![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/d5/99a13020776798a34521ce8998897887.jpg)
お嬢様育ちのルミ子は実母の愛情を一身に受け、ルミ子もそんな実母を溺愛していた。ルミ子の娘・清佳の願いは、そんな母から愛してもらうこと。今はある事情からルミ子の夫の実家で暮らしていたルミ子と清佳だったが…。
映画館 ★★★☆
3人の母親と3人の娘たちの物語。その中で、(今後役名ではなく俳優名で書きますが)戸田恵梨香は大地真央の娘であり、永野芽郁の母親であるというこの作品でのいちばん重要な役で、正直言えば戸田恵梨香が主演の映画だと思います。ネタバレすれば娘である永野芽郁も結婚し、お腹に赤ちゃんを宿すわけで、もうすぐ母親になるわけですが。
大地真央演じるヒロインの母親と高畑淳子演じるヒロインの義母の二人が両極端なのがとても面白く、物語の登場から舞台から去るまでの大地真央が本当に素晴らしい愛情を娘や孫(後の永野芽郁)に捧ぐわけですが、それこそ「気持ち悪い」くらいに感じます。結論として大地真央は最後の最後まで「愛能う限り」娘と孫を愛し続けた。。。いや、やはりあまりにも素晴らしすぎてめちゃ胡散臭いのですが、実際劇中では本当に素晴らしい女性なんです。
ただ、めちゃ重要なシーンで大地真央が「そこに愛はあるんか?」といつ言ってくれるかと期待してしまう人は多いと思います(笑)
そういう意味では高畑淳子演じるヒロインの義母はそれこそステレオタイプなイケズな姑なので、めちゃわかりやすいです。嫁には鬼のように接し、我が娘にはめちゃ甘いって感じです。そういう意味ではこの映画の登場人物の中では一番「普通」かもしれません。
永野芽郁演じるヒロインの娘も、こんなやつがいたらめちゃ嫌なタイプです。自分が正しいと思うことを他人に共用するタイプで、確かに間違ってはいないんだろうけど、こんな奴が周りにいたらたまりません。
そして・・・私は男なのでヒロインと結婚する男については何も言いません(爆)
戸田恵梨香と永野芽郁は「ハコヅメ」で共演していましたが、あの作品とはぜんぜん違う母娘関係を演じてくれました。
そそ、戸田恵梨香のおめでたのニュースは、「母性」が公開されている現在、なかなか趣深いものがあります。
さて、彼女はどのような母親になるのでしょうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます