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夏の花5:ポーチュラカ

2019年08月07日 | 花さんぽ・花めぐり

色鮮やかでカラフルな花を次々に咲かせる「ポーチュラカ」(Portulaca oleracea

別名:ハナスベリヒユ スベリヒユ科スベリヒユ(ポーチュラカ)属

花期:7~10月 一日花で、草丈10cm程度です。

非耐寒性一年草で冬の温度が5~10℃くらいなら、冬越しも可能のようです。

夏でも咲き続けるので花壇にはもってこいの花です。

花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色があります。

開花すると4cm~5cmもある大輪の種や絞り咲きもあります。

可愛らしい八重咲きの’イエローマジシャン’という品種

イエロー&ピンクの品種

「マツバボタン(八重咲き種)」(写真↑)の仲間で、「スベリヒユ」が原種です。

葉や茎が肉質で、地面を覆うように広がりる乾燥に強い植物です。さし芽で簡単に増やせます。

花色が多彩で、これだけ咲いていると圧巻ですね。

スベリヒユ(写真↓)」は、引っこぬいても乾燥に強く、なかなか枯れないので、畑の邪魔者として農家を悩ませています。

ところが山形では「ひょう」と呼び、生か干して食用にするそうです。干したものが店でも売っているというから驚きです。

「 ポチュラカ」も食べられる?そうですよ。

私は食べたことはありませんが、多肉植物で液胞に蓄積されたリンゴ酸による酸味とぬめりのある食感とのこと。

「スベリ」は、ヌルヌルを、「ヒユ」はカワイイという意味を持つそうです。

中国では「スベリヒユ」の別名を「長命菜、長寿菜」と呼ばれ、利尿作用、葉の汁は傷や虫さされなどに効くそうです。



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