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正月飾り「門松」

2020年01月01日 | 花さんぽ・花めぐり

国指定重要文化財の「旧吉田家住宅(柏市花野井)」

長屋門前に歳神様をお迎えする「門松」が飾られていました。どうです立派な門松ですね。

竹が目立っていますが、大事なのは松で「祀る」に通じ、長寿の象徴とされるおめでたい木です。

関東の門松は3本組の竹を中心に、周囲に短めの若松を配し、下部を藁で巻く形態が多いそうです。

これに加え「キミノセンリョウ(黄実千両)」と赤い実の「センリョウ(千両)」も飾られています。

竹の切り口を下の方に節を入れて笑っているように見せる手法が用いられています。

竹を斜めに切るのを「そぎ」と言いますが、先端を真横に切るのが「寸胴(ずんどう)」で元々の形式だったそうです。

門松を片付ける時期は、地域によって差がありますが、関東では一般的には1月7日(松の内)までとされています。

長屋門の全景。3日までは休園とのこと。なかなか本格的な門松を見る機会がないので是非立ち寄って見て下さい。

因みに我が家の正月飾りは貧弱ではありますが、

松にセンリョウと小さな鏡餅に

しめ飾りです。今年も皆様にとって良い年になりますように!



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