田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

つくば植物園:水草展②+α

2024年08月17日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、フルハウスに行ったら「ポポー」(バンレイシ科)の木が倒れていた。

以前、大きなポポーの木が倒れたとブログに投稿しましたが、そのこどもの木になります。

台風7号の強風で他の竹木なども倒木したり、枝葉が散乱して酷い状態だと思います?

後始末に行かねばなりませんが、今日は最高気温37℃を超えるとの予報。想像しただけでげんなりします。

 

水草展の水草と園内の水草です。

中央の沈水葉が「ササバモ(笹葉藻)」 ヒルムシロ科 ヒルムシロによく似ていて間違われる。

ササバモの花 両性花で花弁と萼片はなく、葉腋に穂状花序をつける。

ガシャモク」 ヒルムシロ科 

産地は数ヶ所しか残存しておらず、絶滅危惧AⅠ類(CR)に指定されている。

アカウキクサ」 アカウキクサ科 水田やため池等に生育する浮遊植物

ジュンサイ(じゅん菜)」 ハゴロモモ科

若芽を酢の物やお吸い物に用いる。ぬるぬるとした触感が特徴。

白い花が咲いている「シロバナナガバノイシモチソウ(長葉石持草)」 モウセンゴケ科

葉に線毛があり、粘液によって昆虫などを捕らえる食虫植物

ヒルムシロ(蛭蓆)」 ヒルムシロ科

浮葉は笹の葉のようで艶があり、沈水葉はセロファン状。

オヒルムシロ(御蛭蓆)」 ヒルムシロ科 浮葉と沈水葉をつける。

吹田原産の「吹田クワイ」 オモダカ科

正月に欠かせないクワイはオモダカを、地下の塊茎を大きく選抜したもの。

ミジンコウキクサ」(小さい方)サトイモ科 世界で最も小さい陸上植物

※大きい方は「コウキクサ(小浮草)」 どちらも浮遊性の水草です。

500倍拡大模型

 

最小の花

フトイガヤツリ(太藺茅吊)」 カヤツリグサ科

茎は編み物に使われ、根茎は香辛料とされ、日本では切り花にされる。

マコモ(真菰)」イネ科

 

黒穂菌に感染した芽の一部が肥大した部分が、「マコモダケ(菰田筍)」として食用になる。

サトイモノ近縁種「ハスイモ」サトイモ科

高知県や徳島県で栽培され、酢の物やサラダ、みそ汁の具として用いられる。

ピアス」(装飾品)に用いられる「Syngonanthus nitens」 別名:カッピンドウラード ホシクサ科 

黒いのが「ヒシ(菱)」の実と猪苗代湖産ひし茶 ミソハギ科

猪苗代湖に生育しているヒシの実から作られているお茶。ヒシ100%