goo blog サービス終了のお知らせ 

ケーイー・ソリューションズ株式会社  岡島芳明 ブログ

経営問題(R&D・生産・品質・IT)解決クリニック、担当:IT管理、技術開発マネジメント

【PR】小野塾 ビジネス仕分けR&D編 第2回

2011年03月26日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズ(株)の岡島芳明です。

弊社、ベテラン経営コンサルタント小野の連載「技術と経営塾」小野塾 、
「ビジネス仕分けR&D編」Web公開講座第2回を紹介します。
-----------------------------------

こんにちは。
ケーイー・ソリューションズ(株)「技術と経営塾」塾長の小野嘉雄です。

小野塾を再開いたします。

東北関東大震災で被災された方のご冥福と、一日も早い復興をお祈りいたします。


ビジネス仕分けR&D編の「マネジメントの働き」についてお話します。

ここではマネジメントについての教科書ではなく、多くの国内、
海外企業でのR&Dの現場で遭遇した例で、今後の日本企業
が執るべきR&Dマネジメントの学ぶべき課題として紹介します。

■最初に、多くの事例の中で典型的な事例の紹介から始めます。

 事例に上げたこの企業は、関西地方に多くの工場を持つハイテク産業用の
 原料を開発、生産しているユニークな企業です。

 そこの経営者に問いかけました。
 Q:あなたの会社のビジネスプランは何年先まで立てますか?と伺いました。

 A:その答えは、「わが社は、3年を超える計画は立てない」と言われました。

 ●その企業の研究開発の現場では、その研究開発テーマと担当する研究者は
 「3年先~5年先」を考えないと競争できないと言い、研究予算を使って
  いますが、そのことを経営者は見ぬ振りをしている。

 ●開発活動は地下活動です。
  一方で、その製品事業部門の事業部長が立てる計画の中には、その売上高に
  引き当てるべく分担している開発担当者も、自分の開発製品が、何時、
  どの市場に売る心算なのか?判らない。

 ●その事業部長も、その計画に引き当てるべく予定の売り上げ製品が、
  今、どこで、誰が、どんな方法で開発しているのか?
  どんな問題点を抱えているのかも知らない?それも地下活動所以です。

 この問題は、企業の経営組織に起因する問題で、ビジネスプランと販売計画や
 開発計画が連動してない典型的な例の一つです。

 この問題は特定の企業事例と聞き流す経営者が多いと考えますが皆さんの企業
 では無いことでしょうか?

■この事例と関連する課題についてもう少し掘り下げてお話します。

 その1.企業の組織の「機能分担やその形式的な事業部制等」の形骸化が
     大きな損失を生んでいること。

伝統的な方法として定着している経営スタイルとして、営業が顧客を開拓し、
 その顧客仕様で開発部門が活動する方法が多くの企業で見られる。

 一方、技術革新のスピードが大きく変わり、それに伴って、開発活動がより
 早く市場の要求に対応する為には、営業活動に依存する方法から独自に市場
 の変化を掴み、市場の要求を掴み、対応した開発活動が求められてきた。

 しかし、従来の機能別組織の最大の欠陥として、それぞれの機能部門が
 自部門目的、目標の達成に終始し、
 技術部門は新製品、新技術を出す事に、営業部門は独自の中期売上高を目標
 にするなど。

 開発部門の計画と営業部門の計画は連動せず、その結果として、

 開発部門に多くのテーマが存在するが、事業部門の2~3年先の売上高計画と
 その中に引き当てされる新製品とその売上高等が欠落している。

 その計画の売上高目標は単に営業部門の努力目標に過ぎない。

 ●営業部門も市場や顧客は見るが、自社の開発部門が持つテーマが2~3年先に
  新規製品として市場に参入可能か否か?

 ●又は、売上目標の達成のために引き当てたい新製品であるか?
  相互に部門の計画について、知る努力もせず、相互に期待もしない。

 ●このような組織でグローバルな変化の激しい市場で競争出来るのでしょうか?

 ●よく見られる特徴として、技術経営者は営業が苦手?理工系と文科系等水と油の関係?

 企業として、売り上げ計画や目標は、本来企業組織の共通の物である筈であるが、
 その活動の場が見られない。

  この例は、ビジネスプランと開発活動が連動しない機能組織の1つの欠陥例です。

 この話を、皆さんの企業ではありえない、特定の企業の問題だと聞き流しますか?。

次回は、引き続きR&D編第3回を書きます。ご期待ください。

発想のキーワードについて

2010年09月13日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズ(株)の岡島芳明です。

今日は、朝から曇り気味で涼しい朝です。そろそろ涼しくなってくるのでしょうか。

今週は、群馬県内の営業活動と、仕掛かりのものづくりセミナーテキストのドラフトの作成を中心に活動します。

最近、セミナー企画の参考資料として発想法の資料を調べる機会があった。
新製品等の発想法でよく使うのは、ブレンストーミングによるアイデア発想です。
会社の入ってまもなく、新製品開発プロジェクトメンバーとして、コンサル会社の先生から機能設計法と、ブレンストーミング法を教わったことを思い出しました。

たまたま、最近読んだ本の中に「発想のチェックポイント」がまとまっていたので紹介します。
1.転用:他の使い道はないか、他分野への適用はできないか
2.応用:似たものはないか、何かのまねはできないか
3.変更:音、色、形、意味、働きを替えられないか
4.拡大:もっと大きく、重く、長く、強く、追加したりできないか
5.縮小:もっと小さく、軽く、短くできないか。
6.代用:他の材料、製法、手段等で代用できないか。
7.置換:要素、順番、配置、空間等を入れ替えられないか。
8.逆転:上下、左右、順番、役割などを学にしたらどうか。
9.結合:要素や目的などを組み合わせたらどうか。

技術開発戦力強化の第一歩

2010年08月20日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。


今日は、秋に開催予定している技術開発戦力強化セミナー企画について紹介します。

技術開発業務への人材戦力配分の実態をあなたは把握していますか?

まず第一歩は、現状戦力のメンバー別戦力配分をMAP的(俯瞰的)に捉えることが必要です。
当社では、業務分担表を活用した技術開発戦力の方法を持っています。
イメージは以下の通りです。


◆自部門の戦力配分を把握していますか?

▲業務分担表を使った戦力管理イメージ





今日、上田市でセミナーを開催

2010年07月16日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

長野は雨の影響で川の水かさが大分まして、濁流が流れていいます。昨日から、鹿教湯の斉北荘に泊まっています。朝風呂にはいってからブログを書いています。

昨日は、上田市信州大学の中にあるARECのリレー講演会で、金型関係の熱処理のテーマと、金型業界の状況と課題についての講演を聴きました。
金型業界は、リーマンショック後、国内市場規模が3割強縮小し海外へ流れているとのことです。
生産の軸がBRICSやアジア、東欧圏の新興国に移っている影響を金型業界ももろにかぶっているそうです。

今日は、長野県上田市で5月から開催している、ケーイー・ソリューションズ(株) 第3回オープンセミナー「R&D入門編」を行います。
3回のオープンセミナーに延べ10人の方が参加していただきました。私も、現状からの革新に対する、R&Dに対する企業の期待と今後課題を、肌で感じることが出来て大変勉強になりました。
この経験を、今後のケーイー・ソリューションズ(株)の事業展開に活かしていきたいと思います。

第3回R&D入門講座の紹介(2)

2010年07月09日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

昨日は大変暑い日でした。桐生市でも午後は33度くらいありました。
今日は午後から雨の天気予報です。少し、涼しくなるといいですね。

昨日のブログでR&D入門講座のマネジメント編のテキストを紹介しましたが、今日は、一緒に行う
リーソース編のテキストを紹介します。

第3回 ケーイー・ソリューションズ(株)のR&D講座開講のご案内
1.講座名:R&D 入門講座
 開発戦力の強化と管理力の強化 -7月16日(金)午後1時30分~4時30分
開発保有能力の改善強化30%アップと新製品売上げ高比率のアップを図るツール
の紹介
 3.開催場所:上田市技術研修センター研修室
         Tel; 0268-39-1555
 4.参加料:無料、募集人員;20名
 5.お申込み、問い合わせ先
  お申込み先:ケーイー・ソリューションズ(株) Tel/Fax : 0277-46-7601
        申込はMail:kesol@wind.sannet.ne.jp まで御願い致します。


テキストの概要紹介






▲リーソース編表紙


▲目次


▲自社の戦力配分は



R&D入門講座第3回を開講します

2010年07月08日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

今日は、7月16日に開催しますR&D入門講座の紹介をします。

第3回 ケーイー・ソリューションズ(株)のR&D講座開講のご案内
1.講座名:R&D 入門講座
 開発戦力の強化と管理力の強化 -7月16日(金)午後1時30分~4時30分
開発保有能力の改善強化30%アップと新製品売上げ高比率のアップを図るツール
の紹介
 3.開催場所:上田市技術研修センター研修室
         Tel; 0268-39-1555
 4.参加料:無料、募集人員;20名
 5.お申込み、問い合わせ先
  お申込み先:ケーイー・ソリューションズ(株) Tel/Fax : 0277-46-7601
        申込はMail:kesol@wind.sannet.ne.jp まで御願い致します。


テキストの概要紹介



▲R&D入門マネジメント編の表紙


▲目次


▲テーマ力、プロセス力、リーソース力、マネジメント力の相互関係図



上田市で第1回オープン・セミナーを開催(受講料無料)

2010年05月19日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

いよいよ、ケーイー・ソリューションズのオープン・セミナーを、AREC会員を対象に
5月21日開催することになりました。
創業記念セミナーとして、5月、6月、7月の3回でR&D入門講座を開催いたします。
参加費は、無料です。

プログラムは、下記の通りです。
詳細は、ケーイー・ソリューションズのホームページをご覧ください

【KES上田オープン・セミナー「R&D入門テーマ編」プログラム】




今週はセミナー開講の準備です

2010年05月17日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

今朝も、気持ちの良い朝です。朝一で自宅の芝生と植木に水遣りをしました。
昨日は、夕方の西の空に三日月と金星が並んで輝き綺麗でした。何年かぶりの
大接近だそうです。

今週は、5月21日に開催する第1回ケーイー・ソリューションズのオープンセミナー開催の
準備を中心に活動します。
今回は、テストマーケティングとして、5月~7月にかけて3回の予定で、R&D入門講座を
開催します。
第1回のテーマは、R&D入門講座テーマ編を予定しております。

R&D入門編の概要(抜粋)


▲表紙

▲P.1

▲P.2


技術総合力の評価と強化プログラム

2010年04月08日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

今日は朝から晴れて、少し寒いですが清々しい日になりました。
桜も昨日から一斉に開花し、あちこちで景色がピンクに染まっています

今日は、技術開発力強化プログラムのコンテンツを作成します。
技術総合力強化の成功のポイントは、「マネジメント力」、「テーマ力」
「プロセス力」、「リソース力」の4つが必要です。


▲技術総合力強化のポイント

今日は、前橋の検討会へ出席します

2010年04月05日 | R&D関係
おはようございます。ケーイー・ソリューションズの岡島芳明です。

今日は、前橋の勤労福祉センターでの検討会です。
テーマは、これから創業する新会社の「技術力強化支援サービス
のコンテンツ」のHP作成検討と、顧問から提案された今後の
経営課題の検討を行います。


▲技術力強化プログラムの概要

ケーイー・ソリューションズ

〒376-0031 群馬県桐生市