山形厚史のブログ

セイカツは夢とシゴト

線と色

2019年05月24日 23時02分02秒 | 日記
僕は線画の専門。

色が専門の人とやり取りをしています。

どういうやり取りかというと、まず、色で描かれたイメージ画が送られてきます。

それを線画の情報にまとめて、色の人に渡します。

例えば苺のイメージ画が送られてきたら、線画で苺の輪郭を描いて、そこに種を描くという事です。

その段階で苺の形と種の数が決まります。

色の人は線画の情報をもとに、色のみの表現で絵を仕上げます。

苺を描くのに線画の情報が要るか?

そんな事を思う訳ですが、線画の専門としては、ひたすら線画による苺を表現しようとする。

赤くて美味しい苺に見えますように。


しかし、色の人は時々線が邪魔になるんだろう。

同じ苺を描いてるはずなのに、なんだか違う。

美味しそうに見えない。

僕の線画が良くないのだろうか。

たしかに美味しそうには見えない。

やっぱり美味しさというのは、線をはみ出したところにあるのではないか。


もう、遠慮なく。はみ出していいよ。


美味しくして。


今日も来ていただいて、ありがとうございます。

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