コナラの枝先が青い葉を付けたままたくさん落ちていました。切り口がきれいな上に鋭利な刃物ですぱっと切ってあり、どんぐりには産卵した跡の黒い点があります。犯人は誰か!
(何年か前に拾ってきて観察)これはオトシブミ科ハイイロチョッキリがドングリに産卵し枝を落としたのです。植物は、黙って虫に食われるままになっているのではなく、かじられた葉の切り口から自分を守るために物質を分泌し、また傷口から幼虫の成長を妨げる物質を出します。葉を切り落として葉っぱの出す毒から幼虫を守っているわけです。
偉いハイイロチョッキリ君
↓は自然落下のどんぐりさんです。
先週、また古傷の腰をやってしまい腰掛けるのも立つのもままならず息を潜めて暮らしていましたが、山は我慢できずに思い切って日曜日に登っちゃいました。計3時間足らずの歩行時間を何とかクリアー。ちょっとぶり返しはあるものの今日はPCに向かえています。
佐賀側の中山キャンプ場からは8年前に登ったきりで簡単ルートと記憶していたのですが・・・。階段をまったく覚えていずに、長い階段はかえって足腰に負担をかけたみたい。いつも登っている反対側から登ると山容が全部逆さまで面白い。経が岳もなだらかに見えました。
時折腰の調子を伺いながら登る私に、クサアジサイの柔らかいピンクが優しげに微笑みます。
台風の影響で残暑が厳しく、湿度も高く梅雨空けを思わせる気候にへたってしまいました。不調なのは自分たちだけかと思ったら、管理人さんが「皆、今日はきつかと言うとるばい」とのこと。改めて画像を見ると皆さんお疲れ気味のようで・・・ほっとしました。
一家勢揃いのヤマホトトギス
シソ科キバナアキギリ(黄花秋桐)の長く伸びた雌しべは暗紫色で先端は2つに分かれてます。別名はコトジソウ(琴柱草)。
ツリフネソウも咲き出していました!
花の様子をつり下げられた帆掛け船に見立ててこの名がついたといわれています。花言葉はいろいろありますが、「安楽」「心を休める」あたりが似合っているかもしれません。先端のくるりと巻いた距に愛嬌を感じつつ、花のつくりを調べていたら、花の咲き始めは雄性期で、後に雌性期に性転換後、また両性期へと変化するたくましい花だとわかりました。
ヒメキンミズヒキ
キンミズヒキはヒメキンさんより花びらも大きい
金泉寺に伝わる謎の梵字?!
帰りに観た面白い山の名前は?
というわけで、時々痛み止めを飲みながら生活していま~す。
たくさん落ちているのを見つけました。
この虫の仕業だったのですね。
枝の切り口とドングリの穴を見てみなくては~
教えてもらってよかったです。ありがとう!
腰、お大事にしてくださいね。
黒い点のようにしか見えない小さな穴です!
>腰、お大事にしてくださいね
サンキュー
日に日に少しずつ良くはなってきています。
今日は痛み止めを飲まなくても大丈夫よ!
痛みで大変でしょうね。
お大事に~ って言っても登ちゃうよねえ。笑
イテテテ・・・ と言いながら。
面白い山の名前はね、浄土山。
山頂の三角点は右側のなだらかなところにあるのよ。
なかなか不思議山で、今鹿島市が売出し中の山。
鹿嶋市のポータルサイトを見てね。
http://kashima-kankou.com/exp/joudo.html
真ん中の岩峰のこともそこに書いているけど、名前を言ってはいけない岩峰なのよ。
http://kashima-kankou.com/data/joudoyama.pdf
先日行ってきたけど、この岩峰には登れそうにもなかったよ。
ポータルサイトで確認したら、早速行きたくなりました。以前そよ風さんが薦めていた国見山への例のルートもこの際ピストンで試してみようかしら・・・。(中山からの帰りに登山口もほぼ検討を付けてきたので)。
でも問題はアチさんが首を縦に振るかどうかだよねぇ~(笑)
本当は土日で「化石の森」に行く予定でしたが、天候不順などで今夏3度目の断念となりました。まさか自分の不調で3度目をダメにするとは思わなかった