

HPには 犬好きな文言が並んでいて、どこが と、おかさん怒ってます
『ブリーダーをしているからには疾患を持った子が産まれてくるのも避けられないとは思うし
そういう事を含めて覚悟してブリーディングをして欲しいわ病気の子を売るなんて・・・』って・・・


数週間後、その子は 有料から無料の里親募集コーナーに移動していたんだじょ。
でも、
『手術費用を負担して頂ければ済んでからお渡しします。(5万円ご負担)』
の文言はそのままに。

『良心的なブリーダーであれば、手術して治してあげて
それで片足膝蓋骨異常だった事を承知で引き取ってくれる里親さんを探すのが
誠意あるブリーダーだと思う』って鼻息荒かったじょ。


里親さんはすぐに決まったみたいでディ~はホッとしたよ。
どうか、その子が優しい愛情溢れた愛犬家に引き取られたことを祈るばかりです。
おかさん、それ以上鼻息荒くすると本当にに間違えられるじょ
ただでさえ・・・・
ブゥ~なのに・・・
これ以上言うと また怒られちゃう

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ディアの肉球☆

2012年01月25日 | 病気
ディアです
しゃむいと思っていたら雪が降ってきましたよ~



『ディアの犬歯』に続き、今日は肉球のひみちゅを教えてあげましゅ。

そ・れ・は・・・
ディ~の肉球は ハートの形しているの
イイでしょ
後ろ足の肉球は両方ハートなの
チャームポイントなのよ。




なんかね、肉球の付け根がくっついているらしいの。

ハートじゃなくて、ピ~スじゃないのって?
いいの・・・
おかさんが『ディ~ちゃんの肉球は幸せのハート』って言うから
そゆことにしておくの

『肉球がくっついちゃっているのも、門脈シャントのせいだ
って、おかさんは何でも門脈シャントのせいにしちゃうんだ。
ディ~はそじゃないと思うんだけど・・・
走ったり歩いたり全然平気だから、おかさん気にしなくていいんだじょ





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ディアの犬歯

2012年01月22日 | 病気
ディアなのよ


実はあたい、右上の犬歯が生えてきてないのよ。
もう2才過ぎているのに・・・
子供の歯は抜けたんだけれど、それっきりおとなの歯が生えてこないの
どうも歯茎の中で下方向じゃなくて真横前方に生えているみたくて
歯茎が少し盛り上がっているの。
かくれんぼうしていて出てきてくれないの。



左の犬歯は下方向じゃなくて、真横に上顎にくっつくように生えてきちゃっているの。


歯並びが悪いのよ

前に『ちゅうしゃ』の時にしぇんしぇいに見てもらったのだけれど
もすこし様子を見てみましょう。って痛いことはされなかった

ディ~は『門脈シャント』っていう病気だったから、
あんまり大きくなれなくて、
そのせいで歯も大きくなれなくて、かくれんぼさんなのかなぁ~?
痛いのもう嫌だから、はやく歯生えてこないかなぁ~~~



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門脈シャント&避妊手術

2012年01月17日 | 病気
2010年10月20日

手術後、小さな病気でちょこちょこ通院はしていましたが
門脈シャントに関しては特に問題もなく5ヶ月過ぎました。

門脈シャントは遺伝する病気の為、繁殖は避けるように先生から言われていましたが
もともと繁殖させる気はなかったので
手術半年後のCT検査と一緒に 避妊手術もお願いする事にしました。
なぜ一緒にかというと、CT検査は麻酔をかけるので
少しでもディアの体の負担が減るように同時にする事にしたのです。

また前日から絶食で病院へ。
いつものように、病院へ着くなり 尋常じゃない震え方。
病院に預けて ディアは1泊入院。
夕方、避妊手術もCT検査も無事終わった電話を頂き 
検査の結果、きちんと肝臓に血液が流れているし、シャント血管も結紮できています。との事。
よかったぁ~

この日の血液検査


ヘモグロビン   15.7 (基準値9.9~13.4)  4/29は 13.7 →脱水等で上がる
白血球      7200  (基準値11000~19000)4/29は 8600
血漿総蛋白濃度  6.8  (基準値5~7.2) 4/29は 4.8
ALP      211  (基準値69~333)  4/29は 800 →肝臓や副腎が悪いと上がる
アンモニア    24    (基準値16~75) 4/29は 538   →肝臓や副腎が悪いと上がる
尿素窒素    10.3  (基準値9~29.2) 4/29は 7.5
クレアチニン   0.5  (基準値0.4~1.4) 4/29は 0.1

総胆汁酸Pre  1.1   (基準値0~5.0) 4/29 136.9
総胆汁酸Post  20.0   4/29 148.2↑

殆ど正常値
総胆汁酸Postの値がちょっと高いけれど、今後下がってくるでしょうと言われました。


これで一応門脈シャントの完治の診断です。
フードも通常食をあげて良いそうです

翌日ディアをお迎えに。
避妊手術後のディア


もう、痛いのは嫌でつ・・・
と心の声が聞こえてきます。

けれど、この後いつものようにルナに襲いかかり戦いを挑んでいました

体重1.8キロ

この日の診察料・・・約¥64000(避妊手術&造影剤レントゲン&血液検査&1泊入院)



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門脈シャント・4

2012年01月16日 | 病気
ディア、退院から6日後(手術から13日後)の
2010年5月21日
抜糸のため病院へ

ディアはすっかり
病院は痛いことされる所と思っていて、病院へ着くと尋常ではない震え方。

チョン!チョン! と抜糸を済ませて
術後の血液検査。

結果は
血漿総蛋白濃度  6.4  4/29は 4.8↓(基準値5~7.2)
アンモニア    42     4/29は 538↑(基準値16~75)   →肝臓や副腎が悪いと上がる
どちらも正常値

体重も1.1キロ

順調な快復ぶり

今後の診察予定は
半年後位に麻酔をかけて造影剤によるレントゲン検査と
空腹時の総胆汁検査をして肝臓の状態をみるので
それまで特別に異常がなければ通院の必要は無し。との事。

ただし、ドックフードは肝臓疾患用の療法食を続けること。
ヒルズ 犬用 l/d か ロイヤルカナン 犬用 肝臓サポート なのですが
これがまたどちらも一粒が大きくて(1センチ位ある)、そのままではディアにはとても無理。
好んで食べる方と言われていましたが、両方食べてくれたので
ヒルズ 犬用 l/d の方にしました。
1粒1粒キッチンはさみで粉砕してお湯でふやかしてあげなければならないので大変でした。
はやく普通食が食べられるようになるといいなぁ~。と

とりあえず1キロ病院で注文して帰宅しました。

この日の診察料・・・約¥4500




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門脈シャント・3

2012年01月15日 | 病気
2010年5月8日

ディア手術の日
前日から絶食・絶水で病院へ
術後の経過がよければ入院は5日くらいとの事。

前もってCT検査をしている為シャント血管の位置もわかっているので
手術時間は少しは短縮できるけれど2時間位かかるそうです。
ディアの状態を見ながらの結紮のため
慎重に行わなくてはならず、時間はかかるのですね。
手術が終わったら連絡をくれるそうなので一時帰宅。
手術は午後から行いました。

再びやんちゃなディアの姿を見ることが出来るのか、不安でいっぱいでした。

夕方、『無事手術が終わりました』という電話が
『事前検査の通り、肝臓に残っていた血管が太かったので完全結紮できました。
 とりあえず手術は成功です。
 後は術後2日間を合併症を発症せずに乗り切ってくれれば、4~5日で退院できます』と。
『今から会いに行ってもいいですか?』と聞いて、すぐに病院へ

麻酔から醒めはじめてきたディア。
酸素室の中で弱々しい・・・
でも、私達が来たことに気がつくとよろよろと立ち上がり尻尾プリプリ振って大喜びしてくれました。
『がんばったね』って誉めてあげました。
お迎えに来てくれたと思ったのかな?
喜んでいるディアを置いてゆくのは本当に辛かった。
でも、元気になるため仕方ない。
あとは合併症が出ないことを祈るだけ

その後、合併症の時期も乗り越えて無事5日間入院して13日に退院する事ができました。
入院時わずか870gだったディア。
退院時なんと1キロに
数ヶ月間全然増えなかった体重が
手術成功して肝臓に血液が流れるようになって、
たったの5日で130gも増えたんです
凄いことです。
うれしかったです。


ディアの手術及び入院費・・・約¥200000




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門脈シャント・2

2012年01月13日 | 病気
2010年5月1日
ディアナのCT検査

麻酔をかけての検査の為、前日から絶食
お薬のおかげでふらふらの状態は改善しました。

何もわかっていないディアナを連れて病院へ。
お迎えは麻酔の覚めた夕方に。との事
後ろ髪を引かれる思いでディアを病院に託してルナの待つ自宅へ。

夕方お迎えに行き診断の結果を聞きました。
やはり門脈・体循環シャントという病気でした。


門脈体循環シャントとは

正常の門脈は胃、小腸、大腸、脾臓、膵臓からの血液を集めて肝臓に流入します。
正常な肝臓ではこの門脈血に含まれる消化吸収物の代謝、毒素の代謝、細菌の処理を行います。
門脈体循環シャントは先天的に異常なシャント血管があり、
このバイパス血管を通じて門脈血が全身静脈系の血管に短絡してしまう疾患です。
この疾患では消化管から吸収された栄養物が肝臓に達しない、
門脈血の毒素が肝臓により濾過、代謝をうけない、
門脈血の細菌が網内系の細胞によって処理されないなどの異常が起こります。
肝臓に分布する血液が不足する結果、様々な代謝異常を引き起こします。
また肝臓自体の発達も損なわれます
門脈体循環シャントによる中枢神経症状は
肝臓の機能低下によるアンモニアなどの中枢神経毒性物質が全身に流れるために起こり、
肝性脳症と呼ばれています。
その症状は沈鬱、元気消失などの軽度のものから徘徊行動、旋回行動
ヘッドプレス、視覚消失、痙攣発作、昏睡といった重症のものまで様々です。


ディアに当てはまるものありました。
ディアの肝臓は1センチにも満たない大きさとの事。
治療方法は、手術が一番良い事。
ディアは肝外シャントといって、肝臓の外にバイパス血管が出来ているので
手術にて完治が見込まれること。
けれど、たとえ手術自体が成功しても術後の合併症で命を落とす事もあるという事。等、
説明を受けました。

手術方法はバイパス血管を糸で縛ってしまい、正常な血管に血液が流れるようにする手術。
アメロイドリングという器具を装着して血管を閉じる方法もあるのですが
急激にリングが膨張して体が耐えられない。という事もあるので
小さなディアには ディアの状態を見ながらゆっくり、ゆっくりと糸でしばる術式を
選んでくださいました。
手術も、術中の状態によっては1度でしばってしまわないで、
途中まで縛って、また数ヶ月後に2回目の手術をするという事もありえるので
2度の手術も覚悟しておくように。と言われました。

明るい兆しとしては、
ディアの肝臓の中に血管がきちんとできていてそれが予想していた以上に太い為、
術後に肝臓に無事血液が流れてくれる可能性大
と言って頂いた事
肝臓に残っている血管が細いと 急に流れてきた血液を処理できなくて
術後の状態が良くない事もあるらしい。

もう、先生を信じるしかない!
手術の日の予約をして震えるディアを連れて帰宅しました。

この日の診察料・・・約¥53000




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門脈シャント・1

2012年01月09日 | 病気
2010年4月29日
ディアを病院へ
血液検査と超音波をうける

血液検査の結果

ヘモグロビン   13.7↑(基準値9.9~13.4) →脱水等で上がる
白血球      8600↓(基準値11000~19000)
血漿総蛋白濃度  4.8↓(基準値5~7.2)
ALP 800↑(基準値69~333)  →肝臓や副腎が悪いと上がる
アンモニア     538↑(基準値16~75)   →肝臓や副腎が悪いと上がる
尿素窒素     7.5↓(基準値9~29.2)
クレアチニン    0.1↓(基準値0.4~1.4)

総胆汁酸Pre  136.9↑(基準値0~5.0)
総胆汁酸Post  148.2

超音波で肝臓が小さいこと。(1センチにも満たない大きさ)
ALPとアンモニアの数値が異常に高い事から 『小肝症』の診断をうけました。
おそらく『門脈シャント』という病気のせいで、肝臓が殆ど育っていない状態だという事。
後日、麻酔をかけてのCT撮影の予約をして正確な診断をうける事に。

脱水を起こしているので 点滴をうけて帰宅。
点滴は皮下注の為 首周りがパンパンに腫れているディア。
「だんだん点滴が下に降りてきて腫れはひきますよ」という先生の言葉通り
数時間で腫れはひきました。

ふらつきの薬で モニラックシロップを処方。
フードも肝臓が悪い子用の療法食のみにする事。

突然の大変な病気宣告に頭の中は真っ白でした。
このとき生後4ヶ月
体重わずか850グラム

この日の診察料→約¥20000




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門脈シャント・発病まで

2012年01月09日 | 病気
今でこそ やんちゃ娘なディアナですが
『門脈体循環シャント』 という先天性の病気を患っていました。

我が家に来たのは生後2ヶ月半。
ブリーダーがワクチン接種に行った病院で皮膚に発疹が出ている事を指摘されて
お迎えが1週間延びました。
今思うと 病気のサインだったのだと思います。

ブリーダーの所にディアを迎えに行ったとき一緒に生まれた姉妹犬は1.6kgもあるのに
ディアは800g
1ヶ月前から体重が増えていない事が気になったけれど
1週間待たされたので やっと迎えに行けた事で喜びいっぱいでした


ブリーダーが送ってきた写真です。
ブリーダーの話では 首回りに数カ所と言っていたのに
家でよく見たら四肢やお腹や頭、ほぼ全身に発疹はありました。
かかりつけの病院で見てもらい、塗り薬を処方。
体が小さいから抵抗力が弱いのかな?

ディアはとてもやんちゃで先住犬のルナにいつも戦いを挑んでルナが逃げ回る毎日。
ディアの事より先住犬 ルナ のフォローが大変。
ルナが精神的に参ってしまい下血

ディアが我が家に来て1ヶ月が経つ頃から少しづつおとなしくなってきたので
落ち着いてきたのかなと思っていたら・・・
4月29日 ディアの様子が明らかにおかしい
部屋を壁伝いによろよろと歩いてハウスに入ってバタッと倒れ
また壁伝いに歩いて倒れて・・・の繰り返し。
目も虚ろで慌てて休日もやっている病院へ駆け込みました。
この時はもしかして水頭症かもと思ったのでした。






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