判官びいき 2006-01-20 13:56:51 | 水鳥 白鳥の飛来とその着水シーンを狙ってほぼ毎日近くの水鳥公園に通っているけれどいっこうに現れない。寒風の中をものともせず、元気なバードウオッチャーたちが、入れ替わり立ち代り私が身を潜める藪のすぐ近くを行き交う。今やウオチャー銀座となってしまった。どこか他に良い観察ポイントを探さないといけない。第一、本当にこんな狭い川に白鳥が来るのだろうかと、疑念を抱き始めた。何の成果も無く二時間で引き上げた。 写真は先日の善福寺公園でのものです。この日も滅法寒い日でカモたちは陸に上がってぶるぶる震えていた。そんななか、元気なのはカモメだ。ギャーギャー鳴きながら我が物顔に飛び回っている。家族連れがばら撒くパンのかけらを空中で奪ってしまう。カモたちはこぼれ落ちた残り物をやっとついばむ有様だ。 池の岸辺で頭を背中に突っ込んで小刻みに震えるメスのオナガガモを見つけた。餌の争奪戦にも参加せず動かない。そのすぐそばでオスが心配そうに眺めている。ペアーなのか。パンくずを少し貰ってきて足元に置いてやりたいと思った。 « 生後1年未満で5000キロ... | トップ | 息子よ、生意気だぞ »
10 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 upplainさん、こんにちは (ポロ) 2006-01-21 12:29:39 コメントを有難う。昭島水鳥公園はそろそろ切り上げ時が来たようです。ウオッチャー銀座と化してしまった。狭山湖あたりではどうなっているのか覗いて来ようかと思っています。静かに観察するならまだしも、おばちゃん連中がわいわいがやがや喋りながら大きな望遠鏡を覗いている。こちらは背を低くして身を潜めているのにねぇ。カメラ業界も再編が始まったようですね。王者キャノンに全部食われてしまうのでしょう。私も折角のSRT101を眠らせておくのはもったいないので、再開しようかなと思っています。 返信する 熊子さん、こんにちは (ポロ) 2006-01-21 12:13:38 コメントを有難う。ゴメは元気はつらつです。ちょっと憎らしいな。笑 こちらは5年ぶりの雪です。自宅前では5センチほど積もっているかなぁ。道路は片っ端から溶けるけれど、寒いよぉ。北海道の厳しさが少しは想像がつきます。 返信する スイポテさん、こんにちは (polo181) 2006-01-21 12:08:32 コメントを有難う。寒くてうずくまるメスカモ。それを心配そうに見守るオスガモ。しばらく眺めていましたが、両方とも動きませんでした。その後、どうなったのか。カモメは憎らしいほど元気があります。我がもの顔に飛び回っていました。彼らは俊敏だから餌を空中でとらえます。だからカモのところには少ししか落ちてきません。両者とも必死だからしょうがありませんが。「鴨のつがいはpoloさんでなくとも贔屓したくなる中睦まじさです」は、最近にない嬉しいコメントでした。 返信する poloさん。お早うございます。 (upplain) 2006-01-21 11:14:12 天気予報が当たって、すっかり雪化粧の東京ですね。小降りになったら土手にでも出てみようと思うのですが、午后までは降り続きそうです。仰有るとおりで、ウオッチャーが増えて河原にも三脚を立てる人が増えました。増えるのはよいのですが、無闇に鳥たちに近づき、足場を作ったりするので、撮影ポイントも荒れてしまい前に画像を出したポイントには来てくれなくなってしまいました。それに、護岸工事も影響しているのですが。小西、ミノルタ、ニコンが、デジタルのみ、業界から撤退などのニュースが聞こえてきて、銀塩の世界がますます寂しくなりました。また、銀塩カメラを持ち出し画像になるまでの、期待感覚を味わおうかと思います。 返信する 鴨の夫婦 (スイポテ) 2006-01-21 08:35:36 人間に媚びて餌をあさるカモメと連れ合いをじっと見守る鴨のつがい。カモメが餌に群がる姿が浅ましくも見えますが、これも人間が手を出したから覚えた技なのでしょう。以前私が枚方でユリカモメを写したときも、川面で波に浮き沈みしていた彼らが、川をみている私達(他にも人がいました)が、餌を持ってきたと勘違いして岸に寄ってきたのではと思います。そう期待させるほど、人が手を出し続けてきたんでしょうね。鴨のつがいはpoloさんでなくとも贔屓したくなる中睦まじさです。 返信する 寒そうですね (熊子) 2006-01-20 22:54:33 夫カモ君の優しい姿がいいですね。妻カモ子ちゃんは大丈夫かな。ゴメはどこのゴメも逞しいですね。今日は大寒、寒い日でした。 返信する あまもりさん、こんばんは (ポロ) 2006-01-20 22:23:00 コメントを有難う。水温は0度以下にはならないから、風がなければ湖水に浮かんでいた方がカモにとっては楽でしょう。この日は寒風が吹き荒れていましたから、岸辺で休んでいたのでしょう。白鳥は広い田んぼなどにも飛来するけれど、近くに池か湖がないとやってこないでしょう。どこかで書きましたが、松江でも数百羽が飛来しているそうです。嬉しい便りですね。湖北に行って写真を撮りたいな。どうやら、着水瞬間の撮影は夢と消えそうです。状況は非常に厳しい。米子の水鳥公園には行ったことがあります。あそこでは、建物の内側からガラス越しに見ますから、何時間でも粘れます。ざんね~ん。 返信する anikobeさん、こんばんは (polo181) 2006-01-20 22:14:00 コメントを有難う。すごい数でしょう。これはほんの一部ですよ。大半は岸で休んでいますからね。水面が凍れば別ですが、凍らない限り水は0度を保ちますから、温かいはずなのですが、寒い北風の強い日だったから、陽だまりで日向ぼっこをしていたのでしょう。東京は、明日は雪との予報。さ~て、どうするべぇ。 返信する 冬鳥の (あまもり) 2006-01-20 21:17:58 カモさんもやはり寒いんですね。あの冷たい水の中を泳いでいるので、寒さには強いと思っていましたが。鳥の夫婦は仲が良いと聞きましたが、ほんと連れ合いをじっと見守っているように見えます。白鳥は草食と聞いていますから、やはり食べられる草が多いところに集まるのでしょうか。琵琶湖の湖北の水鳥公園にはコハクチョウが今年900羽以上も飛来しているそうです。 返信する カモメたちの群れ (anikobe) 2006-01-20 15:01:56 ものすごい数ですね。伊根湾めぐりをしたときのことを思い出しました。オナガガモのアップは、気温が下がると、羽根を膨らませて空気の層を作るという、冬の鳥の様子が、もろによく分かりました。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
小降りになったら土手にでも出てみようと思うのですが、午后までは降り続きそうです。
仰有るとおりで、ウオッチャーが増えて河原にも三脚を立てる人が増えました。
増えるのはよいのですが、無闇に鳥たちに近づき、足場を作ったりするので、撮影ポイントも荒れてしまい前に画像を出したポイントには来てくれなくなってしまいました。それに、護岸工事も影響しているのですが。
小西、ミノルタ、ニコンが、デジタルのみ、業界から撤退などのニュースが聞こえてきて、銀塩の世界がますます寂しくなりました。
また、銀塩カメラを持ち出し画像になるまでの、期待感覚を味わおうかと思います。
カモメが餌に群がる姿が浅ましくも見えますが、これも人間が手を出したから覚えた技なのでしょう。
以前私が枚方でユリカモメを写したときも、川面で波に浮き沈みしていた彼らが、川をみている私達(他にも人がいました)が、餌を持ってきたと勘違いして岸に寄ってきたのではと思います。
そう期待させるほど、人が手を出し続けてきたんでしょうね。
鴨のつがいはpoloさんでなくとも贔屓したくなる中睦まじさです。
あの冷たい水の中を泳いでいるので、寒さには強いと思っていましたが。
鳥の夫婦は仲が良いと聞きましたが、ほんと連れ合いをじっと見守っているように見えます。
白鳥は草食と聞いていますから、やはり食べられる草が多いところに集まるのでしょうか。
琵琶湖の湖北の水鳥公園にはコハクチョウが今年900羽以上も飛来しているそうです。
伊根湾めぐりをしたときのことを思い出しました。
オナガガモのアップは、気温が下がると、羽根を膨らませて空気の層を作るという、冬の鳥の様子が、もろによく分かりました。