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春の花:吸い葛&突抜き忍冬&瓢箪木

2021年05月17日 | 花さんぽ・花めぐり

フェンスの「スイカズラ(吸い葛)」(Lonicera japonica)が満開になり、甘い香りが漂ってきます。

花の管の基部に蜜があり、吸うと甘いので「吸い葛」という名がつきました。

スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本で、冬でも葉がついているので「ニンドウ(忍冬)」とも呼ばれます。

開花期は5~6月。

蕾や花は始めは白色ですが、後に黄色になるため、2色が同時に咲き乱れるので「キンギンカ(金銀花)」とも呼ばれます。

 

日本ではありふれた野の花ですが、ヨーロッパなどでは、英名「ジャパニーズ・ハニーサックル」(Japanese honeysuckle)と呼ばれ、庭に植えられます。

同じ仲間で北アメリカ原産の「ツキヌキニンドウ(突抜き忍冬)」(Lonicera sempervirens)

上部の葉の2枚が合着し、花柄が突き抜けているように見えることからこの名が付きました。

香りはありません。

英名「トランペット・ハニーサックル」花期は5~10月と長く、生長も早い。

花は長い筒状で、先端が浅く5裂し、外側は橙紅色、内側は黄色のぼかしになります。

 

こちらは別の品種のようです?。

よく似た「ヒョウタンボク(瓢箪木)」(Lonicera tatarica var. morrowii)

落葉低木。花期:4~6月。花色は、忍冬同様、白から黄色に変化することから、別名「キンギンボク(金銀木)」ともいいます。

熟すと赤くなる果実が2つくっついて瓢箪形になることが名前の由来です。

液果は6~7月頃熟し、「ユスラウメ」のように見えますが猛毒です。



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