スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

ショートショート 1

2005-08-31 10:45:58 | Short shorts
ぼくが欲しいのはあっちなの原作 Charles Stanley 翻訳 polo181 昔、ある農夫が生まれた子犬を売りたいと思いました。彼はそのことを知らせるべく板に広告文を書いて敷地の隅の柱に打ち付けました。その板を釘でトントン打ち付けているその時に、誰かが彼の作業服の下のあたりを引っぱっているのに気付きました。そこには小さな子がいて、やや緊張気味に上を見上げて何かを手に握っていました。「おじち . . . 本文を読む

本日のバークレー

2005-08-30 11:56:07 | Weblog
傷口を嘗めるので、それを防ぐために、首に大きなカラーを付けられています。癌が肺に転移(レントゲンで確認済)したためか、興奮すると呼吸が荒くなる。そういったことを理解していない「彼」は私に散歩に連れて行けと吠え立てる。やはり私は近寄らない方が良いようだ。 . . . 本文を読む

八ヶ岳湧水

2005-08-29 11:10:44 | Weblog
八ヶ岳山麓に入ると湧水があちらこちらにある。手を切るような冷たさで、美味しい。我が別荘がある富士見町水道もこの湧水を使っている。毎年のことだが、この水を飲み始めると肌がスベスベとしてきて光沢が出てくる。便通も良く快眠できる。みな水のお陰と考えている。ところが自宅に帰って来るとたちまちその反動が出てくる。飲み水はスーパーで買ってきて飲んでいるが、駄目だ。どこかが違うらしい。水の国ニッポンでありながら . . . 本文を読む

防災、やってますか?

2005-08-28 15:56:07 | Weblog
調査によると三人に一人は防災対策として何もしていないという。「平和ボケ」ではなくて「安全ボケ」とでも言うべきか。反感を買うかも知れないけれど、一筆啓上致します。♪父よあなたは強かった・・・・ 泥水すすり草を噛み 荒れた山河を幾千里♪ではないけれど、人間、餓えと喉の渇きにはとても弱い。戦場では泥水をすすり尿を飲んだのだ。死体を食らったという話も聞く。地震による大災害が起きたときは、最初の一週間は自力 . . . 本文を読む

皆さん、ご安心下さい

2005-08-27 17:19:13 | Weblog
大変ご心配をおかけしました。バークレーは月曜日に退院してきます。ご覧のケージが彼の当面の療養用のベッドです。板張りですが、もちろん毛布を敷いてやります。私たちは一致協力して彼の世話を致します。最後の最後まで面倒を見てやりますのでご休心下さい。苦しみだしたら、その苦しみを取る手だてもいたします。どうかご安心下さい。<後ろ向きに写っているのは次男のマイロ> . . . 本文を読む

その後のバークレー

2005-08-26 20:42:16 | Weblog
8月27日(土)開腹手術後24時間経過しました。入院中。ゲージの中でシッポフリフリ喜びました。今日にでも帰られると勘違いして立ち上がった。「本人」には状況が全く理解できていませんね。人間と違って死の恐怖が無いものと思います。 . . . 本文を読む

古代人は何故竪穴住居なのか?

2005-08-26 11:55:43 | Weblog
考古学は私の専門ではありません。ですから以下は全部私の勝手な想像です。私はかねてからいわば半地下式の竪穴住居は雨水がしみ込んで困るのではないかと思ってきました。それよりは盛り土をして周辺よりは一段高くして同様の上物を建てれば良いではないかと思ってきました。しかし、復原された現地(井戸尻)の住居(縄文中期)を見てなるほどと思いました。彼等は円形に約40㎝ほど掘り下げ、そこから出た土で周囲を丸く固め . . . 本文を読む

女性の買い物 ②

2005-08-24 10:45:23 | Weblog
小淵沢から車で10分程度のところに、巨大リゾート型アウトレットができたのは今から3,4年前のこと。八ヶ岳アウトレットと呼んでいる。またたく間に関東いちえんに知れ渡って、連日若者を中心にして賑わっている。 森林を切り開いて2000台の車が止められる。店舗は実に70を数える。 そもそも outlets とは、電気が流れ出てくる場所であるコンセント(和製英語)のことや、水が出てくるところである蛇口、 . . . 本文を読む

電線のない風景

2005-08-23 11:01:02 | Weblog
写真の向こうに自動車さえ走っていなければ、まさしく昭和20年ころの農村風景です。山坂が多い田畑なのでさぞかし彼らは足腰が鍛えられたことだろう。などと言っては叱られるか。日々雑草との格闘でくたくたになったに違いありません。当時の農業は家族総出の仕事だったから、女性は特に苦しかったそうだ。子育てや家事がありましたからね。 その頃の農家の内部です。ここで寝起きして、土間では夕餉の支度をした。朝と昼は . . . 本文を読む