極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

月の満ち欠け (2022)125分

2022-12-04 17:49:56 | 日本映画(映画館)



 愛する妻・梢と娘・瑠璃を不慮の事故で同時に失い、深い悲しみに暮れる小山内堅。そんな彼のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。三角は、小山内の娘は自分に会いにくる途中に事故に遭ったのだと打ち明ける。なぜ面識のないはずの三角に会いに行こうとしたのか、怪訝な面持ちの小山内に対し、彼の娘はかつて三角が深く愛した同じ“瑠璃”という名前を持つ女性の生まれ変わりに違いないと告げる三角。俄かには信じがたい告白に憤りすら覚えつつも、娘の不可解な言動との符合も感じてしまう小山内だったが…。


 映画館 ★★★☆


 ほとんど「ホラー」だと思います。また、ネタベレにはなるかもしれませんが田中圭は本当に恐ろしい(爆)

 全編にわたり、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「ダブルファンタジー」の「ウーマン」とオノ・ヨーコの「Remember Love」が流れます。そういえばもうすぐ(12月8日)ジョン・レノンの命日ですね。

 佐藤正午の直木賞受賞作「月の満ち欠け」は未読ですが、なかなか良く出来た大人のホラーラブファンタジー(?)です。なんでホラーかというと・・・いや、やはりめちゃ怖いお話です。

 「るり」という女性が3人(原作では4人とか)出てきます。有村架純演じる、最初の「るり」が登場するのが1980年12月8日のジョン・レノンが銃撃された日で、「今日はどこでもずっとジョンの曲が流れてるね」って感じでの登場です。実際にはこの数年前の「紳士装身具」屋さんの売り子さんのシーンが回顧シーンで出てきますが。

 物語はそこから始まり、およそ30年ほどのお話なのですが、全編「前世からの因縁」って感じで・・・とても恐ろしいお話です(笑)←笑ってますが。それにしても田中圭はひどい奴です(爆)

 廣木隆一監督の作品・・・現在3本公開されています(爆)
あちらにいる鬼(2022年11月11日公開)
母性(2022年11月23日公開)
月の満ち欠け(2022年12月2日公開)

 

 それにしても・・・
女の執念、情念は本当に恐ろしい(爆)
そして、この物語のきっかけを作った柴咲コウ演じる「こずえ」は、一番恐ろしいかも(笑)

 

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