(御崎道から臨む高島)
「みさき道」は江戸時代から盛んになった観音詣での信仰の道と言われています。昔の人は長崎市内から長崎半島を南下して先にある観音寺(脇岬町)をつなぐ約28キロの山道を物見遊山を兼ね、一日、または一泊二日の日程で歩いていたというのです。抜け荷(密貿易)の道としても使われていたみさき道は興味深い・・・。宅地造成や道路建設などで昔ながらの道は寸断され、コースは明確でなくまだまだ研究の余地を残しているみさき道を”いきあたりばったり”でそよ風さんと2人で歩いてみることにしました。
ルート 三和行政センター~P141~秋葉山~鶴山~徳道~サイクリングロード~木場~車道~亜熱帯植物園 (計16km)
歩行時間 5時間20分
今日の最高温度は20度を上回るという予報に暑さを覚悟して家を出ました。出島付近でそよ風さんの車に乗っけてもらうことになっています。川を挟んで見る出島はより出島らしい風情があって今日のスタートに相応しい。
車で30分かけて三和町へ移動。三和行政センターに駐車し、コンビ二裏の畑から取り付きましたが・・・この道標を見つけるのに苦戦。4年前の記憶が曖昧で見事に出鼻をくじかれ、P141まで廻ることになりました(笑)
以前時計を落とした八幡様です
温度は高いのですが海風が涼しくほんのり汗をかく程度の山歩きは快適です。みさき道からはずれること10分ほどで木漏れ日が優しい秋葉山山頂(254、3)へ。
昔、みさき道で命を落とされた女性を弔った跡
古人が鶴を見送ったという鶴山(251)への分岐。さてさて鶴の姿は見られるでしょうか?「山頂は木々に覆われていて見晴らしが良くない」と聞いていましたが、プレートには「展望良し鶴山→」と指示があるので期待できそう。ところが山頂らしき頂上は展望悪い。もっと奥へ本当の頂上があるかもしれないと、先へ進み、さらに小ピークを越えて岩場の頂上らしき所にたどり着きました。展望はばっちりですが、地図を確かめると「さっきの見晴らしのきかないのがP251(画像)がやはり鶴山みたいねぇ~」との結論に達しました。どの山を鶴山と呼んでいるかということにもなりそうですが・・・。
最近踏み入れた形跡のない荒れた高巻尾根道を使ってみさき道へ合流。道標には記されているが廃道になってしまっている道もいくつかあります。
ホウロクイチゴとジロボウエンゴサク
下のようなみさき道塚が50本建てられていたはずですが10本しか現存していません。御崎より2里、長崎から5里と記されていました。
サイクリング道をてくてく歩いていると甘い香りが漂ってきました。水仙は終わりがけでしたが海を背景にすると絵になります。やはり野母と水仙は切り離せません。
これが原木は野母と外海地区にはないと云われている伝統の柑橘『ゆうこう』でしょうか?一つ頂いて味見!レモンやゆずに比べて酸味がまろやかで甘い
コショウ科フウトウカズラ
キブシ科キブシ
天草でもみかけました。たぶん海岸沿いの植物でしょう。何の花か教えて下さい
(イヌガシと雑草さんから教えて頂きました)
途中までは快適だったみさき道もゴルフ場に阻まれ、道が怪しくなり、後半は舗装道路歩きとなりました。暑さもこたえ読図もギブアップ状態となり、殿隠山と遠見山からゴールの御崎観音寺へは断念し野母崎亜熱帯植物園へと回ってフィニッシュ。季節を選べば古人を懐かしんで街道歩きも味わいがあります。そよ風さん、またリベンジしましょうね。
下記黒線がみさき道ですが、私たちが歩いたのは黄色のラインです。
「みさき道」は江戸時代から盛んになった観音詣での信仰の道と言われています。昔の人は長崎市内から長崎半島を南下して先にある観音寺(脇岬町)をつなぐ約28キロの山道を物見遊山を兼ね、一日、または一泊二日の日程で歩いていたというのです。抜け荷(密貿易)の道としても使われていたみさき道は興味深い・・・。宅地造成や道路建設などで昔ながらの道は寸断され、コースは明確でなくまだまだ研究の余地を残しているみさき道を”いきあたりばったり”でそよ風さんと2人で歩いてみることにしました。
ルート 三和行政センター~P141~秋葉山~鶴山~徳道~サイクリングロード~木場~車道~亜熱帯植物園 (計16km)
歩行時間 5時間20分
今日の最高温度は20度を上回るという予報に暑さを覚悟して家を出ました。出島付近でそよ風さんの車に乗っけてもらうことになっています。川を挟んで見る出島はより出島らしい風情があって今日のスタートに相応しい。
車で30分かけて三和町へ移動。三和行政センターに駐車し、コンビ二裏の畑から取り付きましたが・・・この道標を見つけるのに苦戦。4年前の記憶が曖昧で見事に出鼻をくじかれ、P141まで廻ることになりました(笑)
以前時計を落とした八幡様です
温度は高いのですが海風が涼しくほんのり汗をかく程度の山歩きは快適です。みさき道からはずれること10分ほどで木漏れ日が優しい秋葉山山頂(254、3)へ。
昔、みさき道で命を落とされた女性を弔った跡
古人が鶴を見送ったという鶴山(251)への分岐。さてさて鶴の姿は見られるでしょうか?「山頂は木々に覆われていて見晴らしが良くない」と聞いていましたが、プレートには「展望良し鶴山→」と指示があるので期待できそう。ところが山頂らしき頂上は展望悪い。もっと奥へ本当の頂上があるかもしれないと、先へ進み、さらに小ピークを越えて岩場の頂上らしき所にたどり着きました。展望はばっちりですが、地図を確かめると「さっきの見晴らしのきかないのがP251(画像)がやはり鶴山みたいねぇ~」との結論に達しました。どの山を鶴山と呼んでいるかということにもなりそうですが・・・。
最近踏み入れた形跡のない荒れた高巻尾根道を使ってみさき道へ合流。道標には記されているが廃道になってしまっている道もいくつかあります。
ホウロクイチゴとジロボウエンゴサク
下のようなみさき道塚が50本建てられていたはずですが10本しか現存していません。御崎より2里、長崎から5里と記されていました。
サイクリング道をてくてく歩いていると甘い香りが漂ってきました。水仙は終わりがけでしたが海を背景にすると絵になります。やはり野母と水仙は切り離せません。
これが原木は野母と外海地区にはないと云われている伝統の柑橘『ゆうこう』でしょうか?一つ頂いて味見!レモンやゆずに比べて酸味がまろやかで甘い
コショウ科フウトウカズラ
キブシ科キブシ
天草でもみかけました。たぶん海岸沿いの植物でしょう。何の花か教えて下さい
(イヌガシと雑草さんから教えて頂きました)
途中までは快適だったみさき道もゴルフ場に阻まれ、道が怪しくなり、後半は舗装道路歩きとなりました。暑さもこたえ読図もギブアップ状態となり、殿隠山と遠見山からゴールの御崎観音寺へは断念し野母崎亜熱帯植物園へと回ってフィニッシュ。季節を選べば古人を懐かしんで街道歩きも味わいがあります。そよ風さん、またリベンジしましょうね。
下記黒線がみさき道ですが、私たちが歩いたのは黄色のラインです。
そうですか!
私らも歩きながら少々疑問に思えたのを思い出しています。今朝もちょうどJAに野菜を買いに行き、『ゆうこう』の蜜柑を目にして懐かしく思っていたところでした。
先ほど少しだけ拝見致しましたが、後ほどゆっくり読ませて頂きます。
取り急ぎお礼まで。
http://blogs.yahoo.co.jp/misakimichi/65827788.html
どこかの山でお会いしたかも知れませんね。
あのなぞの木の名前が分かってよかったね。
雑草さんに感謝。
ところでGPSデータはマイピクチャに取り込んで、拡張子をjpgに変換したらいいよ。
それとサイズも小さくしないとね。
天草行きもみさき道の再チャレンジもあるね~
そのうち~
ゆうこうに似ていますね。最近長崎のNETの友から送っていただき初めて見て、食べてみました。美味しいですね。種を播いてみようとおもっています。