sumire日記

映画・本の感想、レビュー、趣味のタロット占いをしていきたいと思います!

「嫌われる勇気」

2020-09-20 11:21:00 | 日記
「誰かが始めなければならない。ほかの人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。ほかの人が協力的であるかどうかなど考えることなく」

結論
~すべての悩みは対人関係の悩みである~

■アドラー心理学における外せない円環構造
ありのままを受け入れると(自己受容)⇒裏切りを恐れることなく「他者信頼」することができる。そして他者に無条件の信頼を寄せて、人々は自分の仲間だと思えているからこそ、「他者貢献」することができる。さらには他者に貢献するからこそ、「私はだれかの役に立っている」と実感し、ありのままの自分を受け入れることができる。すなわち「自己受容」することができる。

・アドラー心理学が掲げる行動面の目標(人生のタスク)
①自立すること ⇒自己受容
②社会と調和して暮らせること ⇒他者信頼、他者貢献

・上記の行動を支える心理面の目標(人生のタスク)
①私には能力がある、という意識をもつこと ⇒自己受容
②人々は私の仲間である、という意識をもつこと ⇒他者信頼、他者貢献

これらを様々な口実を設けて回避しようとする事態を指して、「人生の嘘」と呼びました。


では、どのようにしてプロセスを踏んでいけばよいのか



~過去に支配されない生き方・目的論~

■アドラー心理学における外せない目的論

・原因論の住人であり続ける限り、一歩も前に進めない
 ⇒アドラー心理学ではトラウマを明確に否定
  自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定する
・我々は皆、何かしらの目的に沿って生きている
 ⇒「人は変われる」を前提に考える
  大切なのは何が与えられているのかではなく、与えられたものをどう使うか


~他者の課題を切り捨てる・課題の分離~

■アドラー心理学における外せない課題の分離(対人関係の入り口)

・我々は「他者の期待を満たすために生きているのではない」
 ⇒承認欲求を否定する
  誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいい
・我々は「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある
 ⇒ポイントは「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのはだれか?」を考えること「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけ
・本当の自由とは他者から嫌われること
 ⇒他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれない。


~共同体の一部であって、中心ではない・共同体感覚~

■アドラー心理学における外せない共同体感覚

・対人関係のゴールは「共同体感覚」
 ⇒他者を仲間だとみなし、そこに「自分の居場所がある」と感じられるこ   と。
  共同体感覚とは、幸福なる対人関係のあり方を考える、もっとも重要な指標。ポイントは私とあなたを起点として考え、自己への執着(自己中心的)を他者への関心へと切り替えていくこと 
 ⇒「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「私」にしか関心がない自己中心的なライフスタイル
 ⇒人は「私は共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる。ポイントは自らの主観によって「私は他者に貢献できている」と思えること。
 ⇒他者との間に、一つでもいいから横の関係を築いていくこと。
  意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張することが大切


~いま、ここを真剣に生きる・自己肯定ではなく、自己受容~

■アドラー心理学における外せない自己受容

・「変えられるもの」と「変えられないもの」とを見極める
 ⇒我々は何かの能力が足りていないのではありません。ただ「勇気」が足りていないのです。
・今ここに強烈なスポットライトを当てる
 ⇒過去も未来も見えなくなり過去にどんなことがあったかなどあなたの
 「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。人生とは点の連続であり、連続する刹那である。どこに到達したのかを線で見ていくのではなく、どう生きたのか、その刹那を見ていく。そのことが理解できれば、人生を物語に見立てることは必要なくなるでしょう。


ありのままを受け入れると(自己受容)⇒裏切りを恐れることなく「他者信頼」することができる。そして他者に無条件の信頼を寄せて、人々は自分の仲間だと思えているからこそ、「他者貢献」することができる。さらには他者に貢献するからこそ、「私はだれかの役に立っている」と実感し、ありのままの自分を受け入れることができる。すなわち「自己受容」することができる。

「やり抜く人の9つの習慣」 やめるべきことよりやるべきことに集中する

2020-09-20 07:43:35 | 日記
~自分を追い込まない~
①誘惑と出会いやすい時間や場所を把握する
やめたい習慣や癖があるなら、それをしがちな状況や時間を自覚することが大切です。そして、そうした状況を避けるようにしましょう。

②大きな目標は一つに絞る
大きな意志力が必要なことは、一つだけに絞るべきです。

③やめるなら一度に完全にやめる
「ちょっとだけならいいだろう」という考え方を捨ててください。
その方が意志力を消耗してしまうのです。

~「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する~
①「~しない」という目標を「~する」に変える
目標の多くは「~しない」という形のものになりがちです。こうした目標は、反対にその行動への衝動を高めてしまいます。

②「~する」という目標を if then プランにする
もし次に~したいと思ったら⇒代わりに~するようにする




「やり抜く人の9つの習慣」 成長することに集中する

2020-09-19 17:34:00 | 日記
~成長することに集中する~
①焦らず完璧主義にならないようにする
物事のコツをつかむには時間が必要だということを知ること。
最初は失敗するかもしれないが、知れも当然のことだと思うこと。

②うまくいっている人に助けを求める
すでに結果をだしてる人、うまくいっている人を探してフィードバックをもらえるようにお願いをすること。

③人と自分を比べない
あなたは成長していますか?今の自分と過去の自分を比べてみてください。
もし答えがNOならもう一度②に戻ってみてください。

~「やり抜く力」をもつ~
①苦手とすることを振り返る
「人生で(あるいは仕事で)苦手とすることはなんですか?」
自分に正直になって、少しの時間考えてみてください。

②自分の思い込みを注意深く観察する
苦手なことについて「できるようになる」と考えていますか?
それとも「自分には向いていないからどうせ無理」と考えていますか?
もし後者なら、自分自身にハンディキャップを課していることになります。
どんなことでも努力と経験で上達することができる。このことをしっかりと心に刻んでください。

③固定的知能観にとらわれていないかを、注意深く振り返る
もし、とらわれていると思ったら、今すぐ考え直すべきです。拡張的知能観で「自分には伸び代がある」と信じることで、「グリッド(やり抜く力)」を発揮することができるようになるのです。

~筋肉を鍛えるように意志力を鍛える~
①意志力は有眼であることを意識する
意志力は、使うと消耗するものです。意志力が尽きたと感じたら、少し休んでから新たなことに取り組みましょう。

②「特効薬」で意志力の回復を早める
・気分が上がることをする
・自分を褒める
・自分の周りの「鉄の意志」を持つ人を思い浮かべる

③意志力を鍛える
意志の力は日々の訓練で強くなります。まずは日常的な小さな目標に取り組んで、意志力を鍛えてください。いつしか、大きな目標に取り組む意志力が身に着くはずです。



「やり抜く人の9つの習慣」 自信は必須の条件

2020-09-18 09:42:00 | 日記
自信は必須の条件

自信=自己効力感(望む結果を得るために必要とされる能力が自分にはある。という確信。)
  ⇒自己効力感は4つの要素で成り立っている

①成功体験(実際に自分が達成した成功の体験)
 ⇒過去にその体験を豊富に持っていれば困難な課題に直面しても自分の達成  能力への確信は簡単には揺るがない。逆にあまりなければ、ちょっとした  失敗をするだけで自己効力感は小さくなってしまいます。
 ・OJTの重要性
  やる気はあっても仕事のスキルを持たない人は、失敗を繰り返して自己効  力感を失ってしまいがち。そのため業務遂行に必要な知識を身につけさせ  るだけでなく何度も成功体験を繰り返させて自己効力感を上げるというと  ころにある。

②他者の体験から学ぶ(他者の体験を追体験していく)
 ⇒特に困難だったこと、比較的容易にできたことを知ることが役立ちます。

③他者からの保証や警告(「あなたなら必ずできるよ」とか「そんなことして はだめだよ」というような言葉)
 ⇒強力な効果はない

④その時々の私たちの気分

ポジティブシンキング(=自信× =積極的思考○)の問題点

・悪いネガティブシンキング
 いつも失敗している私にこんなことができるわけない
 ⇒自身に欠いている
・良いネガティブシンキング
 これはなかなか難しい仕事だ。気を引き締めて取り組もう
 ⇒自信に裏打ちされて成功につながる

・悪いポジティブシンキング
 目標を達成した場面ばかりを想像して、そのための準備を何もせず待つ
 ⇒目標達成の力を阻害し成功する確率は下がる
・良いポジティブシンキング
 目標を達成するために乗り越えるべき障害を考え、自分にはそれを乗り越え る力があると信じて対応策を検討する人の方が成功する可能性はかなり高  い。
 ⇒自信は困難から目をそむけることでは得られません。

やる気が上がる8つのスイッチ

2020-09-17 18:21:00 | 日記
~「証明」を求めるより「成長」を目指そう~

やる気を出すのは二つのマインドセットがある
①証明マインドセット
②成長マインドセット

証明マインドセットとは⇒すごい人と思われたい
成長マインドセットとは⇒すごい人になりたい

結論
⇒成長マインドセットを持つ方が有利に働く!
⇒マインドセットとは固定的なものではなく誰でも変えられるものである!

では各マインドセットの特徴はなんだろう

■証明マインドセットの特徴
・自分と他人をいつも比べていて、助けを求めるということもあまりやりたがらない。
・ミスをすることをいつも恐れているし自分には出来ない、自分には無理だということを人にもわかってしまうことが怖くて仕方ない。
・困難にぶつかったときには不安に押しつぶされてしまったり、あきらめてしまう。
・「自己充足的予言」となってしまう。
不安感から状況が悪化し、実際に失敗する。そしてあきらめるようになり、挑戦することをやめてしまう。

■成長マインドセットの特徴
・他人の目をあまり気にしない。
・他人がたとえ認めてくれなくてもやると思ったことはやる。
・困難にぶつかったときは粘り強く頑張り続けるという特徴がある。


次はやる気にフォーカスしてみる

~「獲得」か「回避」かを知って強みにする~

獲得フォーカスとは⇒称賛を得ることに動機づけられる
回避フォーカスとは⇒批判を避けることに動機づけられる

では各フォーカスの特徴とはなんだろう

■獲得フォーカスの特徴
・やる気=情熱。肯定的なフィードバックやうまくいったという確信や称賛によってやる気UP!自分の能力に疑問を持つようになるとNG
・「リスクを取らねば何も得られない」が信条。多くのことを手に出しがち、仕事を先延ばしにしがち。
・得意なことは実験的、抽象的にあらゆる選択肢や可能性を考えつくこと、多くのアイディアをだして組み合わせたり情報を組み合わせたりすること。
・スピードを尊ぶ。
・結果に対して短距離走。

■回避フォーカスの特徴
・やる気=自衛的なもの。否定的なフィードバックや自省、批判などによりさらにやる気UP!過大な信頼や大げさな称賛はNG
・現状イイをすることに意識を向ける。慎重。やり始めたことは最後までやろうとする。最初から時間を多めに見積もり、期限までに完了できるようにする。
・得意なことは分析的、個別的、具体的な議論。細部に目を届かせ、何が問題化何をすべきかを細かいところまでよく覚えていること。
・正確さを尊ぶ。
・結果に対して長距離走。


結論
⇒獲得と回避のどちらのフォーカスも成功するためには必要!
⇒自分と相手のフォーカスを意識して、それぞれの最高の力を発揮できるようにしていく!