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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

640.研修会より:できないことをやらせていませんか?

640.研修会より:できないことをやらせていませんか?

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

(つづき)できないことをやらせていませんか?生活リズムを順調に整えていくための確認事項のひとつです。

 たとえば、一日の生活の中での学習の時間、またその中での「音読」。

 一文字一文字たどり読みの段階のお子さんに、宿題の単元全ページ(2ページとか3ページ、それ以上)を読ませようとしていませんか?たどり読みの段階だとしたら、せいぜい半ページが適量でしょう。それでも、「がんばったね」、「読めたね」、とほめてあげていいくらいです。

 では、音読の宿題はあきらめた方がいいのでしょうか?そうでは、ありません。できる形で、行わせましょう。

 たとえば、半ページを繰り返し読ませる。あとは、模倣読みにする。読みきかせにする・・・などです。

 書字も然り、計算も然り、靴をはく、着替えをする、歯をみがく、顔を洗う、食事をする、など生活課題も然りです。

 そのあたりを、分析的に科学的に行っていくと、指導する親御さんの立場としても楽しくなってきます。

 無理をさせずに、できることから上手にステープアップさせてあげましょう。
 そして、楽しく穏やかな気持ちで一日を終わらせてあげましょう。
 

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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