2979.~心理測定結果に基づいて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:」(10月30日)~
おはようございます。相模原教室の北村です。
国語の音読と読解。
5年生のNくんと、講師が問題文を読み聞かせた上で解答を考える授業を行いました。Nくんは文の内容をきちんと理解しており、すらすらと正しい答えを話しはじめます。とてもうれしくなりました。
今まで、理解が難しいと思い込んでいましたが、それは、視覚からの認識が苦手なだけで、聴覚からの認識であればちゃんと理解して、意見や感想を話すことができるのでした。
理解のアプローチへの手段は、いろいろなやり方があります。改めて、実感した出来事でした。
◇ワンポイント・メッセージ◇
聴覚優位であるか、視覚優位であるか、心理測定結果から正しく判断し、生徒さんに即した指導を行うことは肝要です。多くの親御さんは、お子さんに心理測定を積極的に受けさせ、その結果をお持ちくださいます。心理測定数値と心理士による説明は、学習指導において大変有効です。
かつてと比較し、心理測定結果は在籍すべきクラスを特定するための手段とされるだけではなく、ひとり一人の子どものサポートや進路において何が必要か、という個に即した観点が明確化されてきています。
それに基づいて講師が方法を講じることによって、生徒さんに自信を持たせてあげることがてきます。Nくん、良かったですね。