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ルリビタキの雌雄の見分け方

2016-03-27 00:43:07 | 野鳥観察




ルリビタキ ♀ 成鳥



同じく



ルリビタキ ♂ 成鳥 (マイピクチャーから抜粋)


これはもう一目見ただけで判別できますね。ただ、ここまで来る途中が大変なのです。
つまり、若鳥のことです。♂と♀の共通点は尾羽が同じ色です。つまりルリ色です。

ところが、♂とも♀とも判断出来ない若鳥は、とても紛らわしいですよ。
下に、その例を示しましょう。


これはどうですか? 雄っぽいですが、雌っぽくもある。(マイピクチャーから抜粋)

これは雄です。その決定的な違いをご説明しましょう。眼の位置に注目です。
メスの場合は眼の位置がクチバシよりやや上位だが、雄の場合はその逆です。
つまり、雄の場合は目の位置がクチバシよりやや下なのです。これでもって判別できます。
上下の差は僅かです。ご注目下さい。

それにもう一つ。クチバシの根本から出る白い眉班は雄にはあるが、雌にはない。
しかし、これは彼らがやや成長しないと現れないので頼りにならない場合がある。

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12 コメント

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難しいです (larala)
2016-03-27 06:23:30
おはようございます。
あまりにもめんこいからじっとお目目を見ていたり
羽の色に気をとられていましたが、やっと分かりかけています。
雌も尾羽の一部にブルーが見えました。
poloさんの美しい写真だからこそ分かるのです。
目の位置、眉班、専門家の説明があればこそ、初心者の私も納得です。
美しい写真に感謝致します。
有難うございました。
どの写真も目がぱっちりと~ (花ぐるま)
2016-03-27 07:41:58
ルリビタキの若鳥は雌雄が見分けにくいのですね
それでもpoloさんの写真がとても綺麗なので説明も詳しくてよく分かります
ルリビタキの雌はどちらかというと目がとても優しいですね
雄はやっぱり鋭い目つきです
それが若鳥になると未だあどけないのでわかりにくいのですね
今度出会えばぜひそのあたりを見てみたいけれどこんなに綺麗な映像が撮れ無いでしょうから~難しいですね
いつも有難うございます
laralaさん、こんにちは (polo181)
2016-03-27 15:40:00
コメントを有難う
そうですね、鳥撮りに慣れている人でも、この鳥の幼少期の雌雄判別はとても難しいのですよ。
クチバシの根本を基準として眺めればよく分かると思います。線を引っ張って説明すれば
わかりやすいのですが、写真を傷めたくありませんので。ご容赦下さい。
この鳥は、あと2,3日で北の大陸を目指して飛び立ちます。一部は、日本の高山で繁殖します。
詳しいことはまだ分かっておりません。冬鳥の代表者ですから、とても人気があります。
花ぐるまさん、こんにちは (polo181)
2016-03-27 15:48:33
コメントを有難う。
そう、ルリビタキの若い鳥は雌雄の別がわかりにくいのですよ。雄と雌を取り違えることがあります。
仰るとおりです。雌の眼がとても優しいですね。しかも全体感が柔らかい感じがします。
確かに、雄の目つきは鋭いですね。ペロやん一世が雄だったのか雌だったのか、いまだに分かりません。
昔の写真を見て、ペロやん二世は雄だったと判明しております。他にも、わからないのが沢山あります。
でも、これで基準がしっかりしましたから、これからは、間違えることはありません。
難しいですね。 ()
2016-03-27 17:10:02
こんにちは。
ルリビタキの雌雄の区別は難しいですね。
はっきり云える事は雌は優しい顔をしていることですね。
目の位置、眉班など皆さん理解されているようですが、私には未だに解りません。
何度も繰り返して見ていますが、今の私の目では難しいようです。
細かく観察されるpoloさんを羨ましい思いで眺めております。
紅さん、こんにちは (polo181)
2016-03-27 17:24:02
コメントを有難う。
成鳥になった時には何の問題もないのですが、幼鳥が入ってくると、困惑します。
でも、あなたが言う、「雌は優しい」顔というのが、最も良い見分け方かも知れません。
私の方法では、よほど注意して見ないと判別つきません。確実な方法ではあるのですが。
もし、もう少し努力する気持ちがあるのなら、クチバシの先端から付け根に向かって延長線を引いて見て下さい。
おわかりでしょうか。クチバシの角度が問題となってきます。
難しいですね (おみや)
2016-03-27 18:57:36
こんばんわ
どの画像も目がぱっちりと撮れていますね。
私にはとても難しくてよく解りません。
ルリビタキがペロヤンということがわかるだけです。poloさんは本当に凄いですね。
私には申し訳ないけど解らないのです。
次々出てくる鳥の名前を覚えるのも大変です。
それにしても綺麗に撮れるのですね
おみやさん、こんばんは (polo181)
2016-03-27 20:13:05
コメントを有難う。
おみやさん、鳥のことは全然分からなくてもいいですよ。私が山野草について知識がないのと同じことです。
綺麗に撮れていると分かっていただけるだけで結構です。いまから、鳥の勉強は無理です。
上の写真の鳥は、シベリアから飛んで来る鳥です。冬の間は、あちらは寒すぎますから日本に来ます。
おして、日本が暖かくなってくると、またシベリアに戻るのですよ。だから、渡り鳥です。
このことも分からなくても良いです。花のとこと書いてください。
こんにちは (ポージィ)
2016-03-28 10:31:03
poloさんがお撮りになられたルリビタキたち、どれもみな可愛いですね。
可愛いしとても綺麗です。
研究されて、成鳥の雌雄はもちろんまだ色のハッキリしない
幼鳥の雌雄の見分け方もハッキリしていらっしゃったのですね。素晴らしいことです。
ポージィさん、こんにちは (polo181)
2016-03-28 13:18:40
コメントを有難う。
ルリビタキにかぎらず、幼鳥の時に雌雄の別を判断するのは、とても難しいです。
ヒヨコなんかは特にそうです。これは手にとって見ないと分かりません。外見では不可能です。
ルリビタキは、秋の末頃に半年程度の若が紛れ込んできます。これが厄介なのですよ。
そんなことは、どうでもいいじゃないかと言われればそれまでですが、撮影者にとってはどちらか知りたいところです。

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