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熊野(ゆや)の清水:長南町

2017年12月07日 | BOSOの見どころ+α

今年の6月と8月に、昭和60年に環境庁認定の名水百選に千葉県内唯一選ばれた「熊野の清水(ゆやのしみず)」に行って来ました。

場所は、長南町ののどかな山間の田園地帯の熊野地区にあります。

茂原長南I.C(圏央道)より15分位です。(長生郡長南町佐坪2,3888)

杉の木立の中にひっそりと佇む小さな湧水です。

古い文献によると弘法大師が全国行脚の途中この地に立ちより水がなく農民が苦労しているのを見て法力により水を出したと伝えられています。

室町時代から約100年の間、鶴岡八幡宮直営の湯治場として栄えていました。

当時の地区の名前は「湯谷」と呼ばれていたことから「ゆやのしみず」と呼ばれています。

現在では、農耕・生活用水として利用されており、弘法大師にちなみ別名「弘法の霊泉」とも呼ばれています。(町HPより)

熊野の清水の水量は平均すると、毎分48Lです。湧水は一宮川に合流して太平洋まで注いでいます。

水の硬度は1Lあたり約54.5mgであり、炭酸水素カルシウム、炭酸水素ナトリウム、硝酸イオンなどの成分が含まれています。

飲んだ時に甘味を感じることができ、さっぱりとした味わいだそうです。私には、単に美味い水としか感じませんでした。

近くでは「清水の里 熊野直売所」、「がんこ茶屋」が営業しています。

「がんこ茶屋」は、「熊野の清水」を利用して、約8時間かけて抽出した「水出しアイスコーヒー」が頂けます。

マスター(橋爪さん)は、白鬚がトレードマークの親爺さんです。

今回は、昼時でしたので、あーちゃんと蕎麦を頂きました。(大盛は、2段になっています)食べかけですみません。

営業時間は、11:00~帰りたくなるまでだそうです(笑)。行きたい方は、早めにどうぞ。(定休日:火曜日)

「熊野の清水」の向かいにある「熊野の清水公園」には「スカシユリ」や「花ハス」など様々な花が咲くそうです。



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