趣味の日記

30歳を機にサラリーマンを辞めて2代目自営業を営む店長の自由気ままな生活を書いていきます

上原 井川と「同じじゃない」

2005-01-29 22:51:41 | MLB・プロ野球
巨人・上原浩治投手(29)が28日、同じくポスティング制度による米大リーグ移籍を求める阪神の井川慶投手(25)とは置かれている状況が違うことを強調した。ともにキャンプは自費参加で、申請期限いっぱいの3月1日まで球団と交渉する方針だが、上原は井川との立場に一線を画した。
 その表情は明らかに不 満げだった。ジャイアンツ球場での自主トレ後、報道陣から「井川と同じ状況になったが」と質問され、上原は強い口調で言い切った。
 「同じじゃないです」。
 球団にポスティングでの米移籍を希望し、キャンプには自費で参加することになる2人だが、「同じ」ではないようだ。
 「同じじゃない」理由は何なのか。年齢の違いか、ここまで積み上げた実績の違いか。それともこれまでの契約交渉の内容や、入団時の契約内容の違いなのか…。上原は「他球団のことなのでコメントすることはないです」と言葉を濁し、理由を明かさなかった。
 ただどんな理由であっても、巨人ファンは上原を厳しい目で見ている。巨人の応援ホームページ「デジタルG党」の掲示板には連日、上原のポスティング問題について書き込まれている。賛否両論あるが「ゴネ得は許すな」「ファンのことなんて考えていない」など、約8割は批判的だ。
 中には、30日に東京・稲城市のよみうりランドで開催される「GOGO巨人軍2005」で「『上原!契約しろ!巨人に投手生命を捧げろ』と叫んじゃう」という“予告”まであった。
 この日、上原はいつものようにランニング、キャッチボールなど練習メニューをこなした。前日に堀内監督が直接説得することを明かしたが、「監督と話をしたときに話します」とだけ語った。状況は違うかもしれないが、井川と同様に泥沼化する交渉問題。行き着く先はまだ見えない。

ダルビッシュに“健全育成条例”

2005-01-29 22:49:41 | MLB・プロ野球
日本ハムのドラフト1巡目、ダルビッシュ有投手(18)に、2月の沖縄キャンプで“健全育成条例”が制定されることになった。写真誌などのマークが予想される中、スターとしての自覚がいまひとつの18歳に球団はやきもき。高校卒業まで、学生らしい行動を厳命し、“悪の道”に誘った先輩選手にも罰金刑を適用する。
 周囲のフィーバーをよそに、いまだに怪腕は「実感がわきませんね」とピンとこない様子で、デート現場を激写されたり、千葉・鎌ケ谷の選手寮周辺でもガードの甘さを見せているのが現状だ。
 キャンプ中、沖縄の夜は誘惑がいっぱいだ。だが、卒業式が済むまでは怪腕も高校生。三沢球団社長補佐は「学生として微妙な行動も慎むよう、厳しく言ってきかせます」と、酒やタバコは厳禁、ギャンブルなども自粛するよう指導する。
 ただ、先輩選手の“悪い教育”があっては元も子もなく三沢補佐は「誘惑側にも罰金?もちろんだ」。車の飲酒運転のように、唆した側にも罰金刑を定め“青少年”を健全育成する構えだ。

野茂投手を訪問 オリックスの仰木監督

2005-01-29 22:48:26 | MLB・プロ野球
27日に米大リーグ、デビルレイズとマイナー契約した野茂英雄投手が29日、大阪府堺市の新日鉄堺グラウンドでオリックスの仰木彬監督の訪問を受けた。同グラウンドでは野茂が設立したNOMOベースボールクラブが練習中。野茂と仰木監督は打撃練習などを見ながら、約20分間親しげに言葉を交わした。
 野茂は11年目となる大リーグ挑戦についてはこの日は一切触れず、仰木監督の激励が「(練習中の)選手にいい刺激になれば」とだけ笑顔で話した。
 仰木監督は近鉄の監督だった1989年のドラフト会議で野茂を引き当て、翌日にこのグラウンドに当たりくじを持ってきた。思い出の地で熱心に練習する選手に対し、「大阪にあるわれわれのチームでやれる人が出てくればいい」とエールを送った。

柴田が新日本プロレスを退団へ

2005-01-26 16:01:11 | プロレス・格闘技
新日本プロレスの柴田勝頼が25日、都内の新日プロ事務所で3度目の契約更改に臨んだが、両者が合意には至らず、契約期間が終了する1月31日付で退団することが決定的となった。およそ30分の契約交渉終了後、報道陣の前に姿を現した柴田は「憧れて入った新日本プロレスと現在の新日本プロレスにズレや溝が生じている。自分のやりたいプロレスと食い違っている。オレは“サラリーマンレスラー”にはなれない」と激白。退団の意思を表明した。

 退団後については「まだ何も決まってないし、決めていない。電話のつながらないところでゆっくりと考える。その上で自分がやりたいプロレスを追求する」と納得いくまで今後の身の振り方を考えるつもりだ。

 また、元新日プロ取締役の上井氏が3月に開催を予定している新プロレスイベントへの参戦が噂されているが、それについても「上井さんとは最近会って食事をした。だけどそれでどうこうというわけじゃない」と否定。しかし、上井氏は22日の会見で「興味のあるフリーの選手には声を掛ける。新日の契約更改が終わるのが楽しみ」と話していただけに、柴田にオファーが来るのは必至。今後の成り行きが注目される。

「信念を曲げてプロレスはできない」

 苦渋の決断だった。柴田は03年5月に魔界のマスクを脱ぐと、K-1、異種格闘技戦、ジャングルファイトなどさまざまなルールで戦いを挑み続け、「新日本のレスラーこそが最強」を証明するために殺気あふれるファイトを展開してきた。しかし、皮肉なことに柴田が力をつけ、ファイトに凄みが増してくるにつれて、新日本のリングから以前のような殺伐とした雰囲気が見られなくなってしまった。1月から始まった契約更改では新日本に所属しながらのより幅広い戦いを訴えたが、「会社員が好き勝手にアルバイトはできない。プロレスラーも同じ」と個人としての他団体参戦は拒否された。これに対し、「プロレスラーはサラリーマンではない。オレはサラリーマンレスラーにはなれない」と痛烈なメッセージを投げつけた。さらに、契約更改の席で会社の今後のビジョンにも明確なものを感じられない。柴田は「自分の信念を曲げてプロレスはできない」と、ついに新日本プロレスに見切りをつけた。

 愛情がなくなったわけではない。柴田は「憧れて入った場所。未練がないわけじゃない。未練がないならこんなに迷わない」と入門してから現在まで7年間過ごした新日本への思いを吐露。うつむき加減で話す柴田の姿が、今回の退団が苦悩の選択だったことをうかがわせた。しかし、下ばかりは向いていられない。「結果として、会社とは考えているものの違いが大きくなってしまった。だけどこれからは『自分がやりたいプロレス』を追求するために、まっすぐ突き進む」と宣言し、事務所を後にした。

「上井氏イベント」参戦の可能性が浮上
 ここで浮上するのが3月開催の上井氏のイベントへの参戦だ。新日本に所属していた上井氏は柴田とK-1の戦いの橋渡しをした人物だけに、柴田の性格やファイトスタイルをよく理解している。さらに上井氏のイベントには“格闘王”前田日明氏もアドバイザーとして参加。22日の会見で前田氏は「オレが1枚かんでいるイベントは甘くはない。選手、スタッフ含めて、緊張感のあるリングにする」と豪語しており、目指すスタイルは“殺伐とした戦い”を好む柴田のそれと共通するところがある。また、同イベントには04年に3度シングルマッチで対戦している天龍源一郎の参戦もほぼ決定。柴田は11.13「闘魂祭り」(大阪ドーム)での3度目の対戦に敗れた後に4度目の対戦を希望しており、“天龍超え”を求めて、同じリングに上がる可能性も十分考えられる。

 現在は04年11月の川田戦で負った下あごの亀裂骨折により療養中の柴田。復帰のめどは3月と公言しているが、上井氏の新イベントも3月から4月上旬の開催を予定しており、出場は十分可能。柴田は「まだ先のことは考えられない。ゆっくり考える」と今のところ、同イベントの出場には口を閉ざしている。どちらにせよ、3月に柴田にとっての1つの答えが出ることになりそうだ。

■草間社長「慰留には努めた」

 柴田との契約更改交渉を終えた草間社長は「会社としては慰留に努めた。しかし、会社としての基本方針を変えるわけにはいかない」とコメント。柴田が要求していた「新日本プロレスに在籍しながらの他団体参戦」について合意に至らず、柴田からの方から退団の申し入れがあったことを明かした。

 また、今後フリーとしての活動が予想される柴田が、再び新日本のリングに上がる可能性については「それはないんじゃない?」と否定的な見解。「戦力的にはダメージが大きいが、新天地でも頑張ってほしい」と柴田にエールを送った。

■柳澤は柴田に共闘を呼びかけ

 連日所属選手の契約更改が行われる中、現在、新日本プロレスにスポット参戦している柳澤龍志が25日午後、新日プロ事務所を訪れ、「柴田(勝頼)さん、村上(和成)さんと3人で一緒にやっていきたい」と草間社長に直談判した。また、「蝶野さんの要請があれば、いつでも新日本に上がる用意がある」とアピール。今後もフリーとして新日本リングに参戦する意思があることを明かした。

 しかし、この日の契約更改で柴田は退団の意思を表明。柳澤の発言に柴田は「仲間は仲間。だけどそれぞれが決めることだから。まだ何も考えていない」と明言を避けた。

 柳澤、柴田、村上は元魔界倶楽部のメンバー。04年11月に柳澤が古巣であるパンクラスに参戦したときも両者はセコンドにつくなど、魔界倶楽部解散後もその交流は続いている