4334.~エレファース絵画展~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「絵画展作品、制作中」(3月8日)
おはようございます。所沢教室の榎戸です。
Sくんは絵を描くことが大好きな小学5年生です。
エレファース絵画展に向けて作品を制作中です。
2月初め、絵画展の開催日程を伝えると、
「計画を立てよう!」と真剣な表情で鉛筆を手に取りました。
まず来室日を記入しました。
「この日に仕上げだから…」と逆算して自ら計画を立てていきます。
それは前回の絵画展の際、講師が助言しながら行った作業です。
「絵の具が混ざるといけないから、3回にわけよう」
乾かないうちに次の色を塗ってにじんでしまったことを思い出したようです。
そして画題。
「なににしようかな」、「先生は何がいいと思う?」、「うーん なやむ」等、
何かを決めることに対していつもは時間を要するSくんですが、
今回は「〇〇の仲間にする!!」と即決でした。
「どんどん決めて、どんどん描かないとね」意欲的な言葉が次々に出てきます。
「バックに○○と○○を描こう!色はこんな感じにする!」あっという間にイメージが出来上がりました。
そして先日、予定通りに下書きが完成しました。
出来上がる作品が楽しみなことはもちろん、毎時間取り組む姿勢に大きな成長が見られ、嬉しい時間を過ごしています。
◇ワンポイント・メッセージ
Sくん、すばらしい取り組みぶりですね。昨年度の絵画展の経験がしっかりと生かされていますね。日程の計画、テーマの選定、手法の工夫、構成、・・・何から何まで次々と発想して、決断して、一人前。前回の絵画展は10月でしたので、この間ちょうど半年です。記憶も新しいところがあり、また制作意欲にも前回との良い関連があるのかもしれません。4月8日(土)9日(日)、Sくんの作品を見られるのが楽しみです。会場は、武蔵野プレイス1Fギャラリーです。