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iPodの素敵な使い方を探求するブログ。

私的録音補償金って、ここがおかしいよね

2007-06-19 21:53:13 | Weblog
購入した音楽ファイル等を、買った人や家族が使うために他の媒体に複製する事に課金しよう、っていうのが趣旨の「私的録音補償金」ですが、いわゆる「お偉いさん」たちの議論が、彼らが本当は何も分かっていない、実は偉くも何ともない人たちだって事を暴露する内容になっちゃってます。ま、前からそうだったと言えば、確かに前からそうだったんだけど…。
何しろ、音楽ファイル等をコピーして再生する事が出来る可能性がある媒体に、全部補償金乗っけろとか言うわけで、本当に何考えているのか理解不能なんですが、実は、もっと深いところに問題があると思うんですよ。

つーのは、ジョブスが言うように、著作物は売り切りなんだから、売ったものをどう利用しようが、買った人の自由なんだよね。
本なんかは、正座して読むだけじゃなくて、トイレで読む人だっているだろうし、超高い画集をベリベリ破って壁に貼る人もいるし、楽譜に落書きするとか、俺もよくやったけど、買った5kg位ある本をレジュメ書く人数分に分けて持ちやすくするとか、必要な部分だけ破って持ち歩く事に、誰も文句言えないはず。

で、音楽ファイルとかだったら、自分が聴く機器に合わせたフォーマットに変換して、好きなように聴くのが当たり前だと思うんですよね。HDD用にロスレスでエンコするとか、SDカード用に128kbpsにエンコするとか、携帯用に96kbpsにエンコするとか。いわゆる、オリジナルと称するCDを買ったんだから、ファイル変換は当たり前の事です。
もし、こういうファイル変換を認めないなら、「私的録音補償金」なんてのを徴収するんじゃなくて、それぞれの用途別に著作権者がCDパッケージの中で各種ファイルを提供すべきなんだよね。だって、最適化したファイルが手に入らないから、俺たちがわざわざ手間を掛けてファイル変換してあげているんだから。
ユーザーに手間を掛けさせて、そこからも金を取ろうっていうこの案には、当然反対です。

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