クリスマス・イブ、いかがお過ごしですか?
ご家族で楽しくお過ごしでしょうか?
明日は多くの学校で、終業式ですね。2月期の頑張りがどんな形で評価されるにしても、お子さんの頑張ったところや良いところを見つけて評価してあげましょう。たとえ小さくても、たとえ少なくても、それがいかに見つけられるかは親御さんの技量にかかっています。
たとえ成績が下がっていても、また行動の評価で問題点があっても、直接的に咎めたり、叱ったりしないことです。また、親御さん自身もがっかりしないことです。
「少し下がちゃったけど、元気に頑張ったよね」とまず、全体的な評価をしましょう。その後で、こんど頑張るべきところを具体的に指摘しましょう。
たとえば、
「3学期は国語の読みももう少し頑張ろうね」と促しましょう。そして具体的方法も示しましょう。
「じゃあ、冬休みの間に、3学期にやる国語の教科書を毎日お母さんと一緒に読もうか?」というように。
「なら、毎日朝10時から10分間、国語の教科書を読もう!その後ついでに、漢字の練習もやっちゃおうね。お母さんと一緒にね」と「手伝うよ」「応援するよ」という気持ちをしっかりと伝えましょう。
「ちゃんと勉強しないから下がっちゃったでしょ!冬休みも、勉強よ!」では、まず効果は期待できません。いやいやする勉強、ノルマで行う勉強、場合によって成績が下がった罰として行うような勉強では、良い結果が得られるはずがないからです。
ここで教室のモットーが生きてきます、
「楽しむことからのパートナー」 :パートナーとして、一緒に楽しく勉強してあげましょう。
「新しく知ることからのパートナー」:新しいことを知ったら、お互いに「ふーん」「へぇー」「そんなんだ!」と 知ることの喜びを共有しましょう。
「ちょっと簡単からのパートナー」:できるところから学習を始めましょう。難しいところはどんどん教えてあげて、「できる」という自信を持たせてあげましょう。
12月の中旬ごろ、学校の学習やまとめのテストが一段落した頃から、このブログでは「ここでしばらく、学習に追われてきた気持ちも体も休めましょう」とくり返しお話して来ました。ここ10日程の間の休息が、ここから生きてくるのです。冬休みに、上手に生かしていきましょう。親御さんもお子さんも少しゆったりとしたところで、冬休みは的をしぼった学習を穏やかに規則正しく進めていきましょう。
(つづく)
造形リトミック教育研究所
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