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カワウは体重のわりに翼の面積が狭いとみえて、必死の形相で水上を駆ける。駆けてかけまくって、助走が終了したところでフワリと浮き上がる。その後も、すぐに下降するから、バタバタバタと忙しい。見ていて気の毒のようだ。
ダイサギは、突然ヒラリと舞い上がって、二三回羽ばたくと、すぐに首を縮めて本格飛行に入る。足を揃えて後方に向けて抵抗を少なくする。滑空が自在にできる。カモやカワウのような無様なことはしない。
最も力強い飛び方はアオサギだ。トンビ並の揚力があるとみえて、上空かなたを悠々と舞う。”腕”の力が強いのだろう、羽をぐいぐいと上下させれば上昇して、気流にのることが出来る。ゆったりと空中散歩が可能だ。
ここ東京はどんよりと曇り、今にも泣き出しそうな空模様。河原に座っていると、北東の風は冷たくて手袋とコートが欲しくなるほど寒かった。自分で納得の行く写真が得られなかったので、余計寒い。
航空機と反対側にダイサギさんが飛んでますよ~
大きさも殆ど同じで。
今度はカワウを狙っていらっしゃる。
カワウは沢山いるのではありませんか?
いつか糞公害が話題になってました。
ダイサギさんの飛翔は本当に美しいですね。
昨日私の近所に白鳥を見に行った時に遠くにアオサギの姿を見つけましたが、逃げられました。
とても敏感でなかなか撮らせてくれませんね。
水面を蹴って蹴って飛び上がる姿は飛行機の滑走を想像させます。
と思ったら、3枚目にアオサギと飛行機が。これは面白い写真です。
アオサギの陰が空に浮かびしかも反対を向いている。
まさかね。
でもそんな風に思ってしまうほどなんとも幻想的です。
3鳥3様、飛び方に特徴があるのですね。
高く舞い上がるアオサギは、ホバリングもできるということでしょうか。
どの写真も鳥への深い思いが込められて、シャッターが切られたものであることが、同じ鳥を撮っている者としてよく伝わってきます。
三枚目の写真は、プロキャメラマンでもなかなか撮れない一瞬ですね。
カワウは嫌われ者ですね。魚を沢山食べるし、糞害をまき散らしている。でも、その仕草に愛嬌があって、憎めないのです。
冬場になると渡りのカモやハクチョウでさえ人間が与える餌を食べます。でも、サギだけは、私たちのそばに寄ってくることはありません。全くの野生を保っています。ちょっと近づくそぶりを見せるだけで飛び去ります。撮影は難しいですね。
まったく仰るとおりで、ジャンボが重そうにゆっくり飛び上がるのに似ています。かなりの距離を、助走に使います。
輸送機を背景にして飛ぶアオサギ君、首を伸ばしているでしょう。これは着地の場所を探している仕草です。ホバリングは出来ません。旋回や、滑空を繰り返しながら着地点を探します。非常に慎重なトリです。
水鳥に関しては貴方の方が先輩ですから、そのように言っていただくと、大きな励みになります。過去に、目撃しながら、シャッターチャンスを逃した場面が沢山あります。それらを求めて頑張っています。
三枚目を特にお褒めいただいて恐縮です。サギも飛行機もそれぞれ目的を持って飛行しています。あのように自在に飛べれば良いなぁとつくづく思いますよ。
それが、鳥を捉える事の面白みであることが、poloさんの画像を通して理解できます。
飛・跳・翔は皆違いますね。
翔が一番優雅であり、美しさを見ることが出来ます。
このようなとび姿のさまざまを、まだまだ捉える楽しみと、納得するまで追及するのが、拘りのカメラマン根性なのだと思いました。
poloさん。ハッスル!
そうですね、翔がもっとも優雅だと思います。ここ多摩川では、アオサギが圧倒的に数がおおくて、ダイサギが少ない。ちょっと気になることです。