発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

410.一息ついて

410.一息ついて
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所

 3月に入りました。学校では、各学年の課題はそろそろ終えた頃でしょうか?教室に通う中学生も、先週で学年末テストを終えたところです。

 この3月をどう過ごすかは、来年度4月のスタートに大きく関係しています。学校の学習が先に進まずにとどまっているときこそ、お子さんに合った有意義な過ごし方を考えてみましょう。

 ・この1年間を駆け抜けるようにして過ごしてきた方は、休むことも必要です。
 ・身辺の片付けに充てるのもいいですね。
 ・もちろん復習に充てることも大切です。
 ・予習に充てることも可能です。
 ・普段できないことに時間を使うことも意味があります。

 ともすれば、何ということをしないままに過ぎてしまう3月ですが、このように少し目的をもって過ごしましょう。春休みは短いですから、春休み前も含めて3月というひと月単位でとらえてみましょう。

 中学生の学期ごとの考査の指導をしていていつも思います。テストの前日ぎりぎりまで授業を進め続けて、「今日やったところまでが試験範囲!」なんていうことがよくあります。「これって、だれのための試験範囲?」と思ってしまいます。

 「教師として教えるべき内容は一応やったぞ!」ということにしかなりません。生徒がわかっているか分かっていないかは二の次で、とにかく教師のノルマは果たした、といった感じです。生徒が家で復習をして、分からないところがあったとしても質問もできません。

 学校の教育では、よほどゆとりのある生徒を除いたら、ほとんどがいつも追われているような学習の進め方です。

 この追われっぱなしの教育体制の中で、少し息継ぎできるのがこの3月です。4月の始業式までにはちょうどひと月程ありますから、どんなふうに過ごしたら良いか考え、大切に過ごされることはお勧めです。



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造形リトミック研究所
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