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夏の花:深山猪独活

2020年08月01日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日、庭の草取りをするので「紳士麦わら帽子」を買ってきた。

農家のおじさんが被ってる昔からあるタイプ。これに蚊除けのネットを被る。

これまで何度も購入しているが汗まみれになり臭くて廃棄処分。

今回も、Made in China。価格は税抜き599円。300円代の店もある。

ちょっとお洒落なカウボーイ風ハットは100円高い。

599円で利益が出るのだから、アメリカに圧力?をかけられても中国依存は止められない。

しかし、重要なマスクなどは国産にしてほしい。補助金を出しても。

 

夏、尾瀬(標高1,400m)など深山に行くと背が高くてよく目立つ花が其処彼処に咲いています。

花火が拡がったような花が咲く、日本固有種の「ミヤマシシウド(深山猪独活)」(セリ科)

 

山菜の「ウド」と名前は似ていますが食べられません。本種はセリ科で、ウドはウコギ科。

花期は7~8月。写真は7月17日に尾瀬で撮影。

大きさ5mmほどの小さな花が大量に集まって咲き、花径も特大サイズ。

草丈は2m程にもなります。

葉柄の基部は輪状にふくらんで茎を抱く。茎には毛がない。

葉は3回羽状複葉。小葉は長さ6~15cmで卵形~卵状長楕円形。

先はやや尾状にとがり、縁には鋭い鋸歯があります。

 

こちらも日本固有種の「シシウド(猪独活)」。本州~九州の明るい草地に生える多年草。

シシウドによく似ていますが、ミヤマシシウドは葉がより広く、小葉も大きく、茎に毛がない。

他によく似た「オオカサモチ」、「オオハナウド」もあり、ほとんど見分けがつきません。

花期は8~11月。「ミヤマシシウド」同様、花には蜜が多く、たくさんの虫が集まります。



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