人里離れた信州の山荘で一人暮らしをしている作家のツトム。自ら畑で育てた野菜や山で採ってきた山菜で丁寧に料理を作りいただくのが日々の楽しみだった。そんなツトムのもとに時々訪ねてくるのが、担当編集者で年の離れた恋人の真知子。ツトムの作った料理をおいしそうに食べる彼女との食事は、何よりも愛しいひと時だった。しかし悠々自適に暮らすツトムだったが、13年前に亡くなった妻の遺骨を今も墓に納められずにいた。
映画館 ★★★☆
沢田研二がもう少し痩せていて、寺尾聰みたいなじいちゃんだったら、もうすこしこの映画も説得力が合ったのかな?っていうのがまず最初に思ったことです。
松たか子演じる編集者との間のちょっとした恋愛話はそれほど気にはなりませんでしたが、主人公の亡妻の実母・・・奈良岡朋子が90歳を超えての演技でしたがこれはいいんです。ただ、彼女が住んでいる家がちょっとひどすぎる「あばら家」だったのがありえないかなと。
ただ、1年を通して移り変わる季節と、その旬で食べられる「土」のついた大地のめぐみを料理する姿はとても美しいですし、ちょっとした「ハウツー」モノになっています。
やはり主人公は美しい自然と、そこに息づくものたちでいいと思います。
シウもそう思いました。
沢田研二は俳優として今後仕事増えるだろうな~と思いつつ、
こんな暮らしをしているならもっと健康的なはず!って思いますよね。
もう少し痩せて枯れてたほうがいいなぁってね。
精進料理ばかり食べてるわけだし(笑)
一時、ジュリーの報道がコンサートを中止したとか、嫌な話ばかりだったけど、「キネマの天地」、まだまだいけるやん!なんて思ったし、この映画でもそれなりによかったので、今後まだまだ頑張れるかな。